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May 31, 2020

新型コロナ対策に思う

新規事業が急ピッチで展開しようとしてますが、こんな状況であっても、私は、本来本部施設の総責任者としての役割があります。その中で現在世界を悩ませている新型コロナの問題も大きくのしかかっています。具体的には『家族等の面会』『行事等の扱い』(当面としては供養祭、夏祭り)『日常のケアに対する留意の徹底』など山積みです。私の高齢者福祉の原点は本部施設ですからしっかりと対応していかなければいけないと。

昨日、解体及び整地の入札が上手く出来た段階で改めて考えてみます。先ず『面会』については、全国老人福祉施設協議会が国の指針に基ついて発出した内容に沿って具体的に決めさせて貰い各家庭に送付することにしました。その内容はまだまだ家族に協力して頂かなければならない内容なので、家族さんの心情や入居者さんの精神的な負担を考えると苦渋の選択なのですが、『施設内にクラスター(感染拡大)が起きない為と理解して頂きたい。』と考えています。勿論、家族や入居者さんに無理なお願いをする以上、職員一丸となって感染への配慮をすると共に入居者さんの『今日一日楽しかったよ』により一層努めていかなければとも考えています。

『行事』については、早速6月27日に計画している供養祭については、家族の参加は家族会会長の吉田さんに代表でお参りして貰い、いつものように地元のお寺(法忍寺)の住職で社会福祉法人杉和会監事の皆田さんにお経と講話をして頂き入居者さんは各フロアのテレビで放映するのに合わせてお焼香をして貰うと共に、供養祭終了後にお供えをした常用饅頭を食べて頂く計画で行く事の通知をさせて頂きました。例年の6月にこだわったのは、『自粛緩和』がされたとは言え、『完全なる終息』ではないなか、延期をして実施できる目処が立たない状況下においては、時期を例年通りにして、リスクを最小限にするのが最善の方法であり、なおかつ、年に一回実施する事による積み重ねを最優先させた結果と理解して頂ければ有り難いと思っています。(文字通りの『継続は力なり』です。)また、夏祭りの実施については準備の兼ね合いのタイムリミットは6月末と思いますので、6月の幹部会まで結論を待ちたいと考えています。

『日常の留意』については、職員一人ひとりが介護のプロとしての自覚を持ってプライベートも含めて自覚ある対応に徹しながら入居者さん、利用者さんの『今日一日楽しかったよ』の対応に努めて貰う事だと考えています。私自身の事で恐縮ですが、新型コロナによる自粛の一貫で遠くへ行く出張は全く無く(ウェブ会議は結構ありますが)当然ながらお付き合いでの懇親会と言う名の飲み会は無く『家で晩酌はしない。』の生活は出来なくて、実際昨夜は入札が予想以上に良い結果になり、本来なら祝杯の為の飲み会があってしかるべきですがかなわず、我が家で明太子とイカを焼いたのと冷奴をつまみにして地元養老の銘酒『醴泉』の大吟醸で一人祝杯をあげたのですが、約一合のお酒でホロ酔い気分を味わえ、リピーターの皆さん、私がつくづく思ったのは、新型コロナの体制下でお酒が弱くなったのと、うがい手洗いを今まで以上にするようになり風邪もひかないのは良い傾向とあいからわずのプラス思考です。

何事も『ありがたい』と考えていると良い展開があると私は思っているのですが・・・。