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Dec 5, 2019

出張2日目です

(昨日第二段を待ってみえた方があったかも知れませんが諸般の事情で出来なかった事を先ずはお詫び致します。)

昨日は東京都の役員とのタウンミーティングがあり、大きな荷物を宿泊する平河町にある都市センターホテルに預け、先ずはランチミーティング会場である『神楽坂 割烹加賀』に11時に着いてお店に入ろうとすると、戸が閉まっているし、役員らしき方の姿が誰もない。店の周りをうろうろと観察すると、お店の営業時間は11時30分となっており、全国老施協の案内も確かに11時30分になっていたわと。11時15分からは東京都の役員さんもぞくぞくとみえて名刺交換をしながらお話をしているとお店の玄関が開いて部屋に案内して頂きました。

流石に天下に名高い神楽坂です。芸者さんの絵があちらこちらに飾られていて田舎者の私は圧倒されっぱなし。ランチミーティングなので粋な器に入った食材を頂きながら東京都の役員さんとしっかりお話をさせて頂きました。東京都の総務委員長さんが特に興味を持たれたのは当法人が取り組んでいる『トランスファー研修』についてでした。

ランチミーティングを和やかな雰囲気で終え、場所を『研究者英語センター大会議室』に歩いて移動して東京都の施設長さんら30人程とのタウンミーティングです。最初は東京都の西岡会長、全国老施協の平石会長、園田常任理事(参議院議員)の挨拶後に全国の役員紹介があり、引き続き人材の話を太田委員長が、書類削減の話を桝田委員長にして頂き15分の休憩後、東京都の田中副会長が東京都の人材の現状と打開策についての話をして頂いてから質疑応答の形での意見交換をしました。事前に質問事項を提案して頂いていたので、スムーズな流れの中でそれでいて突っ込んだ話も多く聞きました。そして、東京都の現状認識が私自身大きくずれていることを痛感しました。私の認識は少なくても10年近くずれていると言う事です。

何故ならば、私の認識では『東京都の施設は待機者が多く、施設を造らなければいけない。但し、介護を担う職員が少なくて補助金が多くあっても厳しい経営の法人が多くある。』と言うものでしたが、お話をお聞きすると『介護を担う職員だけでなく入居者も奪い合う現実がある』との話にビックリでした。と言うのは少なくとも私の認識だった『東京で毎月コンスタントにショートステイを1週間利用するのは宝くじに当たるより難しい』と言われていた淑徳大学の結城教授から聞いた話から私の情報は途絶えていたからです。東京都のなかでも最も求人倍率の高い地区は33倍との資料を見て唖然となりました。

この問題は全国老施協も真摯に捉えなければと全国の役員として思った次第です。このような事態を招いているのは全国老施協が都市部との連携があまり上手くいっていなかった証だと思いますし、介護保険制度の20年の経過によりできた歪みだとも思います。私はここ10年間『都市部と地方部が同じ制度の中では難しい』と言い続けてきましたが、具体的手立てをしてこなかったのも事実です。今回東京都でタウンミーティングをさせて頂いたのは有意義でした。

本日は近畿ブロック組織強化連携会議の為、今は(午前10時46分)『のぞみ』で大阪に移動中ですが、近畿にも大都市である大阪、神戸を擁していますので是は是、非は非での対応をして全国老施協の組織強化をする事により国に対してもっともっと物が言える組織になるように総務・組織委員会委員長の立場で『労を惜しまず』の心意気で頑張りますのでリピーターの皆さん色々な立場でご理解ご支援を宜しくお願いいます。

※追記です

新幹線の写真は皇居前の通行規制で丸の内に着けず日本橋口で降りたので東海道新幹線のドンつきの16号車のホームから歩いたので改めて新幹線の16両は長いと思いガラケイでとったものです。

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