「介護の仕事は自分には向いていない」。
仕事を始める前はそう思っていました。
けれども、実際に働いてみると楽しくて、毎日面白いと思うことに出会います。
つらいことももちろんありますが、6年経った今でも飽きることがありません。
そして経験を積んで分かったことは、僕がこの仕事に“向いていた”ということではなく、介護の仕事に向き不向きはない、ということ。
真剣な気持ちで取り組めば、誰でもやりがいを感じられる仕事だと思います。
この仕事始めて、「自覚」がすごく芽生えた気がします。
介護って一言で言っても、一人一人違うし、急に様態が変わることもあるし。
その時、その時が勝負なんです。
「どうしたらいいの?」って迷うこともたくさんあります。
そんな時、先輩にアドバイスをもらったりもしますが、やっぱり最後は自分で切り開いていくしかない。
でも、それがすごくやりがいだし、自分を成長させてくれる仕事だと思います。
私が担当している利用者さんが100歳の誕生日を迎えた時のこと。
そのお祝いパーティーを自分でいろいろと計画して、盛大にお祝いしたんです。
利用者さんは驚きながらも、今までにないくらいたくさんの笑顔を見せてくれました。
私はその笑顔がとてもうれしくて、今でもその日のことが忘れられません。
これからも一人でも多くの利用者さんを笑顔にできるよう、一日一日を大切に頑張っていきたいです。
「人間って、いくつになっても成長できるんだ」。
介護の仕事を始めて、そう思うようになりました。
寝たきりの方の離床訓練をお手伝いしたことがあるんですが、その方は少しずつ努力されて、ついにはトイレで排泄できるようになりました。
そんな風に利用者さんの頑張っている姿に、自分ももっと頑張らなきゃなと、勇気づけられます。
高校ではデザインを専攻していたんですが、介護の仕事がやりたくて、専門学校へ行き介護について学びました。
この仕事を始めて今年で3年目。
パートとして入った私が、今では副リーダーという責任ある役職を任されるようになりました。
後輩もたくさん入ってきて、教える立場になりましたが、まだまだ学ぶことばかりの毎日です。
介護の仕事をやっていてうれしいのは、利用者さんに頼りにしてもらえること。
何か困ったことがあると、自分を呼んでくれます。
自分が誰かの力になってあげられることに、とてもやりがいを感じます。
介護に興味にある人は、ぜひ一度、実務を体験してみてください。
専門知識も必要ですが、人と接することができれば、誰にでもできる仕事だと思います。大切なのは、知識より気持ちです。