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Jun 30, 2020

『後悔』と言う字は『後で悔やむ』ですが

一旦決めた事を後戻りしない為に新規事業について頑張ってきました。私の事業推進の原点は『福祉の事業の展開の中で地域の為に役に立ちたい。』との思いで頑張ってきました。23年の事業展開の中で、その意義と範囲は大きくなってきています。しかしながら、その展開が単なる拡大路線としての評価でしかないようなご意見が風聞として聞こえてくると愕然として正直モチベーションが下がります。

平成10年から事業展開している施設は、生まれ育った今須の地に50床の特別養護老人ホーム(優・悠・邑本館)を構想した時期で、正に介護保険制度を数年後に控えていて『保険は出来たが利用すべきところがないのは地域にとっては駄目な状態をつくる』との思いで、まだまだ、その事に気が付いていない方が多い中での孤軍奮闘でした。立ち上げた頃は『迷惑施設』のような事を言われる方もありましたが、(自然破壊などと言われて)粘り強く説明して地域の方に納得をして貰いながらの展開でしたが、今では地域の中に溶け込み地域に安心をもたらせていると自負してます。

平成16年からの40床の完全個室のユニットを事業開始したのは、特養利用者の多様性と地域の『早く入居したい』との思いを形にしたものでした。

平成26年から事業開始をした和合の入居80床とショート18床は大垣市の個室率か特養75パーセント、ショート80パーセントで、大垣市での多床室希望者のニーズにマッチしていないとの思いと、西濃地区の中心地である大垣市での展開は将来的に大事な事だとの思いからでした。事実多床室需要は多く、7年目を迎えて地域に溶け込めて来たと感じています。

そして、今新規事業としての養護老人ホームは西濃地区のセーフティーネットとして今は老朽化して稼働率も低くなっているものを全面改築をして利用しやすい状況にしたい。確かに全国的な措置控えによって赤字施設が殆どであることは理解していて『火中の栗を拾うようなもの』との意見も多く聞きましたが『8050』への懸念(80歳の親が50歳の閉じ籠りの子どもの面倒をみている問題)に気づいた者として対応すべきだとの思いからです。盲養護老人ホームについては文字通り47都道府県で岐阜県、富山県、鳥取県、沖縄県の4県にないにも関わらず手付かずであった点に対して岐阜県老施協会長として見過ごす事が出来ないと言う必然性を持った計画です。

今はいろんな意味で理解されてない面があったとしても、事業展開の中でいずれは理解して頂けると信じて頑張っています。リピーターの皆さん。実は今色々と新規事業に対してモチベーションが下がった状態なのですが、杉和会理事長として、或いは岐阜県老施協会長として揺るぎ無い展開をすべきと奮い立つのを見守っていて下さい。