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Dec 26, 2016

12月排泄委員会

排泄介助のスキルアップセミナーに参加してきました

排泄委員長 伊藤岳彦

セミナーに参加して、特に普段私たちが排泄のケアと思いやっている事は、ただの後始末であり、排泄介助とはその準備をするケアという事を学びました。当施設でも、その一環として水分・歩行・常食のケアを実施しており、排泄介助の方向性を改めて認識できました。また、実際の技術として、新たに以下の事を学んできました。

①声のかけ方次第で椅子(便座)へ深く(浅く)座って頂ける。(人はゆっくり声かけをすると深く腰を掛ける)、 ②オムツを初めてつけて頂くには冬、外すには夏が拒否なく行く事が多い(寒暖の利用) ③椅子からのずり落ちはオムツの不快感からくることもある ④排便の際のいきむ姿勢の男女差(男性は足を開き、女性は閉じる)や個人差(前傾や直立)(私は男なので、いきむ際は足は開くものだと思っていました) ⑤普段の記録は記入が目的になってしまっていないか、利用していかなくてはいけない。

 

     排泄委員 一色茉由

私のフロアでも日中に便が出ない方が何人かいます。水分提供の時に、牛乳もしっかりと提供しており、200cc摂取されています。歩行もある程度できています。しかし、トイレではなかなか便がでません。夜間その方の臥床されている姿勢を見ると、お腹を丸くして丸まりながら臥床されているので、夜間に弄便されたりします。丸くなったら力みやすく、排便もしやすい事を学びました。その方の日中のトイレ誘導時は、膝も広げていなく、前傾姿勢になられているのはあまりみたことがないので、もしかすると少し体を丸めたら排便される可能性が高くなるかもしれません。姿勢を変えるなどの工夫をしようと思います。もう一つは、私たちは普通にオムツをかえていますが、私たちもオムツをつけて一日中経験したほうが辛いという気持ちもわかります。私達が経験した上で、オムツを変える時に気持ちを考えて、声掛けを変えることやその方の気持ちが少しわかりながら行動すると、丁寧にできるのではと思います。