所在地マップ お問い合わせ よくある質問 在宅介護についての質問 個人情報保護方針 サイトマップ 
Jul 17, 2018

平成30年度 東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会

平成30年度 東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会

(岐阜大会)

 西村志織

 平成30年7月12日13日の二日間研修に参加させて頂きました。一日目は、基本調整・大会式典・記念講演・分科会打ち合わせ・情報交換交流会がありました。記念講演では、多摩大学客員教授 前ソフトバンク社長室長の嶋聡氏がお話しして頂けました。話の中でリーダーの条件が①愛嬌があるか②運がいいか③成功のコツは成功するまで続けること④AI、IOTの活用⑤物事は30秒でまとめると話して頂けました。

二日目の分科会では、第3分科会の「介護現場におけるロボット、IOT技術の活用」に参加しました。5施設の発表があり、その中でも「あんどの里」、「こすもす」はタブレットの導入を行う事で、一番時間がかかる介護記録時間の短縮、支援内容のばらつきをなくす、情報の共有がリアルタイムで確認できる、紙の量が減り記録の保管場所に困らないとのメリットがある事を発表してくれました。時間の短縮を行う事で残業が減り、会議などを時間内で出来るようになったとのこと。

実際に、紙に記録を記入してからパソコンに打ち込む事を行うより直接打ち込んだ方が早いし、リアルタイムで情報の共有ができるのも確かだと感じました。メリットだけでなく、タブレットを導入による取り組み内容の説明や実際タブレットを使いこなせない方に対しての対応等も教えていただきました。はじめは時間がかかったけども職員全員が使いこなせるように指導することで、人材不足と言われる介護業界の中で「質の高いサービスが実施できる職員」と「質の高いサービスが実施できない職員」がネットでつながる事で職員勝手な計画のない支援でなく、計画に沿った支援=質の高いサービスを行う事が出来ると感じました。

当施設でも、福祉見聞録があり連絡事項、介護記録等の情報の共有化を行う事が出来ていますが、パソコンはワーカー室にあり、入居者様の側を離れる事になる為、タブレットなら入居者様の側を離れずに記録を打ち込んだり、支援内容の確認をすぐできる為支援のバラつき、抜けをなくすことができると思いました。