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Nov 13, 2018

民間社会福祉施設職員合宿研修

平成30年11月6日から11月9日にホテルルポール麹町で行われた「民間社会福祉施設職員合宿研修」に参加しました。

【1日目】

・老人福祉行政の動向

・高齢者の病気の予防と介護

・懇談会

【2日目】

・生活支援技術と介護演習(右片麻痺の利用者さまの移動、移乗)

・事例検討(グループワーク)
1 役割とやり方の確認
2 インシデントの提示
3 質問による情報収集
4 個人ワーク
5 対応の検討をし、事例検討と事例研究の違い

【3日目】

・ユニットケア、ひもときシートを活用して認知症高齢者の心理とケアについて

【4日目】

・介護サービスにおけるリスクマネジメントと介護記録の重要性

 

私が今回の研修で印象に残ったのは、最終日のリスクマネジメントです。講師の先生が実際に起きた事例を元に、グループワークを行いました。
内容は「もしインターホンを押しても返事がなかったら。」「家の中で首つりをし、第一発見者だったらどうするか。」「もし急変したら」「もし怪我をしていたら」を検討しました。
私はショートステイで当たり前に送迎もあるので、利用者さま宅へ送迎に行った場合、もし立ち会ったらどうするのだろう、自分の施設の送迎時の緊急対応マニュアルもない為、施設で話し合った方がいいと思いました。
また、3日目に事例に沿って認知症高齢者のひもときシートを行いました。自分の施設では担当者会議や全体の研修はあるものの、実際に起きた認知症高齢者の事例に沿って、フロアでカンファレンスが出来ておらず職員もどうしたらいいのだろうと試行錯誤しているため、フロアで実際に困っている事例を取り上げたカンファレンスをしていきたいと思いました。この方にとって暮らしやすい生活はどんなだろうか、日々の業務の中で職員都合で介助をしていないかなど考えていきたい。
認知症の症状がいくつかあり、それぞれの症状によって行動障害が出てくる中で、自分自身が対応に困っている利用者さまの認知症の症状はこれなのかと研修の中で理解することが出来、それぞれ対応も変わってくるため、現場の方でも実践していきたいと思いました。
記録も自分自身を守るためにあるもので、時間や5W1Hを用いてしっかりと記録も書いていきたいと思いました。
今回の研修は自分にとってとても勉強になり、充実したので現場の職員にも広めていきたいと思いました。
研修の最後にだんだんダンスを行い、認知症予防のために施設でも行いたいと思いました。

介護係長心得 池澤美有紀