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Sep 17, 2019

2019年度 第2回認知症介護実践者研修 報告書

本館2階 岩尾 茜

6月25日~6月27日、7月3日、7月5日、9月4日の6日間にかけて、大垣情報工房おいて認知症実践者研修が開催され、参加しました。

研修の内容としては以下の内容を学びました。

・認知症ケアの基本的視点と理念(高齢者施策と認知症介護実践者研修の位置づけ)

・認知症ケアの倫理

・認知症の人の権利擁護

・認知症ケアの基本的視点と理念

・認知症ケアの人の家族への支援方法

・認知症の人の理解と対応

・認知症の人への介護技術Ⅰ(食事、入浴、排泄等)、Ⅱ(BPSD)

・認知症の人への非薬物的介入

・認知症の人とのコミュニケーションの理解と方法

・アセスメントとケアの実践の基本ⅠⅡ

・自施設における実習の課題設定、生活支援の方法

今回の6日間の研修の中で「パーソンセンタードケア」という言葉が印象に残りました。認知症を病気としてとらえるのではなく、認知症を抱えた「人」という考え方で、その人自身を理解する視点がとても大切であるということです。演習ではグループワークを行い他の施設の方と意見交換を行うことでとても貴重な話を聞けるのでとても勉強になりました。今年度から1日研修の期間が長くなり、実習計画書を作成し、自施設で4週間の実習を行いました。私は対象の入居者様にその人の尊厳に配慮し、本人が何を考えているのか何を思っているのか寄り添いながらケアを行うという課題を設定し実習を行いました。実習の結果、日常動作の観察や本人が何を考えているのか寄り添いながらケアを行うことで不安な状態になられた時に少しでもその想いを楽になってもらうことができることが実習を行っていて分かりました。今回の研修で学んだことをこれからのケアに生かしていけるよう、いつもその方の置かれている状況を、その方の立場に立って物事をとらえていくところから改めて意識していきたいと思います。