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Jun 25, 2016

平成28年度東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会

大会テーマ「地域に描こう これからの介護」~自立する力・生きる力・支える力~

平成28年6月20日から平成28年6月21日の二日間、平成28年度東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会に参加さして頂きました。

20日の全体会では記念講演として、元ラジオ福島アナウンサー大和田新氏が『「伝えることの大切さ、伝わることの素晴らしさ」~東日本津波原発事故大震災から5年の記録~』というテーマで、被災地福島県の現在の状況の話や、震災で家族を亡くされた被災者の話を3つと、芸人の方と福島第一原発に行った時の話などをインタビューの音声や写真を入れながらして下さいました。大震災が発生して5年3ヶ月がたち、ニュースなどで見る機会が減ってきて、東日本津波原発事故大震災の事の記憶が風化している自分がいる事に気が付きました。まだ多くの被災者の方が、家族友人を失ったことや原発事故、風評被害などに苦しみが続いていて、震災関連死の中で福島は、事業の悪化や将来の不安などで自殺者が毎月出ていて、復興がまだ終わっていないということ知りました。そして、被災者一人一人の思いをくみとった復興政策が必要とされている事を知りました。講演の最後のほうに「現場に来て欲しい、直接、被災者に話を聞いてほしい」と話しおられました。今回、講演をきいて、福島に行って話を聞いてみたいと思いました。そして、東日本津波原発事故大震災のことでまだ知らないことが多いことが知りました。多くの亡くなられたことを知り、改めて命の大切さ、尊さに気づきました。このことから、命のことを考えなければいけないと思いました。

21日は第4分科会の『「中重度者シフト時代の生き残り策」~「看取り・認知症ケア」へ舵を切れ~』に参加しました。事例の発表を聞いていく中で、ミッケルアートや歩行機能の検査方法であるMMTなど知らない言葉が多く出て来ていて、介護の深さを知ったと同時に、勉強が足りないことに気づきました。事例の中で、結果を数字で出している事例が何例かありました。助言者の方も仰っていたのですが、今年度から特養への入居が原則、要介護度3以上なり、介護職員の負担が増えていく中で、目で見て解る数字だったり、様子の変化や反応だったりの成果が、仕事のやりがいにつながるのではないかと思いました。本当にその通りだなと思いました。継続して対応することは大変なことですが、それを続けた結果、良くなったら嬉しくなりますし、次も頑張ろうという気持ちにもなると思いました。看取りケアの事例で、家族様との連携の大切さを学びました。入居者様が最期までその人らしく生きてもらうことってなかなか難しいことが多い中で、職員と家族様と意見を交換し連携することが大切だと思いました。最後に助言者の方が、長く働いていると不自然なことに気づかないことがあり、気付き直していくことが大切であることを教えて下さいました。気付きを大切にし、直せないか職員同士で連携をとっていきたいと思いました。

今回、二日間の研修に参加さして頂き、学べること多くあり、実践できるところは実践していきたいと思いました。今回は第4分科会を参加しましたが、他の分科会の資料も頂けたので、読んでいき学んでいきたいと思いました。