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Mar 27, 2020

平成26年4月2日に事業開始をした優・悠・邑和合のこだわり

令和2年3月27日

平成24年度に大垣市が特別養護老人ホーム80床の計画を2法人に決める為の企画が大垣市のホームページにて提示されました。関ケ原町において、従来型50床とユニット40床を運営している当法人にとってまたとないチャンスと考え理事会・評議員会の承認をあて、大垣市が実施するプレゼンテーションに手を挙げる事にしました。

企画書を作成するに当たって大垣市の特別養護老人ホームの個室率を調べてみました。その中で分かった事は、当法人が平成15年事業で新館増築を計画した時はユニットで40床と言うものでしたが、先般のコラムでも書いたように岐阜県で2番目のユニットの計画だったのですが、その後は特別養護老人ホームの建設ラッシュはユニットオンリーのような形で作られてきた経過があり、大垣市の個室率は入居においては75%でショートステイに於いては80%を超えていました。その結果を基に『多床室であってもプライバシーが守れるハード』と言う考え方で提案骨子を作成しました。

その時の提案時間は4分と言う考えられないほど短いものでしたが、4分の中に杉和会の思いを原稿にすると共に、根拠となる資料を作成しました。プレゼンテーションの持ち時間は4分なので3分45秒で話が出来る為に何度も何度も読み合わせをしました。(小学生の時に国語の本読みもたどたどしかった私としてはめっちゃプレッシャーでした。)『居室は一人以下』等と言う通知がでたり、平成24年度介護報酬改正において『新設の多床室の単価は従来の多床室の基本単価よりも低く設定する』と言う『従来型を目の敵』のような制度設計の中での、ある意味『無謀』とも言える提案だったのですが、「今後の社会保障と西濃地区の現状を考えた時に個室オンリーの考え方では需要に合わなくなる。」との思いも盛り込んだ内容にしました。

プレゼンテーションの実施当日は非常に緊張しましたが、自分で言うのも変ですが落ち着いて予定通り3分45秒で話が出来、質問に対してもしっかり答える事が出来、結果的には一番良い成績を収める事が出来、めでたく平成26年4月2日に事業開始が出来ました。

その間に介護報酬改定による不思議な現象について岐阜県議会に理解を求める活動もしました。その時の私の説明の仕方は「同じような条件で建っているアパートが新しくできました。古くから建っているアパートと比較して新しいアパートの値段は高いと思いますか安いと思いますか」と県議会の先生に聞いてみました。当然の結果として「新しい方が高いに決まっているだろう。」との答えが返ってきたので、私は間髪入れずに「ところが、介護報酬のルールでは新しい方の単価が安いんです。」と答えると、議員の先生から「どのようなシステムにしたらいいのか」と聞かれたので「少なくても差額分を県単独補助をして頂けると、岐阜県は多床室を応援している強いメッセージになると思います。」と話をしたことを議会で予算をつけて頂けました。

現実的に優・悠・邑和合において従来型の使い勝手が良いとの意見を多く頂いてます。残念ながら岐阜県からの強い発信に追随する県はありませんでしたが、多床室の単価は平成27年度改正で統一されました。リピーターの皆さん、先を見るのは難しいですがこれからも精いっぱい頑張りますのでよろしくお願いいたします。