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Jun 11, 2017

「社会福祉法人 光道園 施設見学」

平成29年6月10日

福井県にある「社会福祉法人 光道園」の「養護老人ホーム 第一光が丘ハウス」「養護盲老人ホーム 第二光が丘ハウス」「特別養護老人ホーム 第三光が丘ハウス」を見学させて頂きました。

■施設概要

昭和32年創設。鯖江事業所と朝日事業所の2ヵ所で障害施設4施設、老人施設3施設および各種の在宅系サービスを複数経営している社会福祉法人。

≪基本理念≫

「愛なき人生は、暗黒であり、汗なき社会は、堕落である」

園訓「愛なき人生は、暗黒であり、汗なき社会は、堕落である」は、自らも全盲という障害を持ちながら、広く全国の障害のために光道園を創設した初代園長「中道益平」が、障害を通して貫き通した精神である。私達光道園職員は、この言葉を「光道園精神」として、いついかなる時も社会情勢が如何に変わろうとも、継承し実践していく。

「養護老人ホーム 第一光が丘ハウス」

1973(昭和48)年4月1日開設  定員50名 完全個室

65歳以上の方で、家族や住居、経済的状況などの理由により在宅生活の継続が困難な方が対象。

「養護盲老人ホーム 第二光が丘ハウス」

1975(昭和50)年1月1日開設  定員60名 完全個室

第一光が丘ハウスの入居条件を満たす方で視覚に障害がある方が対象。

「特別養護老人ホーム 第三光が丘ハウス」

1975(昭和50)年5月1日開設  定員70名 ユニット型

■施設見学をして感じた事

第一光が丘ハウス・第二光が丘ハウスのフロアは白を基調としておりキッチンがオレンジ色で統一されていた為、とても明るい雰囲気でした。床がとても綺麗な状態で、傷がつかないように椅子の脚にカバーをつけており、細かなところまで気を配っている印象をうけました。勝手ながら、目が見えない方を対象にした施設だと、点字や点字ブロックを設置しているというイメージを持っていました。ですが第二光が丘ハウスでは、養護老人ホームとほとんど雰囲気や内装も変わらず、フロアに着いたことが分かる様に手すりに目印が付けてあったり、一人ひとりの状態に合わせて居室に目印をつけているだけでした。始めから様々な工夫を行うのではなく、その方の能力に合わせ、残存能力を活かしながら生活して頂いているという事がよく分かりました。通路になる所には、物や、コードはなく、椅子も整理されており、歩行しやすい環境が整えられていました。

光道園の施設は各フロアに職員紹介やイベントの時に撮影した写真が掲示されていました。当施設でも、バイキングや写真を掲示しているが、職員紹介は無い為、家族様や入居者様に顔と名前を覚えて頂く為に掲示できるといいと思いました。

今回の施設見学を通して、当施設と他の施設の比較をすることができ、改めて、良い部分や改善したい部分を考えることができました。良い部分は今後も継続し、改善したい部分は職員間で話し合っていきたいと思います。