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May 10, 2016

熊本市災害ボランティアへ参加のレポート

28.5.9 本館一階 伊藤 仁志

4/27.28と2日間、熊本市の災害ボランティアへ参加してきました。4/14に前震、16日に本震があってのまだ2週間足らずでしたので、余震も続くなか、行く直前まで行くか行かないか迷いに迷って決断しました。

まず、参加するにあたって大変だったのが、交通手段と宿泊施設の確保でした。車では行くには10時間以上かかるし、高速もあちこち通行止めで、たどり着けるか分からず。飛行機はまだ片道切符で帰りの便がなく。結局新幹線を選んだ訳ですが、今度は熊本市を中心に熊本県内の宿泊施設は全滅で予約が取れず、福岡県の博多で確保するのが精一杯でした。というわけで、2日間は熊本―博多間をボランティアのために新幹線で往復するハメに。また更に、新幹線の本数が減らされていて、2時間に一本のため超満員。初日の朝は立ち乗りの200%を超えているのではないかという状況でした。

残念ながら2日とも雨でお天気にも恵まれず、初日はボランティアの受け付けを済ませた後、5人グループに振り分けられて、(メンバーは熊本県3名、岡山県1名、私)市内の東家(とうや)家へ派遣されました。ボランティアは倒壊しそうな危険な場所には派遣されないので、派遣先の東家家のお宅では、落ちた瓦や家の中の家財道具の片付けと整理を行いました。水道、電気は通っていましたが、市内各地でまだガスが各地で復旧しておらず、熊本市は60万人都市ですが、2,3日お風呂に入らないのは当たり前。といった状況でした。10:30~15:00までの時間が設定された二日間。地震直後から避難されていた東家家のお宅も大半片付けることができ、被災されて大変な状況のでありながら、温かく迎えて頂いた東家家のご家族や、ボランティアメンバーとも同じ時間を過ごす中で、随分と仲良くなり、いろんな話、経験ができました。

自己満足で参加しているボランティアですが、東日本大震災での仙台市や、応援職員として派遣して頂きました福島でも思いました。全て行く価値ありです。

 

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