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Mar 26, 2020

看取りに対する優・悠・邑(関ケ原)のこだわり

令和2年3月26日

本日看取りの方が残念ながらご逝去されました。家族の方がお見えになり、お医者さんの死亡診断をして頂いた後に、「家族さんのご希望があればお風呂に入れさせて頂きご自宅まで送らせて頂きます。」とお話させて頂くと家族の方から「そんなことまでしていただけるのですか」と言われたので「ご縁を頂いた以上は当然の事としてさせて頂いてます。」と答えると是非お願いいたします。」と言う事で、先生の死亡確認後、お風呂に入って頂き、浴衣を着て頂き、お化粧も職員が思いを込めてしてくれました。本日亡くなわれた方は、最後の⒉週間位は清拭のみだったのでお風呂に入られてからは私の思い込みかも知れませんがほっとしたお顔になられたようにみえました。お風呂に入って頂くようになったのは職員の思いが始まりでした。

それは、随分前の事ですが、看取りだった方が最後に吐血をされ、いつものように清拭をしていて「何度も何度も綺麗に拭いても血の匂いがして何とかしたいのですが」と言ってきたのを副施設長が聞いていて「お風呂に入って貰ったら良いのではないか。」とのアドバイスを貰い、大きなたらいのような物を倉庫から持ち出し、浴室で職員が洗っていて、匂いが無くなると同時に顔がピンク色になったのに洗っている職員が感動してから、亡くなったらお湯に浸かって貰う事になったのですが、洗っている時に職員の姿勢が辛そうだったので、『本当の浴槽でないと大変だ』と感じた理事長である私が感じて先ずはホーローの浴槽を手に入れ、施設に近い養老町で車椅子を製造している『松永製作所』の常務さん(大学の後輩)と技術者の方に来て頂き「ホーローの浴槽にタイヤを付けて移動がし易いようにして欲しい。」とお願い(半ば命令)すると、技術者の方が「ホーローの浴槽にひびが入る可能性があるので難しいです。」と言われたので、「職員の亡くなってからお風呂に入れて差し上げたいの思いを実現するために何とか英知を結集して作って下さい。」と話すると常務さんが「あいからわず理事長さんは無茶ぶりされますが何とか職員さんの思いに応えれるように頑張ってみますがひびがいったりしてもお許し下さい。」で完成して今は職員の負荷もかなり軽減して湯灌が出来るようになりました。

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本日は亡くなられたのが午後1時過ぎだったので職員が多くいる時間帯だったのですが、何故か亡くなられる時間帯は深夜から早朝が多くて職員が少ない時間帯が多いのです。そんな時も必ず湯灌とお送りをするのですが、宮沢賢治の『雨にも負けず』で対応してます。それは、ご縁を頂いた以上とことんお世話をしたいとの思いからです。この考え方を一貫して実践すれば、『最後の看取りだけ』ではなく、当然ながら元気な時から精一杯のお世話の充実は作られると考えています。リピーターの皆さん杉和会の理事長はこんなに面倒くさい人間ですがこれからも宜しくお願い致します。