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Aug 27, 2016

8月歯科研修(症例検討会)

8月の歯科研修は症例検討会を実施しました。意見をする事に少し戸惑いと緊張が見られましたが、食事や口腔ケアについて入居者様にとってどのようにすることが良いかを職員全体で考える事が出来ました。

今回の症例で問題となっていたことは、口腔ケアに関して咬反射がありうまくブラッシングが出来ない事でした。各職種から意見を聞き、「Kポイント刺激やマッサージが有効ではないか。」「歯ブラシの挿入角度やブラッシングのタイミングを調整する。」「複数で介助し視野を確保する人、磨く人など役割を分ける」などのアドバイスがありました。食事が口から流れ出てくる事の対策として、食事前半は嚥下良好との事から、栄養価の高いものから食べて頂く事。ベッド上ではうまく嚥下できている事から、リクライニングの角度調整で顎のラインを床と水平にする事。また、口唇閉鎖を補助する事などが挙げられました。元々食べる事が好きな方であった。という情報もありました。

今回の研修を通して、まず問題を考え改善策を実施してみる。だめならば別の方法を考える。という姿勢が大切であること。そして、日ごろのリハビリが重要である事。食べる事への環境づくりをしていかなければならない事が課題となりました。今後経過を調査しさらに良いケアへと発展させていきたいと思います。

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