第３回はねっと口腔ケア研修

歯科衛生士が行う摂食嚥下について講義を聴く。今回の研修では「ただ知っているだけではなく人に説明ができなくてはダメ、分かり易い言葉で理解してもらうことが大切である。」ということで、講義の直後、二人ペアでお互いに自分の言葉で相手に嚥下機能の仕組みを伝える実習を行った。

言葉にして伝えるという事の難しさがあったが、講義直後どれだけ自分が理解していないかという事が分かり、人に説明することにより自分の理解力がアップした。

午後からは管理栄養士の方の講義の中で、片麻痺の口腔内を歯科で使用する表面麻痺を使って体験し食事をする、という実習を行い、噛む事、食べ物を丸め食道に送り込む事、味覚を感じることがいかに片麻痺だと難しいかという事が経験できた研修でした。

安全に美味しく食べていただく事が、健康につながり日々の生活につながり、そのお手伝いをしている事の重要性を改めて感じました。