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Mar 27, 2017

いま介護現場に必要なICT導入促進セミナー

「いま介護現場に必要なICT導入促進セミナー・3月23日」 長野 傑

今回TOC有明コンベンションホールにて行われました「いま介護現場に必要なICT導入促進セミナー」に参加させていただきました。

現在高齢化と共に少子化も進み、介護職員の確保も難しく今以上の業務改善・効率化が必要とされています。自分たちの行う介助の質を落とさず、効率化・業務改善を行っていくためにも、次世代の介護技術が介護の現場には必要とされています。

今回のセミナーでは実際にICTを導入し、現場で活用してみての発表を聞かせていただきました。発表された施設のお話を聞いて参考になったのは、IT委員会なるものを設立し、現場に取り入れている事。ICTの導入は時短ではなく、業務の効率化、専門性の向上であるという事です。

イメージ的にICTと聞くと自分の中では介護をしてくれるロボットの話を連想していました。将来的には人材は必要とせず、ロボットが介助、といった話を想像していましたが、未来ではそうなっているかもしれません。が、今回の研修では、ICTの導入により書類・文書作業を効率化し、自分たち介助者はその分入居者・利用者様との触れ合う時間を増やし、介護技術を磨き、専門性の向上を図るというものでした。ICT導入による成功事例を聴かせていただきましたが、発表された施設も最初は苦労されたようです。自分が働く当施設では「福祉見聞録」を導入していますが、同じくなじみのない物ではじめは慣れないことも多かったですがやっとなじんできたのではないでしょうか。

自分が介護の仕事を選んだ理由の一つとして、機械やパソコンに自身がなかったのが正直なところです。今回の研修に参加して思ったのは介護の現場にもこれから科学的な要素は必須。今施設でも導入されている福祉見聞録を理解し、今よりさらに活用する事。自分のように機械が苦手な人間でも積極的に取り組んでいくことが大切だと学びました。

また、今より日々の仕事を効率的にすること、入居者・仲間の職員と楽しく、やりがいのある現場づくりをするためにはICTに限らず、新しいアイディアをみんなで出し合って導入していくことが大切だと、今回の研修参加し、学ばせて頂きました。

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