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Sep 17, 2019

岐阜県歯科衛生士会 スペシャリストセミナーに参加してのレポート

令和元年9月1日

歯科衛生士 廣瀬 絵里佳

 

『予防』が鍵となる地域包括ケア時代~Let’s think!歯科衛生士だからできること~をテーマに大分県歯科衛生士会の地域ケア会議の取り組みから、歯科衛生士が地域ケア会議に参加することの意義と参加にあたる為の知識等を座学で午前は学びました。

 

自分らしい暮らしとは自由のある暮らしである。そこから、自立支援=自由を手に入れること。そのためには生活課題の解決に導く必要がある。

できない事をできるように、できる事をもっとできるように支援していく考えが重要との事。私たち日本人の傾向として、歯科問題は後回しにしてしまう事が多いとの統計があり、必要時に受診につなげる支援をしっかりと行う事や予防を得意とする職業であり、口腔及び全身の機能維持に繋げるような取り組みを行う重要さを感じました。

 

午後からはグループワークでの演習を実際の地域ケア会議の症例に基づき行いました。会議ではプレゼン力が必要との事で、ICFの分類に基づき情報を模造紙にまとめ付箋で各々の知りたい質問と自分ならどの様な助言を行うか貼り付け、グループ内でまとめたものを全体で1分間発表しました。

実際の会議は当日配られた情報を3分~5分で各自黙読し情報収集するとの事ですが、その体験をしましたが、不慣れの為3分の2程度の情報を得られたかどうかの状態でした。情報収集力の向上が今後の課題であると確信しました。

 

今回は地域ケア会議という研修でしたが、施設歯科衛生士として施設内カンファレンスを行う際にもこの研修で学んだことを多々活かせると感じました。

助言をする際は5W1Hを意識して行い、多職種に分かり易い言葉、サンプルや模型を用いる媒体を配る等も取り入れていこうと思いました。

関わった方の人生がより豊かになるよう、多職種と協働して自身の持つ知識や技術による支援を行う様、日々努力をしていきます。