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Jun 22, 2016

東海北陸ブロック

今回東海北陸ブロック・老人福祉施設、愛知・名古屋大会に参加させていただき、ありがとうございました。

研修会参加はデイサービスへ移動になってから初めてでかなり久しぶりだったのでとても緊張しました。

第一日目の全大会、一番印象に残ったのは大和田新さんの「東日本津波原発事故大震災」の講演でしょうか。実際当事者になってみないと分からない事や、今まで知りもしなかった真実がたくさんわかりました。今年自分は震災時の派遣スタッフ(DMAT)の登録も行いました。講演の中でデイサービスの人たちを高校生の少年が助けたお話がありました。とても感動しました。大勢の命を救う事は出来なくても、たった一人でもそういった場面で助ける事ができるよう、DMATの研修にも望みたいです。

第二日目、実践研究発表分科会では第6分科会「この地域の安心・安全な介護を守るために~デイサービスセンターの役割」の分科会に参加させていただきました。

6つの施設の研究報告を聞かせていただきましたが、中でも福井県の施設の「幼老交流」という言葉が印象的でした。この施設は保育園が同法人内にある事を活用し、保育園の子供たちの力・活動を通じ、デイサービスのご利用者様の生きる活力へ繋げよう、という取組でした。この施設ではご利用者様・園児の合同誕生会や園児たちとの流しそうめん、卒園式への参加等を日常的に行っているそうです。純粋に楽しそうだなと思いました。えりかの里のご利用者様方もかわいいお子さんは大好きですので、当施設でももっと子供たちとの触れ合いを通じての企画を今後取り入れ、楽しんでいただければと思いました。

どの施設の発表も目指すべきものは一緒で、やはりご利用者様方に施設で過ごしていただく時間を楽しんでいただき生きる活力としていただく事。それに対し職員一丸となって取り組み、意思を統一する事が重要だと感じました。今後も介護制度は変わっていくでしょうし、今までできていたことが出来なくなったりと、利用者・入居者様本人だけでなく、そのご家族の方の負担・不満も溜まっていくと思います。それを少しでも和らげることが出来るよう、日々ご利用者様に楽しんで過ごしていただき、ご家族の負担を少しでも減らせるように、これからもがんばっていこうと思いました。今回発表された施設に負けないように、これからもより良いケアに努めていきます。