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Sep 23, 2018

平成30年度 東海北陸ブロックカントリーミーティングin愛知に参加して

平成30年9月20日から21日にかけ、東海北陸ブロックカントリーミーティングに参加させていただきました。東海北陸6県1市から250名の参加者があり、全体会・分科会を通じ、他の参加者の方との熱い議論を交わしました。

「介護・福祉が未来を拓く」をテーマに、基調報告、インプットの時間があり現在の方向性などを知ることが出来ました。分科会のテーマは「地域共生」。今回のカントリーミーティングに際し、「地域共生を再度考え直してみよう」を自分のテーマとして参加しましたが、「働き方改革」「まちづくり」「認知症」「医療連携」などのとのテーマを掛け合わせて考えたり、他の法人さんの考えを聞けたりと充実した内容となりました。分科会のメンバーには法人として地域包括支援センターをやられている施設の方のみえ、施設側からだけではない意見も聞くことが出来ました。

二日目の長久手市長の話の中では「何でもやる行政」から「市民同士が話し合い決め、行う行政」への転換を聞くことが出来ました。その中で「苦労するからアイデアが生まれる」「遠回りするから役割が生まれる」との話を聞きました。ノウハウの構築により画一的になってしまっている現状に対して一度自分たちの法人内でも同じようなことになっていないかと見直さなければと思いました。思いがあり始めたことなのに、いつの間にかやらされ仕事になっていないか、いつも言われている事ですが、市長の言葉により再度強く認識させられました。

各分科会からの発表を聞きロボット・ICT・AIについてはたくさんの方が興味を持たれているがなかなかその有効性に対し懐疑的な所があることや、今までにも増して人材確保が難しくなっており、人が少なくなることを想定した動きを早めに見せるべきとの話がありました。それらがどれほど人に変わるのかではなく、それらの活用により逆に人と人とのつながりが出来るように導入を検討していく事が大切だと思いました。

カントリーミーティングに参加し始めて10年以上が経ちますが、たくさんの方と何度もお会いする事で、深い話を色々と聞けるようになっています。法人の垣根を越えたお互いの話の中で、これからに向けたヒントややる気を得る事ができています。今後もこのような機会に積極的に参加し、見聞を広げ、法人に生かしていきたいと考えています。

参加させていただきありがとうございました。

 

社会福祉法人 杉和会 部長 吉田 篤

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