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Jan 17, 2018

中堅介護職員研修 第9回目

新館一階 大口幸太

1月12日、特別養護老人ホーム優悠邑和合にて「中堅介護職員育成研修」の全11回の第9回目がありました。第9回目のカリキュラムは「モニタリングの事例検討」で内容は「対象スタッフのモニタリングについて事例検討」に参加さして頂きました。

今回の研修では、事前に各自、育成プランを作成、実施した育成プランをモニタリングし、その経過報告を行いました。発表は、資料やデータを元に経過報告をしたのですが、相手にどう伝わってほしいか、相手にどこを伝えたいのかなどを考えて作成しなければいけないと学びました。

他の参加者の発表を聞いていて、職員の育成プランにチェック表を作成し、本人にチャックさせることで、本人が自覚でき、教える側も教えることが明確になり、お互いにとって良いことなど、今後の参考になる発表が多くあり学ばして頂けました。今後、新しく職員の方を教えることがあれば生かしていきたいと思います。

介護技術の3つの大切なことは「気づき、気遣い、危険予測」であることを学びました。

職員の育成が必要な時は、必ず利用者に影響が出ている。例えば、事故報告書が増えたり、利用者が不穏になる回数が増えたりなどがある。そういう時に、なぜそうするのか考え、必要な情報を調べることが大切であり、そういう時に、職員の育成プランを作成し実施しモニタリングを行うことが大切であることを学びました。職員の育成プランを作成し実施しモニタリングを行う中で、例えば入浴介助で「皮膚の観察」という言葉を使うが、どこを観察すればいいか、介護経験のある方であれば伝わるかも知れないが、経験のない方には伝わらないかもしれない。言葉に具体性を持たせ、誰にでも伝わりやすくすることが大切で、今まで習ってきたことが、本当に必要な技術であることを、改めて学びました。

次回の第10回目のカリキュラムは「評価の技法」で、内容は「介護スタッフの評価に必要な基礎知識と実践」です。