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施設内研修 「基礎研修」 2012/01/27
1月19日・20日の二日間、基礎研修を開催しました。 法人理念、三大介護の基礎、環境整備、トランスファー 看取りケア、感染症対策、観察事項、緊急対応等、充実した研修ができました。 これからも、施設内研修を継続して開催し、職員のレベルアップにつなげていきたいと思います。
施設間交流 北欧式トランスファー研修 2012/01/26
12月22日~23日の2日間 三重県 社会福祉法人福寿会 より、4名の職員さんが当施設へ、北欧式トランスファーの研修へみえました。 22日は、意見交換、トランスファーの基礎研修を開催 23日は、実際の現場での研修を行い、随時質問に答えていきました。 研修に来苑していただくと、当施設職員も見られることで、様々な成長ができます。本当にありがたいです。
施設間交流 北欧式トランスファー研修 2012/01/25
12月6日~7日の2日間、愛知県の社会福祉法人 福寿園より、6名の職員さんが当施設が実施している、北欧式トランスファーの研修にみえました。 6日は、意見交換、トランスファーの基礎研修を行い、 7日は、実際に現場での様子を見学し、随時質問に答えていきました。
全国老人福祉施設研究会議 岡山会議 2012/01/24
全国老人福祉施設研究会議 【岡山会議】 今回、3名の職員が事例発表をさせていただきました。 西村美咲介護副リーダーについては、奨励賞をいただく事ができました。 今後も、高齢者福祉・介護の発展に向けて職員一丸となり、がんばっていきたいです。 ①「クラブ活動による地域への発信」 西村美咲 ②「長寿菜園・~その後・・・~」 北島賢治 ③「おむつゼロにむけて」 西村志織 ①「クラブ活動による地域への発信」 西村美咲 今演奏させて頂いたのは、「ポップコーン」です。「ポップコーン」とは、正式名称「ドレミ・ポップコーン」で、滋賀県長浜市在住の内藤方 (まさこ)さんが琴をベースに独自に開発した楽器です。従来の琴が5音階対応なのに対して、ポップコーンはドレミファソラシドと7音階で表現できる、優しく弾ける琴です。ドレミの音階なので、ポップスやクラシックにもすぐに対応出来て、初心者でも手軽に始められます。 琴が長さ約182~190㎝、重さ5㎏なのに比べて、ポップコーンは長さ120㎝・重さ約4㎏とコンパクトなサイズで、色々な柄や装飾があり、とてもカラフルです。ドレミで演奏することと、琴をコーンともじって「ドレミ・ポップコーン」と名付けられたそうです。 当施設では余暇活動として、和紙絵画クラブ・ピアノボランティア、三味線ボランティア、フットマッサージ、日赤奉仕ボランティア等外部の方をお招きして行っているものが多くあります。利用者様、入居者様から良い反応があり、楽しみにされている方が大勢みえます。しかし、余暇活動の多くを外部からのボランティアさんに頼りきりという部分があり、職員自身でパフォーマンスすることがなかなか出来ていませんでした。また施設の職員自身でパフォーマンスを行い、施設での活動ではなく、地域での活動を行えないかを考えました。 もともと、当法人では、社会福祉法人として、「地域に根差す」ということが重要な使命であると思い色々な活動を行ってきました。 施設の中に地域の方々を取りこんでいくことによって、地域への理解をしていただくよう取り組んだり、施設が地域へ飛び出すことで、そこに住む「住人」としての役割を担っていくことも必要だという強い理事長の想いを形にしてきました。 例えば、当施設が地域へ出て行っている活動として、施設がある地区の新年会、530(ゴミゼロ)運動、地区清掃行事への参加など地域住民としての活動や、独居の方や地区公民館など施設敷地外での雪どけ活動、関ヶ原町主催の関ヶ原合戦祭へのブースの出展等があります。そのような活動を通じてのエピソードとして今年度の「夏祭り」の話をさせていただきます。今年の夏祭り当日にも地区清掃行事が行われ、その際区長さんの協力も得て、地域の方へオリジナルのうちわを配らせて頂きました。そうしたところ、例年よりもたくさんの地域の方々が来て下さり、人口8000人程の町にも関わらず、500名を超える夏祭りの参加者がありました。 これまでも地元での様々な活動や、ホームページ・広報誌等でも地域発信を行ってきましたが、もっと何か出来ることがあるのではないか、より地域に根差した活動や外部への発信が出来ないだろうかと考えました。そして、今までの、施設という内へ来て頂くということから、施設の外へ出て行くという形で地域発信をしていきたいと思いました。 何も持たずにいきなり地域へ飛び出すということは難しいので、その一つの手段として、ポップコーンの演奏活動を職員のクラブ活動として活動してはどうかと理事長より提案がありました。 以前にもポップコーンの演奏を行っていましたが、活動が継続せず自然消滅してしまっていました。それからは、施設玄関ホールのピアノの横に、ほこりをかぶった状態で楽器が置いてあるだけでした。施設にせっかくある楽器なのに、眠ったままで生かされていなかったので、活用し、ぜひ皆さんに楽しんで頂きたいと思いました。 まず活動を始めるにあたり、メンバーを募集しました。月に1度行われる全体会の場で、 興味のある方はぜひ!と声をかけさせて頂きました。声をかけたのは良いけれど、すぐには集まらなかったり、「人数が集まっていないのならやります」といった声ばかりでした。1か月の期間で最終的に7名のメンバーが集まり、その中には、先ほど一緒に発表したインドネシアからのEPAで受入をしているシスカさんも入ってくれました。これから地域で活動していくにあたり、彼女の存在はとても大きなものになると思っています。 実際に、講師の方を招いての練習は、月に2回、17時~18時半頃まで会議室を使用して行っています。メロディラインである上のパートと、伴奏である下のパート、どちらにも難しい指使いや曲調があり、1曲を完成させるまでには時間がかかりました。発表をするとなると、月2回の練習時間だけでは足りないので、それ以外の日でも練習を行ってきました。勤務形態が違う為なかなか全員で集まれない事が多く、発表出来る形にしていくことは大変でした。 これまで皆さんの前で演奏を披露したのは、次の通りです。 施設内の発表は、当初の目的である外へ出るための練習として取り組んでいますが、活動の中で利用者様・入居者様にも楽しんで頂けると思い実施しました。 演奏を実施するまでは、どれだけの反応があるのか、楽しんで頂けるのか不安な部分もありましたが、利用者様からは手拍子をしたり、口ずさんだりと、とても良い反応がありました。普段あまり言葉を発しなかったり、歌を歌ったりしない方でも、演奏を聴いて口ずさむ姿が見られました。 「琴ね。昔娘がやっていたのよ。」等と懐かしそうに話される方もみえました。 普段は落ち着きなく歩かれている利用者様も、演奏の時には落ち着いて、座って聴いて下さいました。 「上手やね。」「良かったよ。」「またお願いね。」と次も楽しみにして頂けるような言葉も頂き、とても嬉しかったです。演奏から日にちが経った後にも、「今度はいつやるの?」「楽しみにしとるよ。」と声をかけて下さる利用者様もみえました。 「アンコール!」の言葉や、メンバーが去っていくまでいつまでも拍手をして下さる姿も見られました。 実際に利用者様に楽器に触れて頂きアクティビティとしての時間を設けて、職員が利用者様の手を取って一緒に演奏すると、「おお!出来た出来た。」ととても喜んで下さいました。手先を動かすというのは、脳にとっても素晴らしい刺激であり、このような機会をこれからも継続したいと思った瞬間でした。 ②の福寿会は、地元の老人会です。毎年当施設では、会場の提供、施設見学、理事長からの話などを行い、地域への理解を深めて頂くようにしていました。今年もそのお話があったのですが、理事長より会のお昼ご飯の際に、ポップコーンの演奏を地元の方に披露してはどうかと提案を頂き、演奏をしました。 会場は施設でしたが、ポップコーンクラブが地域へ出て行く為の、第1歩となる演奏でした。活動を始めて2回目の演奏だったので、まだまだ不慣れなところはありましたが、皆さん温かい目で見て下さいました。演奏に合わせて一緒に歌われたり、真剣に聴き入って下さいました。「上手やね。」「すごいね。」「珍しいことやね。」等と興味を持って見て下さる方もみえました。こういった機会があったことで、地域でお会いした時でも、親しみを持ってあいさつが出来たり、今後の地域活動にもつながりやすくなったのではないかと思います。 演奏の本番は、緊張してしまって練習のようにいかなかったり、間違えてしまうこともありました。ただ、1人で演奏をしているのではない為、音は途切れることなく演奏を続けられたり、チームでやっているという一体感が生まれていったと思います。 一生懸命練習してきた分、皆さんからの良い反応があると達成感があります。演奏を重ねるにつれて私たち自身ももっと楽しんで演奏することができるようになってきたし、次はもっと喜んで頂ける演奏をしたいという意欲にもつながっていきました。 【まとめ】 少しずつですが施設内での演奏を重ねてきて、クラブとしても自信を持って演奏が出来る状態になってきました。 今後は、施設での演奏も継続しつつ、「地域に出ての演奏」を積極的に行っていこうと考えています。その為の一つの行動として、町の社会福祉協議会などに足を運び、ボランティアでの演奏会のニーズがないかなどの情報収集を行い、どんどん地域での演奏会を行いたいと思います。またコンサート、イベント等に、ポップコーンクラブもぜひ参加していきたいと思います。地域での演奏を考えた時、現在は施設の職員のみで行っているポップコーンクラブの活動に、ぜひ地域の方をお誘いして入って頂きたいと思います。そうすることで、地域に入っていきやすくなりますし、より親しみを持って受け入れて下さるのではないかと思います。 当施設には、全国発信しているトランスファーテクニックの研修や見学で来苑される方が大勢みえます。そういった場でも、ポップコーンの演奏を披露していきたいです。 「地域に根差す」ということは、その地域の風土・風習などもすべて理解し、活動していくことが大切な1つの要素だと思っています。施設内に取り込む発想だけでなく、ポップコーンを介してこれから地域に飛び出す様な、外向けの発想・展開を今後も続けていき、地域の人材・魅力・パワーをどんどん施設に取り込んでいきたいと思います。 このような情報発信を続け、施設の機能の理解を地域の方にして頂く事で、在宅部門の生活は施設機能がある事により活きいきするものだということを、理解して頂けるような働きかけをしていきたいと考えています。何かあった時にしっかりと受け皿になれることは、地域での生活に安心感を与えます。安心して地域での生活が出来ると言う事は、本当の意味での「地域に根差した」施設を意味するのではないでしょうか。 また、地域のニーズにこたえる事もその「安心感」を生む一つの要素だと思います。ポップコーン活動を通じ、地元の方々となじみの関係になりお互いに挨拶が出来たり、いろいろな情報を得る事で、今後の法人・施設にも活かしていきたいと思います。 ②「長寿菜園のその後…」 北島 賢治 なぜ長寿菜園を取り組むようになったのか。それは、居室にこもって過ごしてみえる入居者様に対して、どうやったら生きがいを持って生活して頂けるか、入居者のお世話をさせて頂く中で考えるようになったからです。ご自身の田んぼや畑を気にかけている発言、 生活歴の中に農業が多く記載されている事に気が付きました。そこで入居者様にとっての畑の重要性を施設長に訴え畑を作って頂きました。 畑を開始して、すぐに入居者様から答えを頂きました。それは普段の生活から想像できないくらい積極的な姿や、毎日帰宅願望が強く険しい表情をされてみえる方が、畑作業をされる事で帰宅願望を訴える日も少なくなった姿、収穫の際に本当に活き活きした表情で作業され、服が汚れても全く気にされる事なく没頭される姿を見せて頂きました。 長寿菜園3年目の作付け計画は、多くの方を巻き込んで楽しんで頂けるように考えました。今までの2年間を通して一番楽しんで頂けたのは、イモの収穫の時です。 そこで、一人でも多くの入居者様に楽しんで頂ける様、畑を半分ずつに振り分け大量生産にして、1種多量で取り組むことに決めました。内容としては、ジャガイモ、サツマイモ、 白菜、大根、いちごに決定しました 収穫祭を7月6日と9月14日に行いました。7月6日は、ジャガイモの収穫を行い、9月14日には、サツマイモの収穫を行いました。 2回の収穫祭では、本当に、イキイキとされた表情を見させて頂けました。しかし、みなさんに楽しんで頂きたいというオモイばかりが強くなり過ぎてしまい、夏野菜の栽培を行うことが出来ませんでした。なぜ、夏野菜を重要視するかというと、夏場の食欲不振の方に、キュウリの酢の物といった夏バテに効果のある料理を個別に提供することができませんでした。この二年間の取り組みの中で、夏野菜を栽培して、食欲不振の方に提供してきました。食欲不振の方は、キュウリの酢の物などには意欲的に食べられ姿がみられ、畑を利用して食事の個別ケアを行ってきました。しかし、今年度は一人でも多くの方に畑を楽しんで頂きたいというオモイが空回りをしてしまったので、来年度は多くの方に楽しんで頂くことと、夏野菜の栽培の両立を行えるように取り組んでいきます。 収穫祭で収穫したジャガイモで入居者様と料理をしました。各フロアにて、入居様と職員でジャガバター、ポテトチップス、じゃがいももち、チキンカレーを料理して食べて頂きました。昨年度までは、ちょっとした一品料理ばかりをフロアで作って終わってしまいましたが、今年度はフロアでチキンカレーを作る事が出来ました。朝食後より入居者様と職員が協力し昼食に間に合うように取り組みました。普段の厨房からの昼食は中止していましたので、このチキンカレーが失敗したら昼食はなしというハイリスクの中で、入居者様が「まずいから食べたくない」と言われたら、どうしようと心配しながら、一緒に料理する中で「神様・仏様、お助け下さい」と心の中で祈りながら、無事に完成し入居者様に食べて頂く事が出来ました。料理する過程の中で、入居者様に応じた役割を持って頂き、 包丁を上手に使える方には、どんどん包丁を使って野菜を切って頂きました。包丁を使う事が出来ない方は、スライサーを使って頂き野菜の皮を剝いて頂きました。また、チキンカレーを煮込む為、入居者様にかき混ぜて頂き、みんなで料理をして食べる楽しみを入居者様に味わって頂く事が出来たのではと感じました。入居者様の感想では、多くの方に「美味しい。」と言って頂けました。またフロアには、普通食、キザミ食、ミキサー食の方など食事形態がさまざまです。 その方に応じた食事作りを職員が事前に話し合い、ミキサー食の方にはカレーをミキサーにかけ、カレーと一緒に料理したサラダの代品に野菜ジュースを皆さんと作り提供する事で、全員で同じものを食べる取り組みが出来ました。 また長寿菜園の取り組みの中で、地域の保育園児を招いての収穫祭を予定していました。 しかし、今年度は実現できずに終わってしまいました。そこで当施設にある託児所のお子さんを招いての収穫祭を行いました。入居者様は、楽しそうに託児所の子どもさんに芋ほりを教えられながら、また笑顔で触れ合われる様子を見させて頂けました。来年度は、地域の保育園児にも長寿菜園で一緒に収穫が出来るよう提案、相談を行い入居者様に長寿菜園での取り組みをより楽しんで頂ける体制作りを行っていきます。 この長寿菜園の取り組む際に、昨年度までにはみられなかった出来事がありました。 それは、たくさんの職員の協力が得られたことです。職員の数が増えたことで、入居者様の人数も当然増えました。去年までは、「午前中は、お風呂があるので無理です。」と言われ断られたデイサービス、また「職員の人数が少ないので行けません。すみません。」と断られた本館の職員が、今年度は各フロアのリーダーの方が入居者様・利用者様に参加して頂ける体制作りを行って頂けたことによって、本当に沢山の方に参加して頂くことが出来ました。 それだけではなく、それ以上に素晴らしい展開がありました。というのも、僕は余暇委員長として、余暇の一環として畑の責任者をやらして頂いていますが、畑だけではなく違った部分でも多くの職員の協力が得られるようになってきたことです。 具体的には、積極的な外出企画の実施と、夏祭りの全職員への実施体制の強化をすることが畑の取り組みから展開することが出来たと実感しています。 積極的な外出企画の実施は、今までは自分と協力して頂ける職員の一部でしか外出の取り組みを行っていませんでした。しかし、余暇委員長として、畑の年間計画と一緒に余暇の外出の年間計画を立てて職員の協力を得られるように自分なりに頑張り先頭にたって行ってきました。4月、お花見に外出、満開の桜を手に取られて匂いをかかれてみえました。・5月、イチゴ狩りに外出、あまりの楽しさに足場が悪いのにかかわらず、スキップされて過ごされる方もみえました。職員は、ヒヤヒヤでした。 そして、鍾乳洞に外出、暗い中を入居者様と職員でワクワクしながら、色々な形の鍾乳石を見ながら楽しんで頂きました。7月、地元の公園であるグリーンウッドに外出、ヤギにエサをやられ楽しまれたり、また自然を満喫されて過ごされました。8月、施設にてビアガーデンの開催、ビールを好まれる入居者様を招待して、楽しく理事長とビールを飲んで頂きました。 9月、ミルクファーム伊吹に外出、牛乳を作る過程を職員が説明して見学され、 また入居者様に馴染み深い伊吹山を間近で見ていただき、驚かれながら過ごされました。 また、職員に協力という力が芽生えたことによって、施設の1大イベントの1つである『夏祭り』をパート・正職に関わらず全職員で行えたことに、繋げることが出来たと感じています。今年度は、僕が夏祭り運営責任者を務めさせて頂き、副運営責任者の方に支えて頂き、夏祭り当日だけではなく、夏祭りのポスターと団扇の作成を全職員で取り組みました。準備の段階から、たくさんの職員の協力が得られることによって、準備がスムーズに行え、夏祭りの当日も事故などがなく無事に終わることが出来ました。そして、なんと言っても、夏祭りに500人ぐらいの多くの方に来て頂くことが出来ました。500人ぐらいは、たいしたことないと思われる方がみえるかと思います。しかし、うちの施設は岐阜県と滋賀県の県境にあり、施設の周りは言葉を良くしていえば、自然があふれる良い所です。 しかし、言葉を悪くしていえば、施設の周りは山と田んぼしかない田舎です。関ヶ原町の人口は約8千人の小さい町です。そんな環境中での500人には、自分自身も本当に驚きました。盛大に開催することが出来たのも、職員の協力があり、みんなでポスターを色々な所に貼って宣伝が出来たから、こんなにも多くの方に来て頂くことが出来たと振り返りました。 9月の敬老週間では、担当者を決め、1週間通してイベントを行うことが出来ました。 これも、職員が時間を工夫して入居者様に喜んでもらいたいというオモイが膨らんできたからだと思います。 なぜ、こんなにも自分のオモイだけで起案したことに対して、去年までは、あまり職員の方の協力がみられなかったのに、協力して頂けるようになったのか、ふと振り返りました。たしかに、職員の数が増え、日勤帯の出勤人数が増えたことも正直あるかと思います。また、4月に施設内にて職員の移動があり、フロアの職員が代わることで各フロアの協力が得られるようになったのもあると思います。しかし、自分で言うのも気が引けますが、 ごく一部の職員の方と余暇を継続して外出や畑を行ってきたことに対して、入居者様には、 表情や様子などから楽しまれるなどの返事を頂き続けたことで、職員にも本当に自分のオモイに共感して頂けるようになったと信じています。だから、今年度には多くの余暇のサービス提供を行い入居者様に楽しんで頂くことが出来たと実感しています。 畑を通して色々な派生効果があったことをお話しさせて頂きましたが、今後も長寿菜園を入居者様が喜んで頂ける物にする為、より充実させていく為の提案をまとめとします。 その1つ目は、より地域との交流をしていく為、地元の保育園児を招待する為に、早くからの計画をしていきたいと考えています。 2つ目には、健康にも留意した物を作付けしていき、単なる畑の余暇ではないものにしていくことを考えていることをお伝えし、僕の発表とします。 ご静聴、ありがとうございました。 オムツゼロに向けて ~5年間の歩み~ 西村 志織 当施設では、オムツゼロに向けて平成18年度、20年度、21年度、22年度と4回介護力向上講習会に参加してきました。そして今年度も参加しています。介護力向上講習会に参加し始め、オムツ率が47%から27.5%、18.6%と順調に下げる事が出来ましたが、22年度には再びオムツ率が上昇してしまいました。22年度オムツ率が上がった原因として、全職員のオムツゼロに対する意識の差、また入居者全体の重度化によるものでした。 これから、施設開所時の頃と平成18年度から今年度までの取り組みについて報告させていただきます。 優悠邑は開所してから14年が経過しますが、開所時はオムツをしていても何の疑問もなく、入院して帰ってくると、そのまま継続してオムツを使用していました。しかし2年目からは、オムツに対して「思い」を持つようになりました。まずは、「入居者様の気持ちを知る」ということから始めました。サンプルを3社から提供していただき、実際に全職員がオムツを装着することによって、どの製品が一番快適なのかを話し合いました。それ以来そのオムツをずっと使用しています。この写真はオムツ装着の講習会の時の物です。 現在でもその「思い」は受け継がれており、毎年の新人研修、毎月のテーマ別施設内研修でも同じ課題を出して「オムツとはどういう物なのか」を理解する機会を設けています。 次に介護力向上講習会についてのお話します。 平成18年度は介護力向上講習会に初めて参加し、学んだことを施設に持ち帰り実施しようと試みました。そして、月に1回全職員が参加する全体会議にて施設長の「オムツゼロ宣言」でスタートしました。 他の職員からは「おむつゼロ?そんなの無理!!」と反感があり、職員の理解が得られるまでに至らず、結局、講習会に参加した職員が自分のフロアだけを頑張り、他のフロアへ発信できずに終わってしまいました。 平成19年度は参加を見送りました。諦めの中で時期尚早1年おいてそれではいけないということで、次の年から再び参加しました。 平成20年度は歩行訓練を中心としたトイレ誘導を行いました。まずは環境の整備ということで便座に座った際、足がつかない入居者様に対して足台の設置、トイレまで車椅子は使用せず歩行介助を行いました。竹内先生の学習理論いわく、「人は歩き方を忘れたから歩けないだけで、また歩く練習をしたら歩ける」とあります。オムツ装着率が一番高いフロアの職員が中心となり進めた結果、27%まで下げることが出来ました。 その勢いの中で、平成21年度は『水分摂取量の増加』に力を入れていきました。 1日の水分摂取量1500㏄以上を基本に施設全体で取り組みました。 始めに定期的に嗜好調査を行い、一人ひとりの好きな飲み物を把握し、バリエーションを増やして提供しました。【主に、お茶、りんごジュース、オレンジジュース、カルピス、紅茶、コーヒー、牛乳、コーヒー牛乳、いちご牛乳を用意しました。】 それ以外では、「ビールが飲みたい」という入居者様もみえ、月に一回行っているバイキング、居酒屋、ビアガーデンなどのイベントの際に少量のビールやノンアルコールビールと入居者様の状態に合わせて量を調節し、提供しました。イベントの際に提供することでビールの好きな方にとっては楽しみが一つ増え、「うまいなぁ~、極楽や」と顔を赤くして笑顔で話して頂けました。勿論水分の増加にもつながって一石二鳥です。 次に、水分が苦手な方に対しては、固形の物を提供しました。りんごジュースやオレンジジュースを使用して、職員の手作りで寒天ゼリーを作り毎食時に提供したり、水分補給の際に一緒に提供したりと食べて頂ける時間に提供しました。 その他には水分を多く含む果物や、ウイダーインゼリーのような水分補助食品を活動後・入浴後・おやつの時間などに提供しました。季節に合わせて飲み物の温度を変えたり、だた机の上に置くだけでなく、手渡し提供する事で「ありがとう」と飲んで頂けました。 コップのサイズも150㏄から200㏄と変更しました。たったの50㏄ですが、食事の際だけでも朝・昼・夕と1日150㏄増やす事が出来ました。食事の際にはヤカンを目の前に置く事で自分で注がれる姿をみる事ができちょっとした工夫で水分の増加に繋げることが出来ました。 また環境を変えて提供する事で「いつもと違っておいしい」とおかわりされて飲まれる入居者様もみえました。全体の平均で1000ccから1340ccまで増加する事ができ、1500ccまでもう少しの所、副施設長の指示により、午前11時半に各フロア水分摂取量が650cc以下の入居者様の名前と状態を報告する業務命令が出ました。この取り組みを行った結果水分に対して職員の意識が高まり、水分増加につなげることが出来ました。 平成22年度は管理栄養士が参加し、排便コントロールに重点を置き、食事の面から食物繊維を多く摂りいれた献立を考え提供していきました。しかし、思うように結果は出ませんでした。毎回の宿題に追われ、現場に対してほとんど「思い」や「発信」がなく、また重度化に対応できず終わってしまいました。 今年度については下剤の廃止に重点を置き、そのために「水分増加」と「歩行訓練」を行いました。下剤使用者20名中4名の方を対象に下剤の服用回数を減らしていきました。水分の増加と歩行訓練を中心とした運動量の増加により、2名の方に対して下剤を使わなくても安定した排便がみられるようになりました。後の2名の方については、水分増加と歩行訓練を引き続き継続して行っています。今回は、下剤の廃止が出来た入居者様、まだ途中経過の入居者様について事例を通して取り組みの報告をさせていただきます。 事例① M・Hさん、男性、85歳、要介護度5の方です。下剤は朝・夕と1日2回服用していました。平成21年に左足骨折の為車椅子生活となりました。活気はみられ自走される姿もみられました。医師の指示のもと歩行訓練の開始を行いましたが、ほとんど車椅子生活で移動の際は常に車椅子を使用していました。下剤廃止の対象にしてからは、車椅子をなくし、移動の際は歩行器を使用して歩行、トイレの際は職員が介助し歩行と、歩行の機会を増やしました。水分摂取量は1500㏄から2300㏄と増加し、午前中に1000㏄飲んで頂きました。排便はいつも10日以上出ない事が多く摘便も嫌がって出来ない状態でした。 ◎ 水分摂取量の増加、歩行を中心とした運動量の増加により3日に1回、排便がみられるようになりました。下剤を廃止してからは、8日目に排便がみられ、1ヶ月ほど経つと5日に1回排便がみられるようになり安定した状態が続いています。また歩行訓練し始めた頃は「足が痛い、歩かん」と不穏になり拒否することもありましたが続けることで不穏になることが減り足が痛いとの訴えが無くなりました。また表情にも変化がみられ穏やかになりました。 次に事例②にいきます。 F・Nさん、女性、88歳、要介護度4の方です。排泄状況はバルーンカテーテルを使用しています。下剤は朝・夕と1日2回服用していました。水分摂取量については、水筒を携帯して、日中と夜間に1000ccずつ提供し摂取しています。歩行状況は、毎日午前中に1回15分程歩行訓練を行っています。休憩しながら自分のペースで行ってみえるので距離にすると50mほど歩行されています。水分摂取量は問題ない為、運動量を増やしたら下剤を使わなくてもいいのではないかと考え、朝のみの1回にしてみました。 しかし、本人様の下剤に対しての依存心が強く、心配性の為、排便が3日みられないと「便が出ないから下剤がほしい」「ないと死んでしまう」と涙ながらに訴えが何度もみられました。そんな時は、毎回、運動量を増やしたら出るようになるからとお話して、午後からも歩行訓練をしてはどうかと話し合って実施してもらいました。最初は本人様が忘れていることもありましたが、職員が声掛けを行い毎日継続し、行っています。 ◎運動量を増やしてからは、徐々に排便がみられるようになり、本人からの訴えも徐々に少なくなっていき、今ではなくなりました。まだ、朝食後に1回服用していますが、本人様の依存心が強い為、もう少し様子をみて、本人様とも話し合い朝食後の服用も外していけるようにアプローチしていきたいです。 以上、下剤廃止の取り組みの事例発表を終わります。 最後になりますが、オムツ率が減った事で当然おむつ代も下がりました。5年前は年間で1200万円かかっていたおむつ代が昨年度は800万円以下に下がりました。経費を削減できた分、入居者様のベッドを買い替える原資にあてる事が出来ました。今までのベッドよりサイズも大きく、ぐっすり眠って頂くことが出来ます。 また、ベッドから車椅子に移乗する際もより、スムーズになり入所者様、職員共に喜んでいます。 今後の課題として、良い事は継続して行い、悪いところは職員で話し合い改善していき、より良いケアを提供できるようにしていきたいです。今後も『水分摂取量の増加』『下剤廃止』『歩行訓練』『トイレでの排泄』のケアを継続し、オムツゼロに向けて取り組んでいきます。また新たに常食・経口摂取への移行について取り組みを進めていきます。 これで報告を終わらせていただきます。 ご清聴ありがとうございました。
第4回認知症介護実践者研修 2011/10/19
5日間にわたって認知症とは何か、我々介護者は認知症の方たちとどう接していけばよいのか、という事を学んできました。認知症介護の理念から始まって、医学的理解、心理的理解、生活の質の保証とリスクやケアプランの作成の仕方など、幅広く学んで来ました。認知症の方々は、どんな思いで日々過ごされているのか理解する良い機会となりました。認知症の方の言動の裏にはどんな意味があるのか。言葉でうまく伝える事の出来ない苦しみなど、大変な思いをしているのだという事を知りました。その中で基本は何か、「その人が、普通の生活を送れるよう我々はサポートする。」という事でした。認知症だから特別という事は何もありません。我々と同じなのです。ただ、うまく言葉で表現する事が出来ないだけなのです。そのうまく表現する事が出来ない部分を、我々はどうくみ取るかなのです。 認知症の方は、我々をよくみています。そして、自分に気付いてほしいと思っているのです。ですから私は最後に自分自身に課題を課しました。それは、「仕事中は走らない。ちょっと待ってと言わない。」の2点です。仕事にもう少しゆとりを持って、入居者様に接して、表情等から何を望んでいるのか、考えるよう心がけたいと思います。
石川県介護福祉士会 第2回キャリアアップ支援研修 南加賀ブロック研修大会 講師派遣 2011/09/25
昨日より、石川県介護福祉士会 第2回キャリアアップ支援研修 南加賀ブロック研修大会に講師として、理事長以下4名の職員を講師派遣しています。 小松市で行われている会場より、写真が届きましたのでアップします。 石川の皆さんとても真剣に研修して見えました
東海北陸カントリーミーティングin富山2日目 2011/09/09
今日は公益社団法人全国老人福祉施設協議会の常任顧問であられる中村博彦参議院議員による基調報告、昨日行われた各分科会の発表を聞きます。 介護を科学的ケアにしていくのは当法人でもしっかり取り組んでいきます。
東海北陸カントリーミーティングin富山1日目 2011/09/08
今日から二日間東海北陸カントリーミーティングin富山に参加しています。 分科会にてグループワークを行い課題から提言まで考えていきます。
リスクマネジメント研修会 2011/08/30
今日は岐阜県老人福祉施設協議会主催の研修に来ています。 当法人の顧問でもあるびわこ学院大学准教授の烏野先生によるリスクマネジメントの研修です。 午前中は東日本大震災の調査に行かれた経験からのお話を聞いています。 これをいかせるようにしっかり聞いてきます。
東海北陸ブロック大会 出張報告② 2011/08/10
東海北陸ブロック大会 出張報告 主任生活相談員 吉田 篤 8月2日から3日にかけて、石川県金沢市で行われた東海北陸ブロック研究大会の報告をします。 ①基調報告 現在の流れの中で特に気になった事は、地域包括ケアシステムです。国が日常生活圏域ごとに柱を立てようとしているのは、良く分かるのですがその中に施設が入り込んでいくことを今後考えていかなくてはいけないと感じました。特に、特別養護老人ホームについては、在宅生活ではできない(実現しづらい)24時間のサービスと、専門性を持っていると思っていますが、それが伝わっていないのかと思います。 地域の中で更に社福が存在感を出していく為にも、地域に目を向けた活動の提案をしていきます。 ②記念講演 「おもてなしの心」と題し、加賀屋会長の小田禎彦氏の講演を聞きました。講演の中で特に心に残ったのが「正確性」という言葉でした。 ケアプランにあるプランを正確に行えているか、社内ルールを正確に守れているかなどの確認は、日々理事長から「報告・連絡・相談・確認」と言われている流れをきっちりと行っていく事でその正確性が上がっていくのではないかと改めて思いました。 また、現場でいかに相手の心をつかみ、今を喜んでもらえるか、職員一人一人を手塩にかけて育て、サービス集団を作ることが大切との事でした。また、上職の汗をかいて努力した結果を見ているとの話があり、常日頃いわれている事を思いました。 ③分科会 「食の専門性を究める!」をテーマとした分科会に参加しました。会場のほとんどが管理栄養士・栄養士・厨房職員という分科会でした。発表の内容のほとんどにあった話として、ミキサー食をソフト食(ムース食などと表記もしてある)に変更しているとの発表がありました。ゲル化剤や寒天を使用して提供時点から提供し、栄養評価のAlbや浮腫の有無・皮膚状態の観察・体重・BMIなどの評価軸を用いたところ、改善傾向が見られている報告が多くありました。また、残食量も減少しているとのことでした。 質問をしたりしましたが感じたこととして、発表がしっかりされていた施設の管理栄養士については認知症の状態や病態に対しての理解もきちんとされており、その発表対象の利用者・入居者様を語る事が出来ていました。 ○全体を通して 自分のやるべきことは、日常の中で理事長・副施設長にいわれている事を再認識した感じです。これからもがんばります。ありがとうございました。
東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会(石川)② 2011/08/03
二日目の内容は分科会です。 究めよう!食の専門性とし食事についての分科会に参加しています。 食は生活の大きな楽しみです。より良い食の提供に何がこれから必要かを他の事業所様の取り組みから勉強してきます。
東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会①(石川) 2011/08/02
今日から二日間東海北陸ブロック大会で金沢に来ています これから加賀屋の会長の講演を聞きます サービス業として確固たる地位を築いてみえる加賀屋さんのおもてなしの心を勉強したいと思います。
岐阜県老人福祉施設協議会西濃支部前期研修 2011/07/08
今日は西濃支部前期研修会が大垣のスイトピアセンターで開催されました。 午前中は黒野病院老年精神科部長の村田先生による認知症の研修が行われ、当法人でも認知症に対する取り組みを行っていますので、講演からしっかり学んで活かしていきます。 午後からはそれぞれの役職にわかれての分科会がありました。 あらかじめ持ち寄った各施設での課題を参加者で話し合い、他施設との交流を深める事ができました。
施設間交流 2011/07/02
7月1日・2日と、東京都板橋区にある、ケアポート板橋へ、研修に行ってきました。 意見交換・トランスファーの技術交換・EPA候補生の学習指導など中身の濃い研修となりました。 また、施設内のレイアウト方法、一番感銘を受けたのは、職員さんの接遇マナーの素晴らしいことでした。 今後も、良い施設間交流が出来るように、情報交換・介護技術の向上など、高めていきたいです。
基礎研修② 2011/06/16
今回の研修は、状態観察、基本的バイタル測定、急変時の対応の仕方を、副施設長より講義、演習を行っていただきました。施設生活の中で、急に変化がある入居者さんのいろいろな初期対応を演習で進めていき、大変よくわかる講義でした。
第2回施設内研修 2011/05/31
今回の施設内研修は、基礎研修①【食事・排泄・入浴】について、研修会を行いました。 排泄では、当施設も参加している介護力向上講習会で勉強したことを基本に、またオムツのあて方についてもう一度細かな所を確認、指導を行いました。 食事では、嚥下について、食事介助の仕方、また食事中におこりうるリスクについて意見交換をしながら行いました。 入浴については、どうしたら入居者さんが、喜んで入ってもらえるか、入浴にはどんな効果があるかなど、全員で意見をだしながらの講習会でした。 三大介護をきっちりと行えば、きっとさまざまな良い現象が起きると思います。次回は、今回の講習を受けた職員が、教える側になり、伝える研修会にしたいと思います。
第8期介護力向上講習会 2011/05/21
今回初めて介護力に参加させていただき、高齢者ケアの基本はすべて「水分」「食事」「排便」「運動」だと改めて感じました。つまり、健康な体作りが基本ケアだということです。この4要素は連鎖しており、日中おむつ使用率ランキングをみても、水分摂取量がとても関係していることが分かりました。水分がちゃんと摂れているかいないかで、転倒も減り、身体的な活動性につながっていきます。水分は少ないと問題があるが、多ければ多いほど、改善効果があると知りました。水分を摂ることによって、意識レベル・覚醒水準を上げることができます。そして日中の活動量を増やすことで、夜間良眠へ繋がると学びました。人間の体の水分量は成人、幼児、高齢者とそれぞれ異なり、高齢者は50%の水分で生命が維持されています。その水分が欠乏すると、1~2%で意識障害、2~3%で発熱、5%で運動機能低下、7%で幻覚の出現、10%で死亡というように水分の恐さを知りました。水分は体内に入るもの、出ていくものがあり、摂ったら出していかないと人間は生きてはいけません。高齢者の方は、トイレに何回も行くのが嫌だから水分を拒否される方がみえますが、本人がいらないと言っているからそのままにしているのは間違っていると思いました。これからの介護職はただ介護するだけではなく、意識して取り組むことが大切だと改めて感じました。「水分はいろんな事に対して改善効果がある」という事を常に頭の中において仕事すれば、水分提供するときの視点も変わってくると思いました。 おむつゼロの定義は、「排便をおむつ・類似品で処理しない。一般トイレ、ポータブルトイレで処理すること」です。講義の中で「おむつが外れた入居者へのインタビュー」があり、入居者様の心境を知ることができました。日頃、介護をしていて「いつもすまんのぉ~」「嫌なことさせて堪忍してな」「みんなに世話してもらわんとあかんで、はよ木の箱入れてもらわなな」など排泄介助の際に話されることを思い出し同じ思いをもっている入居者様が多くみえていると感じました。おむつを使用することで、ほぼ半数の方は不快感、おむつかぶれを引き起こしています。おむつをすることに対して誰ひとり嫌とは言いませんが、本当は嫌と思っているに違いありません。年をとったらここに入りたいと思うのはおむつゼロの施設だと思いました。 歩行については、学習理論があり、人はすべて動作を学習によって獲得し、使用しなければ動作機能は失われるという考えがあります。歩くようになるためには①そのものを使った練習をする。②反復運動をする。③練習量を増やす。この3つの事にそって取り組むことだと学びました。 下肢筋力が低下して歩けなくなるというのは間違いで、歩き方を忘れた為歩けなくなったというのが正しい解釈であり、今までに歩いた経験がある人なら再び歩くことができるという考えです。歩くことを忘れているなら、思い出していただいたらいいと学びました。すぐに車椅子に頼るのではなく、「少しでもいいから歩いてみましょうね」と歩行を介護に取り入れていくことから始めていきたいと思いました。 今期より取り上げる新しい課題は「全員常食」のケアです。具体的に、きざみ、ペースト、ミキサーなどの食事形態をすべて「常食」に戻すケアです。口腔ケアの新しい知識、アセスメント、ケアのすすめ方など、全てを理論化し、胃瘻・経管も常食経口に戻して気が向けば、お寿司でも食べに行くようにとありました。介護力向上講習会で学んだ事を委員会で話し合い、施設全体で取り組んでいきたいと思います。他の施設では日中のオムツゼロや、要介護度5・寝たきりの方が自立支援介護を行い、歩行器で廊下を数メートル歩行したという例があります。また食事面についても胃瘻の方を常食に戻したりといろんな取り組みを行っている事を知りました。講習会で学んだ事を実際にやるかやらないかで成果がでているのだと感じました。
平成23年度施設内研修会第1回① 2011/04/18
第1回施設内研修を開催しました。 今回は、杉和会理事長より法人理念、これからの長期展望について講義をしていただきました。
平成23年度施設内研修会第1回② 2011/04/18
第1回施設内研修会2部 後半は、副施設長より、職員としての心得について講義をして頂きました。
平成22年度生活相談員研修会in博多 2011/03/10
①基調報告 ・・・平成24年度の介護・医療報酬の同時改定と制度見直しについて基調報告がありました。地域包括ケアシステム、社会福祉法人新会計基準などについて、厚生労働省からの文書などを使用しての説明がありました。 キーワードとしては、①介護保険財政②賃金・物価水準③事業体の経営などが挙げられ、報酬の評価としては平成21年改定と同じようにサービス提供の対価になると思われ、加算方式が取られると考え、平成23年度に色々とその為の資格取得等を考えていく必要があると感じた。 ②講義Ⅰ「生活相談員の実践に生きるリーダーシップと人間力」 講師:㈲守谷教育コンサルタント代表 守谷 雄司 氏 ・・・組織内におけるリーダーシップの講義でした。指示する側としてぶれない基本的なビジョンをしっかり持ち、叱ることは時代錯誤であるという今の風潮に対しては、それも重要だと言えるような信念をしっかり持つこと。また、それを相手が聞きたいと思う様にあらかじめ信頼すべき行動を示すことが重要であるとの話がありました。 生活相談員が現場とのかい離を作らない為にも、「これからどうしたい」という問題解決型の質問をするようにし、「なぜ?なぜ?」と答えが返ってこない相手に対し、追い詰める様な質問はしないこと等、普段の会話の中でも気にすべきことが多くありました。 特に心に残った話として、「誰でもわかる」「すぐにわかる」「はっきりわかる」「印象強く」「理由を話す」という当たり前のことをきちんと意識して話をすることを続けることが大事だとの話が心に残りました。 ③講義Ⅱ「尊厳ある終末期ケアを支えるために」 講師:国際医療福祉大学大学院 教授 高橋 泰 氏 ・・・「死」を迎える迎え方として、どのような迎え方をしたいかとの導入部分の話がありました。また、介護サービスが充実している地域とそうではない地域とでは、ADLの低下に著しい違いがあり、サービスが少ない方が低下が少ない。また、要介護状態になる前に亡くなる方が多い。相談員としてどのようなコーディネートを利用者さんにしていくのか、その方が何を望んで見えるのかをしっかりと考える。 高齢化の問題には、大きく分けて3つの問題がある。①2015年までは、高齢者になる方が多く見える。②その後は、高齢者自体の数は増えないが、それを支える若年層の数が減る。③は、2000年~2015年まさに今であるが、①②の両方が起きている。この3段階に分かれている事をまず認識してもらいたい。 支える側の負担をこれから減らしていくためにも、今後医療・介護の業界が最期の場面をどう考えるか、最期に向けてどううごめくかを考えていくべきである。 ④講義Ⅲ「課題の解決力を磨く」 講師:びわこ学院大学准教授 烏野 猛 氏 ・・・サザエさんの25年後をケースとして起こりうる高齢者問題、裁判事例等について考えました。現在も、高齢者トラブルとして一番多いのが、「説明義務」とのこと。今後、施設での契約書などの見直しや、契約時に話しておくべきことの確認などをしっかりと煮詰めていき、それらのトラブルがないような契約方法を考えていく必要があると感じました。 介護契約に関しては、「契約書」や「重要事項説明書」にない「付随義務」が発生するため、特に以下の点について注意が必要との事でした。①説明義務②安全配慮義務③守秘義務④記録作成保管義務⑤信頼関係構築義務について、法人に課せられるであろう義務があるとのことで、その一つ一つについて判例を用いながら、ケースを考えていきました。 午後からは、近くに座った方とチームを組み、問題事例の検討会を行いました。 生活相談員として、「常に最悪のケースを想定すること」「矢面に立つ責任感をもつこと」が大事だと学びました。 毎日の仕事を、目の前にある仕事を1つずつ丁寧に処理するだけでなく、次の展開も含めてこれからの日々を考えていきたいと思います。
看護・介護連携協働研修会 2011/02/21
2月16日~21日の6日間に渡り、看護・介護連携協働研修会が当施設で行われました。 副施設長が講師をつとめられ、看護・介護職員が参加しました。 講義、グループワーク、実技を交えた研修が行われ、各自の知識・技術の向上に役立ちました。
テーナセミナー 2011/02/18
今回のテーナセミナーでは大腸肛門病センターの種子田先生から排便ケアについての講義がありました。まず、排便障害とは「便失禁、便秘、下痢、ガス失禁、頻便」の5つがあることから、いずれの場合でもアセスメントが必要で、なんのためにアセスメントは必要なのかということや、排便のメカニズム、正常な排便とはどういったものなのかということを教えて頂きました。最も印象に残ったことは、下剤を乱用することで便秘や下痢の症状が起きてしまうということでした。以前私が参加していた他の先生の講習会でも同じことをおっしゃっていました。下剤による腸への刺激で排便させるというのは(下剤にもいろいろな種類があり、便量を増やすものもあります)最終手段であって、その最終手段を常時使用して便秘や下痢を起こしていては利用者さんにとって不快なことで、職員にとっても本当はなくても済む負担が増える事にもなってしまいます。これらのことを聞いてやはり下剤を毎日なんでもかんでも使用するのは良くないことだと改めて感じました。アセスメントやメカニズム、正常な排便とはどういうことなのかということなどを紙面にまとめて、全職員が把握し、より良い排泄ケアができるようにしていきたいと思います。
岐阜県老人福祉施設協議会西濃支部後期研修会 2011/02/04
2月3日、海津市文化センターにて、岐阜県老人福祉施設協議会西濃支部後期研修会が開催されました。 各施設から、施設長、介護支援専門員、介護主任、栄養士が集まり、午前の講演では、現在から今後の高齢者を取り巻く環境の変化について話を聞き、午後からはそれぞれの分科会に分かれ他施設との交流、情報交換をはかりました。 他施設から参考となる意見を多く取り入れることができ、有意義な研修となりました。
第7期介護力向上講習会 第5回 2011/01/23
1月20、21日の2日間に渡り東京にて、第7期介護力向上講習会(第5回目)に出席しました。 水、メシ、クソ、運動の基本ケアの中で、今回はメシ、常食を食べることの重要性について話しを聞きました。 竹内先生いわく、嚥下力の低下により食事形態を変える事は意味がなく、人間は普通の固さのものを噛む運動を通してはじめて嚥下反射が起こるのであって、刻み食、ペースト食では、そもそも嚥下反射を引き出す咀嚼という行為があまり起きないために、かえって誤嚥のリスクが高くなるとのことです。 むせることを恐れて、安易に食事形態を落とす場合があるが「むせ」とはそもそも、人間がもともと持っている防御反応であり、無意味に形態を落とすことは、無責任な行為であるとのことでした。 嚥下体操を行うより、常食を食べ続けることが、1番のリハビリであるということも話をされました。 栄養士という立場上、あらためて食事形態の見直しを行っていきたいと思います。
ユニットリーダー研修 2011/01/21
うねめの里で、5日間の実地研修を行いました。入居者様の目線に立って1日を知り、体感すること、職員の動きを入居者様視点でみることを意識し実習に望みました。 1日目は日勤で午前中はオリエンテーションと自己紹介、施設見学をしました。午後からはユニット(夕日の家)を見学させていただきました。2日目は遅番でユニット(青空の家)を見学させていただきました。3日目は日勤でユニット(虹の家)を見学させていただき、午後からはもちつきに参加させていただき、レビューで1,2日の振り返りと質疑応答を行いました。4日目は早番でユニット(朝日の家)を見学させていただきました。5日目は早番でユニット(月の家) を見学、プライバシーに配慮し写真撮影をさせていただき、午後からはレビューで3,4日の振り返りと質疑応答を行いました。 5日間、椅子に座りっぱなしで、1日を過ごしましたが、ずっと動かないでじっとしていることがこんなにつらく感じるとは思いませんでした。また、動いたりしないので特に足元がとても冷え、体は足元から冷えるのでレッグウォーマーをはくなど職員が気づいて対応することが必要だと感じました。またなかなか足元が温まらない方は、入浴や足浴は効果的で身体を温めることできると感じました。 食事面については、炊飯器やポットなど使いやすい場所に設置してあり、コップも自分で取りやすいところに置いてありました。料理は厨房の方が持ってきますが、格好が白い制服ではなく私服なので家庭的な雰囲気を壊さないようにしていると感じました。食器は個人物を使用し、瀬戸物やプラスチックなどのさまざまな物がありました。提供の際は、料理を利用者様の食事形態に合わせて包丁で刻んだり、お粥をスベラカーゼと一緒にミキサーにかけてソフト食を作ったりしていました。中ぐらいの器にうつし、利用者様の目の前でどのくらい食べられるか聞いて盛り付けを行っていました。電化製品を危ないからといって奥にしまい込んだり、なくしてしまうのでは、何もなくなってしまうのでそうではなく、リスク面を職員側が把握していることが大切だと思いました。食事の際は、職員も利用者様と一緒に食事されており、お話しながら楽しい雰囲気だと感じました。食事が済むと、自分の器を流し台まで持っていく方や、使った食器を自分で洗われる方がみえ自立していると感じました。「危ないでいいよ」と制限してしまうと、その人の残存機能まで失っていくので、利用者様にやっていただくことでのリスクを職員が把握し、必要なサポートを理解していれば、より良いケアにつながると思いました。 ユニットの玄関には、チャイムが設置されており、チャイムを鳴らしてから中に入り、スリッパに履きかえる取り組みをしていました。スリッパに履きかえることで感染予防にもつながり、利用者様に『家』ということを感じていただく為に実施していました。他のユニットの利用者様が入ってくる際には「お邪魔します。」「お邪魔しました。今度はうちにも遊びに来てね。」という会話をされ、お茶とお菓子を出しておもてなしをしており、ユニットは「家」というイメージを感じました。利用者様は自由にユニット内を行き来しており、それに職員も対応ができていたので連絡がしっかりできていると思いました。職員がバタバタしておらず、ゆとりを感じることができました。職員がバタバタしていると、利用者様は職員に気を使ってしまい頼みごとがあっても遠慮してしまいますが、職員が落ち着いていると「ちょっとお願い」と声をかけやすいと思いました。 排泄については、排泄の時間というものがなく、しらないうちにすんでいるという印象を受けました。トイレに誘う際も他の方にわからないように声掛けしてみえ、羞恥心に配慮して対応していました。フロア内を通る際もトートバックを使用しており、排泄のイメージがしなかったし、トイレ内は収納スペースがあり、トイレットペーパーやオムツ類を収納できるので何度も出入りしなくていいので見守りもしっかりできると思いました。 居室の前には表札がありましたが、一つ一つ手作りになっており、その横には、ちょっとした物が置けるスペースがあり、花や写真、ぬいぐるみ、今年の干支であるウサギの置物や絵が飾ってありました。個々に表札や飾りが違うことで、入居者様もここは自分の部屋というのが分かりやすいと思いました。壁面については、額縁に入った絵や文字が手すりより少し上で統一されて飾ってありました。ユニットによっては、「笑顔・思いやり・感謝・自立」などの言葉が書いてあるものが掲示してあり、職員の意思を統一できるひとつの方法だと感じました。 時間をみて、何かをする時間だと行動するのではなく、利用者様と生活している中でケアを提供できるようになるとより良いケアにつながると思いました。その為にも、利用者様の暮らしを知ることはとても大切で、24時間ずっと見守りすることは難しいので、目が離れるとき、利用者様がどのような過ごし方をしているかなど職員が把握していれば、離れる時、利用者様に声を掛けたら、利用者様も安心すると思いました。 3日間の講習と5日間の実地研修を終えて、今まで施設という考えでいましたが、利用者様にとっては「家」だということを改めて感じました。入居者様一人ひとりがその人らしく生活できるようにケアしていきたいです。そのために、具体的にどうするか考え、その中でもできることとできないことがあるので、できることを一つ一つやっていきたいと思います。なにをするにも手間がかかって当たり前なので、その人らしくという部分を大切にしていきたいと思います。
第4回スキルアップ研修会 2011/01/15
今回、第4回スキルアップ研修に参加しました。 研修の進め方、職員のモチベーションアップの仕方などの講義、グループ討議を行いました。意見交換の中では、研修に出た後の進め方が難しいと感じている施設が多く、当施設においても共感できる部分がありました。 次回は、2月17日に第5回スキルアップ研修があります。計画書を作成し、実りの多い 研修としたいと思います。
ユニットリーダー研修 2010/12/15
今回はじめてユニットリーダー研修に参加させていただきました。一日目はユニットケアの理念と意義、ユニットケア導入の過程、高齢者の生活との環境について講義を受けました。2日目はユニットケアの具体的方法について講義と、グループワークを行いました。三日目は情報の活用と職員のサポート及び指導、ユニットケア導入・運営計画の演習を行いました。この研修に参加するまでは、「ユニットケアってなに?」と聞かれたら「個別ケア」という事しか答えることが出来ませんでした。しかし、三日間の研修を終えてユニットのケアの考え方について改めて理解する事が出来ました。また、他の施設の方とグループワークを通して意見交流を行い同じことで悩んでいた事を知りました。その疑問に感じていることや悩みをみんなで考え、講師の方に指導して頂きました。 受講者の年齢は幅広く、ケアワーカーの方、ユニットリーダーの方、主任の方と様々な立場の方がおり、同年代の方がリーダーを任されていたりし、自分自身ももっと成長しなくてはいけないと刺激を受けました。研修で学んだことを施設内に広めていきたいと思います。ケアはひとりでは出来ません。職員全員の協力が必要なので、統一したケアを行っていくためにもまずは、理念をしっかり理解して頂き、その目的に向かって各職員が一人ひとりそれぞれの役割を持つことが大切だと感じました。考え方が違えば、ケアの方向性も変わってしまうので、何を大切にケアをしていくのか、具体的に何をすればいいのかなど話し合って役割を明確にしていきたいです。
課題別スキルアップ研修会 2010/12/07
今回、課題別スキルアップ研修会に参加させていただきました。今回は認知症の知識とケアについて勉強してきました。認知症の原因疾患やその症状と経過について詳しく学び、その中でどのようなケアをしていかなければならないかということを学んできました。 認知症の基本症状の中で物忘れに対するケアのポイントとして、相手を責めずに何度も根気よく伝える事が大事です。 当施設でも帰宅願望のある入居者様がいますが、何度も「今日はうちに帰れないの?」と聞かれます。 そのような方に対して「今日は~ですから帰れませんよ」と何度も同じ説明をし納得していただくようにしていかなければなりません。 見当識障害に対するケアのポイントとして、生活リズムの確立と環境の整備が大切と学びましたが、これは認知症の方だけではなくすべての利用者様に大切と言えます。 普段の生活の中で朝・昼・晩が分かる声かけは必要です。例えば朝だったら「おはようございます」、夜だったら「おやすみなさい」といった時間が分かる声かけをしていかなければなりません。 判断力の障害に対するケアのポイントとして情報の簡素化と学びました。 認知高齢者は情報を出しすぎても混乱されてしまうため、2択で選べるようにするとよいと言われました。 当施設に置き換えると毎月2回選択食がありますがそれにあたります。 認知症でない正常な方の老化と認知症の方の老化では問題行動(BPSDと言いますが)そのBPSDの出現により落差が生じてきますがその落差私達介護者がどのように埋めるかが課題となってきます。 認知症高齢者にも出来る事はたくさんあります。それを介護者が奪ってしまっては「良いケア」にはたどり着けないと思います。入居者の出来る事と出来ない事の把握をして出来る事は自分でやっていただくということを心がけて介護にあたっていきたいと考えます
第7期介護力向上講習会 第4回 2010/11/20
11月18、19日東京にて、第7期介護力向上講習会4回目を受講しましたので報告します。今回は、認知症の症状から認知症を6つのタイプに分け、タイプ別のケアを行うことをテーマとして、事例検討会が行われました。 まず、対象とする方の異常な言動が、いつ、どこで、どのような場合に起こるのか記録し、そこから、6つの認知症の型に分けていきます。6つの型は、それぞれ以下のように分けられます。 ①身体不調型 「突然の興奮状態を核とする多様な言動がある」 ・脱水 日内変動が見られる(毎日の午後、夕方、夜間に見られる) ・便秘 周内変動が見られる(週に1回、決まった日に見られる) ・低体力、低活動(寝たきり)、低栄養 【対応ケア】 ・基本ケア(水:1500cc以上 メシ:1500kcal以上 クソ:自立排便 運動:自立歩行)の徹底。 ②環境不適応型「拒否を核とする行動」 ・新しい環境に直面したとき(3ヶ月以内) 【対応ケア】 ・担当職員を決め、他の利用者の方との関係づくりに 努める。 ③知的衰退型 ・認知力が低下したことによる「認識」「理解」「判 断」能力の欠如。 ・見当識障害としてあらわれる。 ・同じ事を何度も言われる。 【対応ケア】 ・状況の理解が出来るような声かけ、手助けを行う。 ④葛藤型「ある状況下での異常な反応、行動」 ・他者が言動を抑制しようとすると、興奮、抵抗、粗暴 になる。 ・孤独感からくる人集め、物集め、異食などを起こす。 【対応ケア】 ・外出、とくに買い物に出かけると良い。ウィンドウシ ョッピングでもよく、買物は一時的ながら孤独感を感 じないですむ。週3回の頻度が望ましい。 ⑤遊離型「状況への無反応」 ・終日何もせずにボーッとしている。無感動、無為、無 動。 【対応ケア】 ・何か出来る範囲で、行えることをやって頂く。 ・役割をあたえる。 ⑥回帰型「古きよき人生への回帰」 ・過去、自分の人生が最も充実していた時期への回帰と して行動に現れる。 【対応ケア】 ・話をお聞きしながら、行動の理解をし、言動を否定す るような対応をしない。 以上のタイプ分けにおいて、1人の対象者の方に対し1つの型のみ当てはまる場合もあれば、複数のタイプが1人の方に混在している場合も考えられます。 タイプ分けする時に注意すべき事は、異常な言動に対する詳細な記録が必要(特に「いつ」「どこで」「どのような状況で」というポイントを記録)であるということ、あくまで症状に重点を置いて、単に水分量が少ないので脱水を症状とする身体不調型と判断したり、カロリー量が少ないため、低栄養を症状とする身体不調型と判断するとタイプ分けの際に誤りが生じるとのことでした。 また、基本ケアである「水、メシ、クソ、運動」を徹底して行う事で、認知症の方の異常な言動はおさまることができるとのことでした。 次回の介護力向上講習会の宿題は、常食(ごはん・普通食)以外の食事を食べられている方に対して現在の状況調査票を1人1枚作成してくることです。(別紙①参照) 各フロアには、調査票への記録のご協力をお願いしたいと思います。 また、竹内先生が言われる「メシ」とは常食のことを指し、安易に刻み、ソフト、ミキサー食で提供することは、長期的に見て咀嚼力を低下させる要因になりかねないとのことでした。その点からも、現在の入居者の方の食事形態を見直し、常食を食べることが可能な方にはすみやかに食事形態の変更を行っていきます。
全国老人福祉施設大会北海道大会 2010/11/15
第4分科会 シンポジスト 吉澤進治 ~北欧式トランスファーに学ぶ高齢者介護~ 社会福祉法人杉和会は、岐阜県不破郡関ヶ原町の山沿いにあります。 平成9年に法人認可、平成10年から特別養護老人ホーム優悠邑 <入居50床・ショートステイ20床> デイサービスセンターえりかの里、事業開始。 デイサービスは年中無休、定員30名で営業。 平成16年全室個室のユニット型の増床<1フロア10名で4フロア> 平成20年職員宿舎、保育所新設しました。 その他いろいろと委員会開催、イベントも行っています。 詳しいことはホームページ、お手元の資料をご覧になってご確認ください。 ここで、お話の前に、日本介護支援協会から、だされていますDVDを5分程、見ていただきたいと思います。これは、厚生労働省の介護雇用管理改善推進委託事業のモデルとして当施設が紹介されたものです。 ただいまの、DVDにも紹介がありましたが、北欧式トランスファーテクニックについてもう少し説明をさせていただきます。 北欧式トランスファーテクニックとは、人を持ち上げるという垂直方向の動作そのものを用いずにそれをできる限り水平方向の動作(引く、押す、回転させる)に変えて動かすことを考えることです。 トランスファーテクニックには、基本的な考え方として7つの原則があります。 1、持ち上げない 2、利用者の積極的な参加 3、自然な動き 4、摩擦 5、てこの原理 6、傾斜 7、太極拳のようにしなやかにです。 この取り上げた、極めてシンプルな原則を念頭において、それらをうまく組み合わせ、利用者の状況や周囲の環境を考慮しつつ、利用者にやさしく、しかも職員にとって最も楽な姿勢・動作で、移動・移乗の作業をすることが北欧式トランスファーテクニックのポイントです。多くの型を取得して、それをそのまま実行するのではなく、介助者たちが考え、アイディアを出しながら、経験を積み取得していくことが大切です。また、日々繰り返し行うことが、トランスファーテクニックの技術向上の唯一の道だと思います。 トランスファーテクニックを行うにあたり利用できる道具をいくつか説明します。 (声)利用者を介助する際よく声掛けをして何をするかを説明しながら介助者が動いていますが、もし介助者がうまく声で誘導し、利用者が自力で移動することができるのであれば、それに勝るものはありません。なんでもやってあげるのではなく、利用者ができることは自分でしてもらう、声による誘導イコール利用者とのコミュニケーションもひとつの大事な道具でなのです。 (手)介助者の手と利用者の手を握手の要領ではなく腕相撲の要領で握って、利用者の立ち上がりを誘導すると、利用者も自分の腕の筋肉をおのずと積極的に使うようになります。また仰臥位(ぎょうがい)の利用者の背中部分に両、手の平を入れて、手で利用者の上半身をスライドさせる、摩擦を軽減させることも可能です。このような介助時の手は優れた道具になります。 この他にも手軽に利用できる道具があります。 ・滑りやすい布あるいはビニールの袋 ・滑り止め ・手の延長になるもの(シーツやバスタオルなど) ・ベルト ・スライディングボード ・リフト です。そのほかにも、さまざまな福祉用具の利用が可能です。施設で話し合い、利用できるものを検討してみてください。 当法人は、トランスファーテクニックを導入して、2年半がたちました。 当法人と、トランスファーテクニックとの出会いは、 平成19年全国老人福祉施設研究会議 岐阜会議 特別講習会 「つらい介護からやさしい介護へ」の講習会に職員8名参加したことでした。小島ブンゴード孝子先生のデンマークと日本の介護環境の違い、また介護技術の違いに驚き、また参加した職員が興味を持ちました。 ステージにおいて、ベットに寝ているモデルの方を簡単に移動されている姿は、今でも覚えています。また、本当のところは、「本当にあんなかんたんにできるものなのか」と正直疑問さえ抱きました。 平成20年岐阜県老人福祉施設協議会研修会 「北欧式トランスファーテクニック研修会」に職員6名参加。 トランスファーテクニックの基本的な考え方、基本的動作、スライディングボード、スライディングシートを使った実践研修に参加しました。研修が、進むたびに会場から「おー」と言う驚きの声があがったのを覚えています。 数日後、施設内においてトランスファーテクニック導入について、理事長が先頭となり実際に職員同士でトランスファーを行い、本当に職員・利用者さんにとってやさしいものなのか意見交換を行いながら検討会を行いました。 検討会の中で、このトランスファーテクニックを全職員に浸透することができれば、 必ず身体的負担の軽減・やさしい介護につながると確信しました。 ここで、今年度のはじめ、当法人の行ったアンケート結果をご覧ください。 現在身体的負担を感じていますか?トランスファーテクニック導入前身体的負担を感じている職員は、実に97%いました。 しかし、トランスファーテクニック導入後、 身体的負担を感じない、あまり感じない職員が85%に変化。改善することができたのです。 法人として、トランスファーテクニックを導入する上で、もっと技術的に知識を得る必要があると、デンマーク研修に参加し、実際の介護現場で勉強することで法人独自の介護技術指導員の育成を行いました。 デンマークから帰国後、理事長と意見交換をする中で、ハード面の充実が絶対に必要だと話をしました。すぐに、理事長より許可をもらい、 車椅子【アームレスト・フットレストが上がるもの、外れるもの】を30台購入 スライディングボード・ スライディングシート10枚を購入し、職員のバックアップをしてくれました。 また、家族会にたいして理事長自らトランスファーテクニックについて説明をしてくださり、今後の協力をお願いしてくれました。 理事長の「やるぞ」と言う気持ちに、介護技術指導員を中心とした、「介護技術検討委員会」を設立し職員もトランスファーテクニック導入に答える体制を整えました。 職員全員にトランスファーテクニックを浸透するため、施設内研修を行うことにしました。 2ヶ月間研修 週1回の参加。一週間同じ内容で開催。 名簿を作成し、全員参加を確認 少人数で行うことで、細かなところまで指導することが可能でした。 この研修のねらいは、トランスファーテクニックの技術取得・意見交換です。 少しずつでも、意味を理解し納得して取り組めたらと考えていました。 しかし、研修を進めるにあたり指導職員の負担・実際に行う現場職員からの反対意見・疑問との衝突もありました。 ・ 楽だけど時間がかかる ・ トランスファーをやるスペースがない ・ いままでの介護方法でやってきた自信がある ・ もちあげる介護しかやったことがない ・ 利用者の積極的参加へのとまどい 等、さまざまです。 委員会メンバーも、トランスファーテクニックがいいものではあるが、導入によって職員間がギクシャクするのは困ると漏らす職員もいました。 研修は引き続き開催し、トランスファーテクニックの上方移動介助の方法を研修中にある女性職員から「経管栄養の○○さんにいいんじゃないの」と意見が出ました。 その意見に対し「いいね」「あの人もいけるんじゃないの」と賛同する職員がいました。その日の研修から、実際の入居者さんを想定した研修を行い、意見が飛びかっていました。週1回の参加のはずが、2回、3回と参加したいと申し出る職員もいました。 職員間の意見対立もありましたが、研修を進めていく中で自然と反対意見は少なくなっていき、少しずつではあるが、職員の意識改革ができてきた。本当に成功とも言える2ヶ月間の研修を終えることが出来ました。 この研修を行ったことのより、いろいろな、ところで良い効果がでました。 身体的負担が減ったことはもちろん、今までとは違った視点から介護にあたることができるようになりました。 また、一番の収穫は福祉用具の活用です。いままで、入居者さんの使用しているベットは、寝るためのものと思い込んでいました。しかし、研修のときに、実際に自分がベットに横になり、ベットの機能についてそれぞれが理解することができました。 車いす・マットもそうです。いろいろな福祉用具の有効活用、また福祉用具の大切さ・利用することで身体的負担が減る事に気がつきました。 研修後、次に行ったことは、トランスファーテクニック導入において必要な、利用者さんの積極的な参加でした。すなわち、利用者一人一人の身体機能の確認、残存機能の活用です。 利用者、一人一人にあうトランスファーテクニックの提供をするため、個別シートの作成を行いました。 <シートのせる> このシートは、身体状況の変化、日々の利用者の気持ちによって、少し変わります。 定期的に、シートは見直し無理のない内容にしています。 基本的な知識・技術を職員が理解し、入居者の情報を集め、ハード面は整い、 いよいよ、トランスファーテクニックを利用者さんに導入していきました。 職員さんは、研修を行い「いける」と踏んで、トランスファーを行いました。 しかし、3・4日すると、現場から「トランスファーテクニックは、利用者さんには無理」 「入居者さんによっては、嫌がられる」「認知症の方への提供ができない」等の意見が出てきました。 しかし、トランスファーをやると決めたいじょう、少しでもやるしかありません。まず、提供できることから始めようと、 全フロアが最初にやったのが、腰を痛めないために必ずいろいろな場面で、ベットの高さを調節すること。また歩行の際に、前から手引きをせずに利用者の横に密着し、歩行のトランスファーテクニックで行うことでした。 しかし、どこか職員さんにも新しいことへの不安があったと感じました。 平成21年6月、デンマークより小島ブンゴード孝子先生、理学療法士のフランク・ニールセン氏を当法人に2日間招き、全職員を対象とした、研修会を行いました。 この研修は、現場の様子から、急きょ理事長が企画し開催にあたりました。 午前は講義、午後は演習。現地のプロによる指導に、自分自身がやっていることに対して自信が持てました。なにより、現地の方に教えてもらうことによって、職員のモチベーションアップ、自分たちの技術の確かさを確認できました。 先生からも、普通は演習を行うと「おー」とか歓声が上がるが、その声が一度もあがらない。それは、一人一人がトランスファーテクニックを体験し、しっかり理解している証と、全職員に声をかけてもらいました。 この研修後から、どこか職員にも自信がついたように思います。 現在トランスファーテクニックを導入し、約2年半が経過します。 導入時に立ち上げた、介護技術検討委員会は、現在もしっかりと活動しています。 ・定期的な理事長への報告・連絡・相談・ハード面の協力要請 ・施設内研修開催【トランスファーテクニックの確認・技術力向上】 少しづつではありますが、当施設独自のトランスファーテクニックもできてきました。委員会・現場職員で、話し合い取り組んだのが身体的負担の大きい移乗・移動を改善することでした。寝たきりの方、経管栄養の方の移乗、移動です。 どうしても体が下にずってしまったり、横にいってしまったりと持ち上げて体を移動させる必要が出てきます。 委員会として、現場職員とも話をし、基本的な考え方を念頭に、タオルケットにスライディングシートを縫いつけ、シーツの上に引くことにより、上方移動介助がスムーズにできるようになりました。 その他、従来型のホームに入所されており、多床室におられ、十分なスペースの確保ができない利用者さんもみえます。 しかし、ベットは福祉用具の一つであり、キャスターが付いていれば移動も可能。 ベットを動かしスペース確保をしました。 現場より、いまでもうまくいっていると聞いています。 ・各フロアとの意見交換 ・新規入居者への提案 個別表の作成 ・新規採用職員での新人プログラム作成・実行<プログラム> 当法人では、新規職員の方を対象に新人職員研修を行っています。 すぐに現場に入っても困らないように、トランスファー研修、基本的な医療研修、法人理念等のプログラムで、3日間開催されます。 ・介護者教室の開催 在宅介護に方に対して、トランスファーテクニックの技術指導、提案を行いました。 現在当施設の介護現場ではトランスファーテクニックを導入したことにより、少しずつ変化が見られています。 ここで、入居者さんのいくつかの事例を発表させていただきます。 <事例1> H・ Oさん 女性90歳 要介護4 トランスファーテクニック導入前、従来の移乗介助、脇に手を回し職員が持ち上げ車椅子に移乗していました。 トランスファーテクニック導入にあたり、H さんには新しい車椅子の購入が必要不可欠でした。家族に対して、現場職員、理事長からもトランスファーテクニックの事、車椅子の機能の事など、説明させてもらい、車椅子の購入にいたりました。 車いす購入後、職員は研修どうりに、フットレスト・アームレストを外し、「Hさん、車椅子に座りましょうか」と声を掛けました。すると、Hさんから「あかん、私は出来んのや」と強く拒否をされ、「もって」と両腕を少し上げられました。 それから、何日たっても自ら移乗される姿は見られず、従来の介助方法が続きました。 8月の天気のよい日に、Hさんに「畑に散歩にいきませんか?」とお誘いすると、 「いくわ」と嬉しそうな返事をされました。気分がのっていたのか、車椅子を持って行くと、「私、やるわ」と自らやられようとされる言葉が出てきました。 「チャンスだ」と感じ、「お願いします、側でみていますから」と言葉を返しました。 アームレスト、フットレストを外し、1つ1つ動作の声かけをしながら、移乗の際に少しだけ背中に手を置き、移動方向に向かって、誘導介助を行いました。 すると、「あーいけるわ」と大笑いされました。これが、きっかけとなり、車椅子の移乗等、さまざまな場面でHさんの積極的参加、残存機能の活用が得られ、従来の介助方法からトランスファーテクニックへ移行できました。 これにより、介助者は持ち上げる必要がなくなり、職員の身体負担は軽減しました。 また、生活の中でもHさんに変化が出てきました。 大きく変わったのが、発言内容です。従来の介護方法で行っていた時、Hさんはいつも職員に対して「いつもすまんな、わるいな」とお礼と謝罪を言われていました。 しかし、いまでは「いくよ、いけたな」と協力的・やる気が伝わるものに変化しました。 また、今回のことで自信がついたのか、現在は歩行訓練を希望され日常生活にはりが出てくるまでに発展。 家族さんもHさんの変化に驚き、表情が明るくなった、少し若くなったようだと、嬉しそうに話してくださいます。 <事例2>S・O様 女性 81歳 要介護5 就寝時、少しギャッチアップをしている為、身体が少しずつ下へずり落ちる傾向があります。 トランスファーテクニック導入前は、職員が利用者様を抱え、上へと移動させていました。 研修後、この方は上方移動介助が使えるとフロアで意見が出されました。しかし、次の日Oさんに、対してスライディングシートを見せ「この布はすごくすべるから、Oさんをすごく楽に上へ移動させられるから」と声を掛け、上方移乗介助を行おうとしました。 すると、「今まで通りやってよ」と強い拒否が見られました。その言葉を他の職員に伝えると「やっぱり無理かもね。今までのでいいんじゃないの」と言う職員さえいました。 本人の拒否があり、また従来の移動方法で行なっていたある日、対応した職員に対して「何それ」とポケットにさしてあったシートについてたずねられました。シートを広げ、「これは前に話したすべるシートですよ。Oさんの横でいつもご飯を食べているKさんも使っているんです。」と話しました。 Oさんは「あ、そう」と答えられただけでしたが、興味を持った事は確かでした。 その日の食事後に、シートを利用しているKさんがOさんに「Oさん、あんたも青いの使っとんの。私は、職員さんにやってもらったけど楽やったで。いつも持ち上げてもらう時、女の人には気の毒やし、私も痛いであかんかったわ。あれは、あの小さい職員さんでも『すっ』とやるから私もええし、あの子もええよ。」と話されていました。 その後、Oさんに「シートを使ってもいいですか」と声を掛けると「そやね」と言われ、ベットにて移動介助を行いました。すると「すべるね。すっといく」と笑って言われました。「明日から使わせてもらってもいいですか」と聞くと「ええよ」と答えていただきました。 しかし、一週間くらいトランスファーテクニックを続けていると、ある職員から「やっぱり時間がかかる。あの方は今までの方法でいいんじゃないの」と反対が出てきました。また、Oさんより「人によって痛い時がある」と言われ、再度見直しのカンファレンスを行いました。Oさんの「人によって」と言うのは、完全に職員のトランスファー技術不足で考えが甘かったと職員も落ち込みました。もう一度Oさんに対するトランスファーテクニックをやり直す事に決めました。まず、身体機能の再確認、Oさんから直接話を聞くことそして、介助を行う中でのポイントをもう一度検討しなおし、何度もいろいろな職員がモデルとなり、スキルアップを目指しました。 カンファレンス後、Oさんからの反応を聞きながら、トランスファーテクニックの継続を行いました。Oさんからの、「痛い」と言う言葉は聞かれなくなり、それが今では 「楽やね、ありがとね」と言う、トーンの高い声に変わりました。 <事例3>Y・T様 女性80歳 要介護3 認知症 トランスファーテクニック導入前は、腕の力のみで立位をとってもらい、前からの手引きにて歩行していました。本人様から進行方向が見えず、歩行不安定が見られました。 また、職員にとっても進行方向に背を向けている為、多くのリスクがありました。 まず、トランスファーでの歩行をする前に、Yさんには立位をとってもらう必要がありました。そのためには、介助者の手を握ってもらう必要があります。Yさんは認知症がひどく「手を握って下さいね」と声をかけても「うん、うん」とうなずかれるが、いつも腕をくんでいる状態です。「Yさん、立ちますよ」と手を目の前にだすが理解されておらず、「うん、うん」とうなずかれるだけ。 正直、トランスファーを取り入れる前に、職員から「認知症の方は理解できないから、不可能」「Yさんの腕組み状態から動かすのは、なかなかやよ」とあきらめ気味の声が出ました。 Yさんについてのカンファレンスを行い、「とにかく、時間があれば、Yさんに声をかけ、目の前に手を出して握ってもらう。話をしよう」と決め実行しました。 認知症の方へのトランスファーテクニックの提供、これは本当に大変でした。職員も研修相手が職員同士だった為、まさかの展開に苦笑していました。Yさんに対して、職員全員が意識を持ち、とにかく腕組みをとき、手を握ってもらいたい。時間があれば、Yさんに声をかけ、手を握ってもらおうと何日も繰り返し行いました。 10日程たったレクレーションの時間に、男性職員が音楽をかけた後、Yさんの側へ行き、「Yさん」と手を出しました。するといつも通り「うん、うん」とうなずきながらも、両手を握られました。少しの時間、手を握って音楽に合わせて手を動かしました。 音楽が終わり、男性職員がトイレに誘うと、いつも通り「うん、うん」とうなずかれながら上半身が少し動いた為、トランスファーテクニックの自然な動き、てこの原理を活用し、立位をとってもらうことが出来ました。 そのままトランスファーテクニックにて歩行を行いました。Yさんに職員が体を密着させ、歩行する事により、進行方向のさえぎりもなくなりました。前が見えることによりYさんの姿勢もよくなり、歩行も自然な動きになりました。それにより、歩行も安定し、対応する職員さんもリスクが軽減しました。 しかし、今回はうまくいきましたが、次の日は握っていただけませんでした。5日に1回、3日に1回、2日に1回と職員の差しだした手に対し、握る反応は増えていきます。 歩行に関してのトランスファーテクニックはYさんにとって安心感、歩行の安定、広い視野、自然な動きを提供でき、行動範囲を広げることができました。 また職員からも良い結果・声が聞かれます ・身体的負担が軽減した ・トランスファーテクニックで介護技術がアップした ・ハード面を見直すきっかけになった ・利用者さんとの話す時間が増えた ・職員の離職・欠勤率の低下 ・職員の増加 等、さまざまな結果がでています。 しかし、まだまだ課題は多くあります。 そのなかでも、一番の課題は継続力です。定期的に研修会を開催し技術力の向上をめざし、中途採用職員に対する指導も、きっちり行い進めていきたい。 この課題を、長期目標とし、現在も継続しています。 最後に、このトランスファーテクニック導入、継続には理事長以下全職員の意思統一、強い思いが必要です。何か新しいことをやることは、本当に大変ですが、入居者さんが、しあわせに生活できるよう、介助者にとってやさしい、楽しい職場になるように長期的展望を立て、トランスファーの導入を行ってもらいたいです。 最後に、いつも、うちの理事長が言われています、 「提案力 と 実践力 そこに 責任 と 喜びを 」 この言葉を皆さんに送り、発表を終わります ご清聴ありがとうございました。 MM
全国老人福祉施大会(北海道大会) 2010/10/25
10月19日~22日の3日間にわたり北海道にて、全国老人福祉施設大会が開催されました。 2日目の第4分科会では、吉澤リーダーより、当施設で行っているトランスファーテクニックの実践と検証報告の発表を行いました。 他施設の様々な取り組みも知る事ができ、参考となる事も多くありました。 今後のケア向上につなげていきます。
テーナ講習会 2010/10/25
施設の職員を対象としたテーナ講習会を行いました。 ユニチャームメンリッケ(株)のテーナアドバイザーである篠田さんをお招きし、テーナの商品説明を聞き、実際にテーナのあて方を勉強しました。 職員によって介護力の差が出ないように、統一したケアが出来るよう今後も施設内の勉強会にも力を入れていきます。
認知症実践者研修 2010/10/22
10月5、6、13、14、15日計5日間多治見まで通わせて頂きました。 認知症とは何か?から始まって医学的な分析、専門職としての見解からケアプランの立て方まで幅広く学習しました。 その中で感じた事として、まず「優・悠・邑」の知名度の高さに驚きました。学習とは関係ありませんが今まで研修というと全国から東京に何百もの施設が集まってというものが多かったのですが今回は地元の研修という事で「優・悠・邑」からきましたと自己紹介すると殆どの方が知ってみえました。また介護福祉士の資格保有者が出席の8割である事にも驚きました。 本題に戻します。現在当施設では「北欧式トランスファー」「オムツゼロ」を始め様々な取り組みをしていますが自分自身に「基本中の基本をおろそかにしていませんか」と原点に戻ることに気が付きました。講習の後半にグループワークで「これからどういったことに気を付けますか?」というテーマで話し合いを行いました。 実際に私のグループでは「トイレに行きましょうと大声で誘わない」「もう少し利用者に優しくする」などの意見が出ました。 他のグループでは「待って見る」という意見が出ました。その言葉を聞いて今現在自分自身にも欠落しているしフロアの職員も完全に忘れている言葉なのではないか?ドキッとしました。トランスファーもいいけどオムツが少ないのもいいけど基本中の基本が出来ていなければ何もなりません。講習から帰ってきて早速実践しています。食事のペースは人それぞれ。早い人もいればゆっくり味わって食べる人もいます。食べ終わるまで待つ。立ち上がるまで見守ってみる。そんな風に変わったことを何人の職員が気づいているのか?上が変われば下も変わると思います。もう少し待ってみる事にします。
施設内研修 2010/10/08
2日間のトランスファー研修をおこないました。基本的なことから、実際の現場の事例をもちより行いました。 実際の利用者さんの状況に合わせての内容だった為、皆が考え検討しよい研修になったと思います。 これからの、継続しがんばっていきたいです。
平成22年度 栄養ケア・マネジメント研修会 2010/10/06
10月4,5日に神戸にて平成22年度栄養ケアマネジメント研修会が開催されました。 看取り期における栄養士の役割というテーマの講演と、栄養ケアマネジメントにおける症例別の事例検討会が行われました。 看取り期を迎えた入居者の方に対し、「食」の提供はどのように行えばよいのか、ご本人、ご家族の意向はもちろんのこと、介護、看護といった他職種とも情報を共有し、同じ方向性のもと食事ケアを実施する事が必要だとあらためて認識しました。
東海北陸ブロックカントリーミーティングin三重① 2010/10/01
東海北陸ブロックカントリーミーティング~介護職を、人が羨む職業に!~が三重県松阪市にて開催されました。 一日目は全体会の後、分科会を行いました。岐阜県二十一世紀委員会のメンバーとして、分科会の書記を行いました。活発な意見交換が行われ、様々な視点からの意見を聞くことができ、明日からの仕事のヒントも沢山見つかりました。 二日目は中村参議院議員の基調報告から始まり、視点をどこに置くか、どう感じるか、どう動くかを考えることの重要さを再確認しました。 研修会への参加によりいろいろな方々との交流の中から、いつもやる気と想いを頂きます。明日からまた気合いを入れてがんばります。
東海北陸ブロックカントリーミーティングin三重② 2010/10/01
今回、東海北陸ブロックカントリーミーティングに行かせていただき、ありがとうございました。1日目は情勢報告から始まり、課題提起がありました。課題提起されたものをもとにディスカッションを行いました。参加した分科会のテーマは、“個別ケアの視点から、重度化対応・看取り・認知症等のケア~介護業務の拡大と専門性確立”“現場視点、地域実態から「地域包括ケア」を考える~在宅と施設の連携、ニーズ対応”のふたつでした。グループ内で問題を話し合い、中でも一番多かったのが「人員不足」でした。その要因と方向性としては、介護の仕事にきついイメージがついてしまっている、ハードワークである、賃金が安い、制度と現場とのギャップ、利用者様の重度化により1人に何人かの職員がとられ時間がかかってしまう、といったことが挙げられました。その具体的な対策と行動案については、きついイメージを解消する為に、ボランティアを受け入れる、就業体験を実施する、学生を受け入れる、イベント開催時での啓蒙活動を行うこと、簡単に辞めてしまわないように個別ケアに取り組むことでやりがいを見つけること、賃金が安いことに関してはデイサービスやショートステイなどで稼働率をあげるといったことが挙げられました。私の方からは、周囲に実情を知っていただく為に、ホームページを活用して地域に発信し、それによって地域の方々に当施設で行なっている事を常にお知らせできるようにしていたり、職員を集めるきっかけにもなっていることと、トランスファーテクニックを取り入れて、腰の負担など軽減することができ離職率も大幅に下がり、周囲にもそれを知っていただくようにしていることを発言しました。トランスファーについては知っている方も何人かいらっしゃって、実際に取り入れ始めているという施設もありました。もっと話したいことはありましたが、時間がなく全て話すことはできませんでした。最後に課題からの制度提言・行動宣言を話し合い、人員配置基準、報酬の見直し、個別ケアの部分で基本的なことですが、利用者様への挨拶や声かけを毎日行うことが挙げられました。他にも、大声を出したり廊下を走ったりすることで、いらしていた家族の方などに大変そうなイメージを与えてしまうので、もっと余裕をもって過ごすことも挙げられていました。他のグループからは、職員のモチベーションUPの為に研修会の機会を多く設けることや人間関係の問題が挙げられていました。人間関係を崩さない為に、考えが違うからあの人とは合わないといった考えは良くないとの助言がありました。私たちの仕事は利用者第一なので、職員はみんな同じスタンスに立っているはずで、対立せずに話し合い、同じ目標に向かってそれが達成した時には一緒になって喜ぶ、そうすれば良い環境ができあがる、当たり前のことかもしれませんが、私たちはそれが必ずできているかと言ったらそうでないように思うので、その助言はとても印象に残りました。 私たちのグループのディスカッションで、重度化によって時間がかかるといったことがでましたが、違和感を感じました。重度化にかこつけて、逃げている様に感じました。重度化は簡単には止められませんし、仕方のない事だと思います。認知症に関しても同じ事が言えるかと思います。その方たちの為にケアをすることは、確かに時間もとられますし大変なことだと思います。しかし、その人の為になる、何か良いことをしようと思ったら時間はとられて当然です。単調な仕事をしているだけでは何も感じないので、何かを感じてやりがいを見い出すにしても、なんらかの仕事は増えます。忙しいからなんとかしてほしいということは誰もが思うことだと思います。しかし、やりがいがないと楽しくは働けません。やりがいを見つければ、いい個別ケアもできると思います。私もやりがいは持って働いているつもりですが、もっと頑張っていこうと思いました。 全てのディスカッションの報告を聞いて、施設内での研修会を開くこと、研修にいくこと、地域とのつながりを持つ為に情報を発信していくことなど、当施設ではすでにできていますし、継続できているので、とても素晴らしいことだと感じました。これからそれをやろうとしている施設もあります。いろんなことが充実している環境で働けるのは、とても幸せなことだと感じることもできました。利用者様の為に、施設の為に、もっと何かしていきたいと思いました。
第7期介護力向上講習会 第3回 2010/09/20
9月16、17日の2日間にわたり介護力向上講習会第3回に出席しましたので報告します。 今回は介護力における「水・メシ・クソ・運動」の中で、運動に関する歩行訓練について講習と事例検討会が行われました。 竹内先生からは、「高齢者が歩けなくなるのは下肢筋力の低下だと言うものがいるが、それはでたらめで、歩き方を忘れるため歩けなくなるだけで、再度学習すれば人は必ず歩けるようになる」とのことでした。 次回のテーマは、認知症のタイプ別のケアについてということです。
テーナユーザー会に参加しました。 2010/08/29
当施設が使っているオムツは「テーナ」という種類のものでそのオムツを使用している県内の施設が集まって日頃の取り組みの事例を発表し合い、グループディスカッションも行いました。 他の施設の事は普段分からないので良い所を吸収し合いました。 これからも水分摂取や歩行練習などの身体的な部分に着目してオムツのあて方や個々にあったオムツを提供し、良い排泄ケアを目指していきます。
岐阜県老人福祉施設協議会 第1回 研修会 2010/08/12
今回の研修は新人職員の研修ということで、社会人としての心構えや、ビジネスマナー、仕事の進め方などを学びました。 その中で、「ビジネスマナー」の基本として、身だしなみ、挨拶は相手への印象を決める上で、とても大事な要素であることが分かり、施設においては入居者の方へはもちろんのこと、外来の方全ての方に対して通じることだと思いました。 また、仕事の進め方としてPDCAサイクルというものがあり、計画、実施、評価、改善を繰り返すことで、仕事の質も向上する事を学びました。 現場で生かせることが多くあり、今後のケアに努めていきたいと思います。
通所介護計画書フォローアップ研修 2010/07/31
今週の26日、27日に横浜で通所介護計画書のフォローアップ研修会が行われました。昨年仙台であった研修と同様の物でしたが、通所介護計画書について再確認する事が出来ました。また、2日目の最後の方では同じ形式を使っている人が集まり、使い方や不便な点、課題を話し合う時間を設けて頂き、話をし、意見を聞く事が出来ました。そこで得た情報をもとに自分たちの所でも活用していきたいと思います。
第7期介護力向上講習会 第2回 2010/07/17
7月15、16日の2日間にわたり東京都渋谷区のフォーラム8にて第7期介護力向上講習会の第2回講習会に参加しました。 各参加施設から、水分摂取量が少ない方を対象に増加に向けた取り組みについての事例検討があり、施設間同士で活発な意見交換が行われました。 また、竹内孝仁先生からは、「他職種に負けない専門分野を介護職も持たなければならない」との熱い激励も頂きました。 次回、講習会のテーマは「歩行訓練」となります。 日中の活動量を上げる事で排泄の様々な問題解決につながっていきます。 当施設でも取り組んで行きます。
東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会 2010/06/24
6月22、23日の両日にわたり愛知県名古屋市にて東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会が開催されました。 1日目は、当施設でも取り組んでいるデンマークのトランスファーテクニックの小島ブンゴード孝子先生の記念講演がありました。 2日目はテーマごとに分科会に分かれ、他施設の研究発表を聞きました。 その中で、接遇について発表した施設があり、介護もサービス業であるとの考えから笑顔のあるあいさつ、身だしなみ、言葉、心遣いといった点について自ら省みることが大切とのことでした。 忙しさの中でついいい加減になってしまいがちなことについて改めて意識し直しました。
岐阜県老人福祉施設協議会西濃支部前期研修 2010/06/03
今日は岐阜県老人福祉施設協議会の前期研修会がありました。 大垣市にあるソフトピアジャパンを会場とし午前中は特定医療法人 楠会 高野政則氏を講師に招き「身体合併症介護における専門性」の講演を聞きました。 常日頃から施設で言われている体位、口腔ケアの重要性を再認識しました。 午後からは生活相談員、介護職員、看護職員、事務員の部会に分かれ話し合いを行いました。それぞれの部会で抱えている問題点をどう対応しているかの事例を挙げて検討したり、今後どう対応していくか、制度上はどうなっているかを話し合いました。 共通認識を持て大変有意義な会になりました。
第7期介護力向上講習会 2010/05/22
全国老人福祉施設協議会主催の第7期介護力向上講習会が東京で開催され、若園管理栄養士が参加しました。 当施設からは今回が4人目の講習会への派遣となります。 この講習会は、竹内孝仁先生を講師にお迎えし、高齢者の自立支援を目的に、特養のオムツ率ゼロを目指し、年6回の講習を通し、勉強していくものです。 当施設も過去3回の講習会への参加を通し、オムツ率の削減に努力してきました。 今年度も、意義ある講習となるよう全職員が協力して取り組んでいきます。
新人研修会 2010/05/09
当施設にて、5月6日~9日にかけて新人職員を対象とした研修会を行いました。 介護業務に従事する前に、当施設の職員として知っておくべき法人理念の話から、排泄、食事、入浴の3大介護の実技演習などを実施しました。 研修は終了しましたが、今後も初心を忘れず介護業務に励んでください。
職員研修会 2010/03/19
びわこ学院大学短期大学部の烏野猛先生を講師に迎え介護保険、介護報酬の仕組みなどの研修会を開催しました。実際の事例を交えとても分かりやすい研修会となりました。
社会保障プラチナセミナー 2010/03/11
平成22年3月9~10日の2日間に渡り、東京にて全老施協主催の社会保障プラチナセミナーが開催され、当施設より施設長、副施設長、吉田主任生活相談員、若園管理栄養士が出席しました。 高齢者介護・福祉事業の21世紀の日本経済の展望をはかるため、バラエティ豊かな講師の方々によるセミナーが開かれ、様々な立場・職業の方々の講演はどれも大変興味深く、示唆に富んでおり、あらためて気付かさせることが多い実りある研修となりました。
岐阜県社会福祉協議会西濃支部後期研修会 2010/02/05
岐阜県社会福祉協議会西濃支部後期研修会が「ハートピア安八」にて行われました。 当施設より施設長、副施設長、吉田相談員、若園管理栄養士が出席しました。 午前の部は「基本的な接遇マナー」と題し、私達が普段常識と思っているマナーが実は間違っていたり、改めてマナーの重要性をよく理解できる研修でした。 午後からは、各分科会に分かれ、他施設と日頃からの問題共有を通し交流をはかり、充実した研修となりました。
全国老人福祉施設研究会議(千葉) 2010/01/29
1月26日から28日にかけて千葉県幕張にて、全国老人福祉施設研究会議が行われました。 また、平成21年度全老施協広報コンテストのホームページ部門で当施設のホームページが最優秀賞に選ばれ、その表彰式が行われました。 この賞に恥じぬようこれからもホームページの内容充実に取り組んで参ります。
全国老人福祉施設研究会議(鹿児島) 2009/12/04
12月2、3日の両日、鹿児島県にて全国老人福祉施設研究会議が開催され、当施設から、新館の伊藤リーダー、吉澤CW2名の職員が参加し、分科会において研究発表を行ってきました。それぞれテーマは「職場環境の改善を試みて~トランスファーテクニックの導入~」「ユニットケアだからできる認知症ケアの確立」でした。また、吉澤ケアワーカーは奨励賞を受賞されるなど、大変実りの多い研修となりました。
第1回テーナユーザー会 2009/09/12
当施設で、ユニチャームメンリッケ株式会社が主催の岐阜地区 テーナユーザー会がありました。当施設より排泄委員を含め5名が参加しました。 会では、特別養護老人ホーム、老人保健施設、病院などの各事業所様の発表がありました。当施設からも服部副リーダーが発表をしました。どの発表もとても参考になり、良い所は当施設でも検討して実践したいと思いましす。又、意見交流会があり、各事業所様の貴重な御意見が聴く事ができとても充実した日でした。第2回があれば参加したいです。 (新館2階介護リーダー 伊藤良明)
栄養ケア・マネジメント研修会 2009/08/26
平成21年8月24・25日の両日に渡り、名古屋の名鉄グランドホテルにて、全国老人福祉施設協議会主催による栄養ケア・マネジメント研修会が開催されました。 当施設より、若園管理栄養士が、またパネルディスカッションのパネリストとして、水野副施設長が参加しました。 全国から300人近い参加者があり、会場は熱気にあふれていました。 新しい情報を得たり、他施設との交流がはかられ、充実の研修会となりました。 (文責:若園管理栄養士)
東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会② 2009/08/18
全国老施協 会長 中田氏 介護報酬3%アップ 働く環境 ⇒これから問われていく。 ⇒1人2万円アップと報道されているが… ・地域によって違う。全国統一ではなく評価してはどうか。 ⇒地域による差 施設ケアによる差 →加算 ややこしく難しい。しかし… とれるものはとっていく。 どう解消していくのか… ・特別養護老人ホーム待機者 45万人 ・介護辞職 ・老老介護 「いのちのバトンタッチ」 おくりびとの原作者 オバマ大統領 自分のたった一人の祖母の危篤の為に開会式を棄権して会いに行った。 ⇒日本では考えられない事。 お金お金で出来ていた価値観が変わった。 ・行き先が分からないから今が不安 ・明日が不安だから今が不安 ⇒明日をほかっておいて今を!!本当に安心が得られるのか? 「死」の不安をほったらかしにして今を安心して暮らせるのか? →誰でもあること ・現在 病院・施設で死亡 90%以上 ・昔 家で死亡 90%以上 ※「死」に携わるだけで差別されていた時代もあった。 人間挫折を繰り返す。心がゆがむ。 どうせするなら気持ちが大切。 ・いやいやしててもいいことが一つもない。マイナス思考。 ・やりたいと思ってするといろいろと成果が出てくる。 「死」を100%受け入れた時 ・ あらゆるものが輝いて見えた。 ・ 毎日見ているが、見落としている事がたくさん見えてくる。 死亡者→なくなってすぐはとてもいい顔をしていて、やすらか。 ※間違った価値観の中にいた。 丸ごと認めてもらう力→衰弱している。 ※人間中心主義 (人間中心の中に生きている) ⇒人間中心 かわいそう・人間の都合で殺してしまう。 例:トンボ かわいそうだから逃がしてあげて… ゴキブリ ほうき等で殺してしまう。 「死」とは何か… 大人たちは死を子供たちに隠して(隠ぺい)してきた。 ⇒死の瞬間を見ていない。頭で「死」を考えている・ 「殺してみたかった…」「殺してもまた生き返ればいい…」 少年の犯罪が増えている。 人間は必ず死ぬ。 死ぬ人が「ありがとう」と言えば 死ぬ人も「ありがとう」と言う。 いのちのバトンタッチ 人の心はいいもの。思いやりと思いやり。心交わっている。 分科会「看取り介護の実践」 愛知県 ウエルコートみづほ 看取る事への不安(大切さ、必要さ) 家族では不安が大きい ターミナルケア ・開始時期の判断が難しい。 ・各職の担当役割を決める。→定期的なカンファレンス 気持ちの変化→再度意向を聞く。(書面に再度記入する欄がある) 面会持、家族を交えてのカンファレンスを開く。直接説明をする 危険な場合→付き添いを希望される家族の為に宿泊室を開放する 職員のケア 不安が大きい。特に夜間の対応。こまめに勉強会を開く。カンファレンスを開く。 ※ターミナルケアは特別ではない。その人の生活の一部である。看取りに正解はない。個々にあわせる ・名古屋市 オーネスト熱田の社 過去の反省を活かす。 会議で昼間のケアを統一するようにした。 看取り経験者による勉強会を行った。(低栄養になるとどうなるのか、血圧低下・脱水等) 精神面 発言・表情の低下 こめい反応・目に見える事 看護 意識・反応なくても聴力は比較的残る 家族にしっかりと伝えてあげ、励ましてあげる。近くでお葬式等の話はしない。 環境 静かさを保つ。室温・湿度 部屋で職員・家族ともにすごしやすい環境を! 記録 事によって色分け 赤色は本人の発言 黒色は職員の対応等 勉強会 看取りが終わってから後悔がある 後悔がなくなることはない、後悔を少しでも減らす努力を! 訪室 他部署の職員も訪室し記録。 施設全体で取り組める。 入居者様とともに過ごす。→本人の為だけでなく部屋にTVを置く。 ※ 看取りになってからでは遅い。その前から聞いておく。嗜好・意向等 死亡診断書があれば公道は走れる。 ・岐阜県 県立飛騨寿楽苑 自分の死意識→幼い頃から身内の死で。 ⇒自然の流れだから仕方ないと認めている。受け止めている。 しかし… 入居者様だと特別だと思ってしまう、感じてしまう。 看取りの不安は消えない。 カンファレンスを行う。 ⇒職員間で生死観を育て合う。生死観、価値観は人によって違うが話し合いによって認め合う 看取り期→本人のクライマックス 死と積極的に向き合い利用者の生きる力に最後まで寄り添う。 日々の暮らし・その人らしさを大切にしながらケアを行う ・三重県 第二梨ノ木園 全体研修…グループ討議を行う 夜間の不安、危篤持の不安→マニュアルを作成 いつでも観察できるように部屋をスタッフルームの近くへ移動 家族へ状態報告だけでなく、家族の気持ちをやわらげる話も。世間話等 施設で出来ること・出来ないことを明確にし、書面にて署名してもらう 普段から家族・入居者様とのコミュニケーションが大切 ※尊厳わかっていたつもりだったが、施設に入所してからのことしか考えてなかったのでは? ・富山県 ふなはし荘 入居持…意思確認。延命治療をするのか。 →状態へ変化(途中で変更可)→家族確認(家族間で意思統一。家族内で意思が違う事がある。その際は身元引受人の方へ話す)→看取りへ 家族にも介助していただく。説明をし、姿勢・一口量・のみこみ確認等 日常生活の音が聞こえるように→居室の入り口を開けておく、リビングの他者のにおい、話し声 ※ 入居前の生活・人生を知る かかわりが大切、ターミナルになってからでは遅い ※「死」だけを意識するのではなく、「生」も意識 今をどう生きるのか、他のフロアも見に行く ※職員間の信頼関係。入居者・家族との信頼関係 一期一会 同じ日は二度と来ない ・助言者から ターミナルケア…怖い。でもニーズがせまってくる 勉強会を重ねて。特別養護老人ホームでは看取りが当たり前になってくる。 人は必ず死ぬ。「このじいちゃん看取りたい」と思えるようにスキンシップ。 ※家族だけでなく本人も不安 薬より効くのはあたたかく見守るのみ 特別養護老人ホームではどこまでやる? 点滴はいつまで?針が入らなくなるまで?? 点滴は苦痛を伴う。 ※NSなのかCWなのか分からないくらいがOK! NSが強いとCWが育たない(NSに頼ってしまうから) 家にたまたまNSがいるという感覚 特別養護老人ホーム 7割がなくなる 今日元気でも明日急変する。→ということを家族に契約時に分かってもらう ターミナルケア ・医師の協力が必要。医療なくてはターミナルできない 協力病院 大きい かかりつけ医 もっと親密にみてくれる人。 嘱託医 夜中きてくれるか?? ※死ぬまでほっとかれるのではないか?と不安。何が優先か。 家族が話したい時に聞いてあげる 「死んでから呼んでくれ」という家族も… 本当にいいのか?それでも無理な時は職員が見守ってあげる ※職員は家族を目指す! ①椅子に座ってもらう。車椅子は移動の手段 (たつ・座るはリハビリ)生活リハビリ 机62cm、椅子の後を1.5cmあげる(PT) ②園芸リハビリ 畑・田んぼ・花壇 土いじりが大好き! 出来たもので何を作る?入居者のほうが詳しい 介護度4~5の人の笑顔 「リスクマネジメント」いつも笑わないのに笑ってる? 当たり前の生活を!寝たまま何もしない。(寝たまま食事しない、排泄しない、入浴しない) ③くもん学習療法 老人学習。足し算引き算をする。 1対1で行う。その後にとても褒める。昔の話などをする。 <研修の反省> ・「死」についてとても考えさせられました。自分の時のことを考え、自然の流れで人はいつかは死ぬとわかっていても、亡くなっていく人も不安は大きいものだと感じました。「死」を受け入れる。とても難しいのかと感じました。特別養護老人ホームでは看取りが当たり前になっていく中で、どう対応していくのか。どうしたらいいのか。不安は大きいとおもいました。その為にカンファレンスを定期的に行ったり勉強会を開いたりと、少しでも不安を取り除いていければいいと思いました。居室内でも入居者様はもちろん家族の為にTVを置き入居者様と半日過ごされてみえる方もみえ、環境は入居者様だけでなく、家族・職員の為に配置替え等行っていきたいと思いました。現在は食事摂取が困難になると胃ろうを希望される家族が増えてきているそうです。しかし、看取りを行っている施設は50%以下だと聞きました。これから大切になってくると感じました。現在使用している見守りチェック表も看取りの方の記録としては見にくい部分や書きにくい部分があるのではないかと思いました。職員間・家族・入居者様とのコミュニケーションは日頃から大切なんだと改めて感じました。
認知症介護実践者研修 2009/08/16
5日間の実習を受けて、認知症の人ととらえるのではなく、人として一人の人間としてとらえることをどの講師の方も、言葉は違えど話されていました。 日々の問題を解決するツールとして、マンダラートの活用、センター方式などのアセスメントの活用などを、使用していく事で問題点をさらに明確化し、リスクの軽減、事故時の対応方法などを細かく考えていけるのではないかと思いました。 現在、事故報告書やヒヤリハット報告書を分析していますが、毎回の様に理事長、副施設長から言われているとおり、一つ一つの事故に対して考えることが、起こしてしまった自分たちの責任であり、その都度しっかりととらえていく必要があると思いました。 認知症介護実践者研修の事前レポートの中で、「認知症をどう多角的に、専門的にとらえるか」と言う事を書きました。しかし、一人の人としてとらえるという視点を頂き、「当たり前の事を当たり前に」「今、その行動はどんな気持ちなんだろうか」「なぜ?」といったような、日頃から言われている「考える介護」を実践していかなければいけないと再確認しました。また、理論に偏るのではなく、「傾聴」「共感」「共有」などの心を大切にしていこうと、再確認できた5日間になりました。 今回の研修により、来年度のリーダー研修、その後の指導者研修を受けたいと思いましたし、研修中に学んだ「成年後見人制度」についての理解を広めていきたいと思います。また、まず自分から行える一つとして「施設の中を走らない」「あいさつをしっかりする」「会話の中で、利用者様に選択して頂けるような声かけをする」ことを、まず率先して実践していきます。
東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会① 2009/08/16
第1日 全大会 記念講演では、「いのちのバトンタッチ」というテーマで作家・青木新門氏が講師として講演された。実際の自分の体験談を話していただいた。青木さんは大学中退後、富山市の飲食店を経営、その後、冠婚葬祭会社に入社、葬式の現場での体験を「納棺夫日記」として著し、ベストセラーに選ばれ、「おくりびと」と改題され映画化された。 当時は、死にたずさわる仕事は、他人から白い目でみられた時代であったと初めて知った。親戚や友達までも離れてしまい、青木さん自身も最初はいやいや納棺師の仕事をしていたが、あるひとつの葬儀での出来事がきっかけで心変わりすることができた。それからは、「いやいや仕事をするのではなく、どうせやるならきちんとやる」と心意気が変わり、服装やみだしなみに気をつけるようになった。心意気が変わり、身だしなみが変わったことで葬儀に参加する家族の方が、青木さんに対しての態度や扱いも変わったそうである。青木さんはある一つの出来事で「ありのままの自分をまるごと認めてもらえることが出来た」といっていた。 人には必ず死があり、その時目と目が交わす命のバトンタッチがある。残された人に「ありがとう」というと、残された人もまた「ありがとう」と思え、青木さんは死を通して見つめなおす事ができたといっていた。 青木さんの話の中で、人間行き先が不安だと今が不安になり、明日が不安だから今が不安。「幸せ」とは安心して生きることであり、安心した生活、老後、死。「死の不安」があるから、今を安心できない。その通りだと思った。人はひとりでは生きていけないし、支え合っていかなくてはいけないと実感した。またどんなに追い詰められていても、ひとりでもありのままの自分を認めてくれる人がいたら人は生きていけると感じた。介護の現場でも同様に、ありのままの利用者様を受け入れることが大切だと思う。また「ありがとう」と感謝の気持ちを忘れないでこれからも利用者様の笑顔のために働いていきたい。 第2日 分科会 第4分科会・「専門的ケアの実践」に参加した。 自立支援については、自分でできることは自分でやっていただき、出来ないことだけ支援し残存機能を活かして頂く事である。しかし、自分で出来る事とそうでない事を職員が理解していないため、自分で出来る事まで支援してしまっている部分があるのでもう一度見直すことが必要だと思った。 不穏状態緩和へのアプローチでは、行動観察と把握、医師往診と薬の服薬、落ち着けるような環境作り、スタッフ間の介護統一、家族の面会があげられ、新館1階でも一部の利用者様に対して考える必要があると思った。 水分チェック表については、時間と摂取量は記録してあるが、合計がないので、一目でどれだけ摂取したかわかるように合計の欄を作ったらいいと思った。今日はどれだけ摂取してどれだけ排泄したのかがその日の内にわかるようになれば、健康面のチェックにも繋がると思う。 今回、大会に初めて参加させていただき、他の施設のケアを知ることが出来た。助言者の方に「施設のケアの枠に利用者様をいれることにこだわっていないか」と言われ、利用者様の思いと違うケアを押し付けていないか、枠にこだわっていないかなど考えた。枠を外す事でその人らしいケアを見直すことが出来るのではないかと思う。人は感情で生きているので、心を支えてあげる事が大切だと改めて実感した。忙しいからといって笑顔がなくなるのはいけないし。専門職として顔をチェックすることも大切だと思う。職員が笑顔でケアを行わなくては利用者様も笑顔になるはずないし、笑いの中でみんなが過ごすことが理想だと思う。職員が共通したケアを提供することが大切であり、それが成功に繋がると思う。ちょっとした気遣いを一人ひとりがすることで利用者様に満足して頂けると思うし、それがその人にとっての「オンリーワン」になり、個別ケアにつながると思うし、利用者様と職員の間に信頼関係を築くことが出来ると思う。良い所は自分の施設にも取り入れていき、より良いケアを利用者様に提供していきたい。
経管栄養研修会 2009/07/12
全体会議の前に、味の素の奥野様を施設に迎え、経管栄養の講習会を行いました。 多くの職員が参加し経管栄養の知識をひろげられたと思います。
トランスファーテクニック講習会 2009/07/03
今回、デンマークより、小島ブンゴード孝子先生、PTのフランク・ニールセンを講師に招き、二日間トランスファーテクニック講習を行いました。 午前の部では、デンマークについて、福祉事情について、トランスファーテクニックの原則について講義を聞き、トランスファーテクニックの基本動作実技を行いました。 午後の部では、ベットでの上方移動介助、ベットでの側臥位・端座位への移動介助、ベットから車椅子・椅子への移動介助、車椅子・椅子で深く腰かけ直す介助、 床からの起き上がり介助の実技を行いました。 また、入居者さんの事例をあげ、検討、実践を行いました。 職員からは、今まで自分がやってきた介護技術との違いに驚き、強い興味がわき講習中に「おーっ」と言う声が本当に多く聞けました。 今後、全職員が「つらい介護からやさしい介護」を目標に頑張っていきたいと思います。
第5回トランスファーテクニック講習会 2009/05/25
今回の講習は、上方移動介助を中心に行い、またそれをつかった、課題に取り組みました。3、4名がグループになり、いろいろなやり方を発表し合いました。
第4回トランスファーテクニック講習会 2009/05/18
今回の講習会では、DVDを使用しての講習会を行いました。 第5回の講習予定の上方移動介助のいくつかの例を観てもらい、説明をしました。
第3回トランスファーテクニック講習会 2009/05/11
今回の講習会は、第1・2回講習会の質問、細かな所を意見交換しながら、行いました。 また、トランスファーテクニック7原則について、もう一度確認し、常に介助をする時は、頭に置いて取り組んでもらうように話しをしました。
第2回トランスファーテクニック講習会 2009/05/04
今回の勉強会は、立位・歩行・座る・車椅子、椅子でのずれを直す事を行いました。 日中の生活の中で、すぐに使える事だった為、参加職員さんから「あの入居者さんにいいね」等の意見が勉強会中に多く聞かれました。
トランスファーテクニック講習会 2009/05/01
4月より、当施設内で、スウェーデン式のトランスファーテクニックの講習会が開かれています。 立位、歩行時のトランスファーや、スライディングボードの使用法についてなど、職員同士が実技を交え、技術の習得に取り組んでいます。 今後も継続的に報告をしていきます!!
第1回トランスファーテクニック講習会 2009/04/27
今日より、トランスファーテクニック講習会が始まりました。第一回は、施設にある、4種類のベット、7種類のマット、車椅子の機能、使用の仕方について勉強をしました。 トランスファーテクニックをやっていくにあたり、福祉用具の機能、性能を知る事は、絶対に必要です。 全職員が再確認もでき、良い勉強会になりました。
第8回 介護セミナー 2009/03/15
平成21年3月11日(水)に中部学院大学関キャンパスで 行われた「第8回 介護セミナー」で実践報告をしてきました。 諸先生方の講演の間の時間で、自分たちの発表以外に中部学院大学の学生さん、県内にある施設のジョイフル各務原の職員さんの発表がありました。諸先生方の講演や実践報告を聴き学ぶことが多くありました。そして、会場に来られていた、ある病院の介護支援専門員の方に「感銘を受けました」と言って頂きとてもうれしかったです。
全国老人福祉施設研究会議① 2009/01/24
1月22日から23日の2日間にわたり、三重県四日市市の四日市ドーム及びその周辺会場にて、全国老人福祉施設研究会議が開催されました。 当施設からも、3つの実践研究の発表と、ポスターセッションに参加しました。 第2分科会では、新館2階の伊藤リーダー、北島CWが「重度化対応の課題と実践」というテーマで、研究発表を行いました。
全国老人福祉施設研究会議② 2009/01/24
第6分科会では、本館2階の服部副リーダーと吉田智彦CWによる「根拠ある介護実践の取り組みとその成果」というテーマのもと、発表を行いました。
全国老人福祉施設研究会議③ 2009/01/24
ポスターセッションでは、「バイキング料理の提供を通して」というテーマのもと、若園栄養士が、ポスターを作成し、当日、会場では他施設のポスターとともに張り出されました。 認定状授与式も当会場で行われ、中村会長より直接認定状を頂きました!!
介護力向上委員会② 2008/11/30
第4回委員会は的確なケアプランを立てられるよう、事例をもとに見直しを致しました。 フェースシート・アセスメント表から一つずつ問題点を見い出し、専門的表現を用いて課題を立て、ケアプランを作成する。 次に「そのケアプランを確実に行う為にはどのようにしたらよいのか?」という課題が挙がります。 ある先生曰く、「看護と介護が決定的に違うのは、ケアプラン(看護計画)を全員守るのが看護の世界、いまいち徹底して守れないのが介護の世界。」 適切なケアプランを作成出来たはいいが、それをどのように職員全員が守るシステムを作るのかが新たな課題として挙げられます。
生活相談員研修会 2008/10/09
全国老施協主催の生活相談員研修会に参加してきました。 全国から500名の生活相談員が集まり、「生活相談員とは?」という部分を講義や講演の中から学びました。 どうしても経験から、物事を考える事が多くなっており知識をきちんと整理することがなかなか出来ずにいましたが、ソーシャルワークや交渉術といった専門的な部分について学ぶ事ができ、今後の勉強の課題を頂いたように感じました。 また、講義の中で「その方のことを語れる相談員に」という部分があり、日々の仕事の内容を見つめなおす事ができました。 今回も、研修だというのにカメラを忘れ写真なしの記事になりましたことをお詫び申し上げます。
21世紀セミナー 2008/09/08
9月8日、9日に渡り開催された全国老施協21世紀委員会主催の21世紀セミナーに参加してきました。基調報告、講演などを聞き勉強してきました。中でも現在介護を取り巻く状況の厳しさは、新聞・TVなどでも報道されている通り厳しいものですが、それに対して、現場にいる自分たちがもっと大きな声を上げるべきだと痛感しました。 また、講演では企業に求められる人物像についての講演、いつも理事長より自分が口酸っぱく言われている「報・連・相」についての講演がありました。 「報・連・相」・・・。大切な事は今までの失敗などからも十分に分かっていたつもりでしたが、理論付けて話されている内容を聞くと今までの「つもり」が確信に変わりました。 これから、全職員間で「報・連・相」を適切に行えるよう更なる精進をしていきたいと思います。 また、岐阜県21世紀委員会の委員でもありますので、そちらの方も大きな力になるよう頑張って行きたいと感じた研修会でした。 すいませんm(_ _)m。写真を撮るのを忘れていました
東海北陸ブロック三重大会 2008/09/05
全国老人福祉施設協議会の東海北陸ブロック大会が三重県鈴鹿市で開催され、当施設より2名の職員が参加しました。 堀江CW「今回、研修で事例研究の発表を聞いてきました。当施設では行っていない研究が行われておりとても勉強になりました。具体的な研究として認知症の方々の問題行動についての取組みがありました。これは当施設においても必要とされる部分があるのでこの研修で学んだことを活かし役立てていきたいです」 吉田CW「理念あるケアの実践について研究発表を聞きました。ある施設で定期的に買い物へ行く企画を実施しているところがありました。その取り組みと成果を聞いて、私たちはもっと入居者の方一人一人の要望に応え満足していただけるような何かができるのではないかと改めて感じられました。ユニットならではの良いサービスをこれから提供していけるように日々勉強し頑張っていきたいと思います」
北欧式トランスファーテクニック 2008/07/21
岐阜県老人福祉施設協議会研修委員会主催の研修に参加してきました。 今回の研修で学んできた北欧式トランスファーは、私たちが今までおこなってきた介護からは、一見離れたものでした。それは手の握り方であったり、道具を活用し利用者の力を最大限に活かし、かつ介護者側の負担の軽減も行えるといった方法でした。 お互いに優しい介護ができるようになります。21日は3名の職員、22日には2名の職員が参加しました。研修終了後、この介助方法を施設内に広める為、移乗委員会の立ち上げを行いました。まず、施設内での活用を勧めていきます。
介護力向上委員会① 2008/07/16
文字通り、介護力の向上を目指す委員会で、全国老人福祉協議会主催で年に6回計12日間の日程で行われる委員会です。 「オムツはずし」がキーワードになります。外す為には2本の足で歩き全身の運動機能を高めることが不可欠で、具体的には①水分補給②常食③適切な排泄④運動の4つの要素が重要です。 第1回目の課題として①~④を含めた入居者様のアセスメント(実態調査)を実施し要介護4の方の歩行訓練を開始しました。今までの問題点として、水分量の少なさ、オムツ使用率の高さ、車椅子への依存が問題点として挙げられました。 歩行練習については、我々の予想に反して「歩いてみたいな」という希望を持ち、一生懸命に練習され少しでも自分の力で歩けることに対し、満面の笑みを見せてくださり、日々の生活でも口数が増えるなどよい効果が出てきています。 専門職として適切な知識を得、実践し続けていくことが重要だと考えています。これからまだ5回の研修があります。またここで報告できるよう職員一丸となり頑張っていきます。
東海北陸ブロック大会 分科会 2008/07/08
岐阜県老施協21世紀委員会のメンバーとして、分科会での司会を行いました。 全国老施協の斎藤先生をはじめとして、分科会参加者のあたたかい目に包まれ、無事なんとか司会という大役を終わることができました。 お世話になりました方々に、この場をお借りして感謝申し上げます。
東海北陸カントリーミーティング 2008/07/04
平成20年度東海北陸カントリーミーティングが7月1日2日の2日間に渡り、岐阜県高山市にて開催されました。研修の中で、グループディスカッションを行いました。その中で、認知症ケアについて話し合いをしました。自分が問題提起した「水分補給」についてグループ内で話しが盛り上がり検討を重ねました。他の施設での取り組み事項や工夫している所などを聞き、どうすればその方に水分を飲んでいただけるのかを話し合いました。いつの間にか自分が忘れかけてしまっていた「人間的な提供を行う」ことを再認識することができました。 このことを普段の介護に活かし、これからも頑張りたいと思うことができました。
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