効果的な施設事業所内研修の運営方法

令和３年１１月１０日に、介護労働安定センター主催の「効果的な施設事業所内研修の運営方法」講習を受講してきました。

今回の研修を受講し大切と感じたことは２点あります。１点目は研修考課は持続しないこと。２点目は研修参加職員は「積極的群」と「消極的群」に分けられ、特に「消極的群」へのアプローチが肝心という事を学びました。

研修効果は研修後３カ月で半減し、１年後には殆ど忘れてしまうという研究結果を目の当たりにし、自身の研修効果を見直すと大いに当てはまり驚きました。研修効果を持続させるためには、定期的なフォローアップ研修を取り入れることで効果減衰を鈍化させることが出来るので、次年度実施を検討したいと思いました。

研修参加職員の区分けに関しては「消極的群」は漠然としたことに対し理解が追い付かず、研修に参加してもつまらないという意識があるため、より具体的な研修到達目標の設定、楽しい研修の雰囲気づくりや積極的な研修参加についての処遇への反映を行う事で、参加率や研修への意欲が向上すると感じました。

研修の内容をフィードバックし施設全体の研修意識が少しでも良くなるようにしていきたいです。貴重な研修に参加させて頂き、ありがとうございました。