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Jul 4, 2020

『在宅避難』と言う言葉を初めて聞きました

九州南部の熊本県、鹿児島県を中心に大雨のニュースを8時15分からずっと報道してます。本当は本日土曜日でゆっくり8時からの朝食の日なので8時15分から『チコちゃん』を見ようと思っての事なのです。しかも、午前1時過ぎから眠れなくてずっと起きていて戦略を考えていたので(眠れないのはラッキーではあーりませんか)朝食後少しゆっくりしようと言う魂胆があっての事です。川か道かわからない状況の中で車が濁流に呑み込まれている映像を見ている時に『避難』を呼び掛けているアナウンスで「コロナの為密を防ぐ為に在宅避難も」とのアナウンスもあり、コロナの影響はこんなところにも出ていると言うことか。しかも今回もまたまた、『かつてない』と言う言葉も「この表現も最近は多いな」とも思いました。しかしながら、私は烏野先生(びわこ学院大学学部長・教授)と「今のコロナ禍で災害が起きた時に『密』を想定した体制を考えるべきだ。」と話し合っていたのですが、九州南部では正にそのような状況と言えます。その答えが『在宅避難』との事だけでは解決しないと思います。先月、当法人の評議員の淡川さんに誘われて関ヶ原町議会の聴講をした時に議員の質問の中で『密にならない避難』についてがあり、『タイムリーな質問だ』と思いましたが、町側の回答は「体育館に」と全く的を得ないものにがっかりしました。私にしても単に評論家のような事を言っていてはいけないので、烏野先生の協力も得て提案が出来るまでにして岐阜県老施協会長としての役割も果たしていかなければとも思っています。携帯でコラムを打っている時に一般の方が撮られた映像が流れて来て思いました。「今は情報が早く得られるな」と。(ここまでを施設に行く前に書き、ここからは家に帰ってからのものです。)施設で午前中は新規事業に対する情報収集をしていて、午後からは長浜の内藤仏壇店へ新しい施設が出来た時に私の思いを乗せた仏壇を寄付したいので打ち合わせに行きました。施設に帰って来てしばらくすると烏野先生から熊本県球磨川沿いにある施設に昨年行った事があり心配だとの連絡を貰い、熊本県のネットワークの中でかつて私が全国老施協研修委員長の時に副委員長としてサポートしてくれた上田君に連絡すると自分の施設は熊本県でも比較的北の方なので大丈夫だけれども球磨川沿いにある施設には連絡がつかないとの話を聞いてから家帰り着き車庫に車を入れていると総務・組織委員会幹事の田中君から施設の入居者14人が心配停止とのテロップが流れたとの連絡を貰ったので慌てて家に入りテレビを見ると残念ながら心配停止が14人との事実を確認してから、全国老施協本部に連絡すると事務局で防災担当の職員が土曜日にも関わらず出勤していたので、会員施設かの確認をすると「今来たところなので確認出来次第連絡します。」との事だったので施設にいるデイサービスの北島部長に「夜の雨の振り方によっては明日のデイサービスの対応を考えるので対応を頼む」との連絡をしたりしていると全国の事務局から「会員施設でした。」との報告を貰ったので、電話を切って直ぐに平石会長に「烏野先生は昨年8月に行った事があるとの事なので協力出来る事があればしますと言われてましたし、私も協力出来る事があれば連絡下さい。」と話するて「今は情報収集しているのでまた頼むぞ」と言われました。ところで、テレビの情報では(少ない中での情報ですが)朝のニュースの中で『在宅避難』と言っていたのか虚しく思い出されます。コロナでの密を防ぐ意味では『在宅避難』で縦移動が正解なのですがここでも『想定外』に思い知らされる結果となりました。このようになると何が正解かはわからないと言う事なので施設の責任者はその都度その都度判断しなければいけないと言う事。リピーターの皆さんその時その時の適切な判断をするためにはリスクマネージメントをしっかり理解しなければいけないと思いますので何か良い方策があれば教えて下さい。