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Aug 30, 2014

平成26年度自立支援介護フォローアップ研修

■基本ケアについて
水・食事・認知症ケア・歩行と排泄の基本ケアに対しては特にその根拠を知ることができたのが大きな収穫だったと考える。例えば、今まではケアを行う時、水分はなぜ最低1500cc必要なのか、その具体的な根拠を知っていなかった。水分が大切なことはわかってはいるが、水分を摂ることでどのような良い効果があるのか、また摂らないとどんな悪い影響が出るのか、そこまでは深く考えていなかったといえるだろう。水分が与える影響を深いところまで想定していなかったのである。しかし、水分を摂ることで覚醒水準が上がり、歩行や排泄にも多大な影響を与えることを学べたことで、今後のケアに目的意識が持てるようになった。
■事例検討について
事例検討からの学びとしては、他の施設が行っている工夫や意識を知ることで、ケアに関しての視点を広げることができた。また、会場のスーパーバイザーの意見は、私が考えもしなかったことを次々とアドバイスされ、自らの介護力の低さを痛感し、更に学びを深めていかなければならないと実感した。また、伊藤係長の発表を僅かではあるが手伝わせていただいたことで、発表方法やその労力、そしてやりがいを知ることができたと考える。なにより、なぜ「自立支援」を行うのか、どのような目的で「自立支援」を行っていくのか、そしてどう具体的に「自立支援」を行っていくのか、伊藤係長の発表はもちろん、他施設の事例検討を通してそのことの本質を知ることができたと考える。
■研修全体を通して
研修での学びは、前述した通り様々なものがあった。自己研鑚ができたと同時に、今後ケアを行っていくにも大きな目的を見つけられたと考える。しかし、研修に関しての知識を自らの中だけで留めないようにしなければならない。研修に関しては、施設がそのお金を払い、交通費や宿泊費を出し、更に休みも保証しなければならないという多大な労力を捻出したからこそ私が勉強の場に参加することができたのである。この学びを利用者のケアに用い、また知った知識は職員の方にも伝え、情報共有しなければならない。それが研修に参加させて頂いた私の努めだともいえるだろう。今後も研修に参加させて頂ける機会があるのならば、施設の為、入居者の為に更に学びを深めていきたい。