令和元年度　東海北陸ブロックカントリーミーティングin石川に参加して

東海北陸ブロックカントリーミーティングin石川に参加しました。「あなたが創る　共生社会」と題して全体会・分科会・特別講演を通じたくさんの刺激を受けてきました。

全体会では、基調報告、そのあとに開催される分科会のインプットが行われました。基調報告では、木村副会長より現在の国の動きや介護事業所の先進的取り組みなどを聞きました。その中でもICTの部分と地域介護予防活動支援事業などのコミュニティづくりのところは今後当法人でも真剣に議論を重ね、導入や開催を検討したいと強く思いました。

グループに分かれてのグループ討議では「NEW地域づくり」をテーマに、それぞれの意見を議論しました。いかに「我が事」として認知症や介護、それだけでなく地域の問題をみんなで考えることが出来るかということを大切にし、施設から外に出ての認知症カフェの開催や、若いうちから介護や認知症に触れ理解してもらう機会づくりや、今話題の「人生会議」「アドバンス・ケア・プランニング」を法人が主体となって地域に対しても開催していくことなどを話し合いました。自分が介護するようになってから（当事者になってから）、そのことを問題とするのではなく、自分たちが生きていく中で楽しいと思える地域やコミュニティーなどを作る動きを、社会福祉法人として担っていきたいと考えました。また、個人としては「おせっかい」と思われてでも、色々なところに「心配り・心遣い」が出来るようにしていきたいと思いました。

2日目の特別講演では「人生100年時代　男と女の幸年期にするために更年期を学ぼう」と題し金沢医科大学総合内科女性総合医療センターの赤澤純代先生の講演をお聞きしました。

情報交換会の中で、ほかの参加者の方から「カントリーミーティングに参加するようになって何年ですか？」と聞かれ前々回の岐阜には出てたけどその前はどうだったか、わからなかったのですが、少なくとも12年以上にもなるなと気が付きました。たくさんの方と話をできるようになり、研修以外の場で立ち話をしていても貴重な話を聞かせて頂けるようになりました。出会いの中から、たくさんの仲間もできほんとうにありがたいなと思います。来年は岐阜で開催ですので、心配り、心遣いが出来るように準備していきたいと思います。

研修で得たヒントを形にできるように尽力し、法人のため、地域のためにも働きたいと思います。

部長　吉田　篤