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Jun 5, 2021

『くるま 暮らし。社会不適合僧侶の究極ミニマル生活』 を読んでの感想

昨日のコラムではほんの触りのみで書きました。本日も全部読んでのものではありませんが、私なりの正直な感想を述べる事にします。『はじめに』に続いて車中泊生活のメリットが①~④まであるのでそのまま書きます。(まるでいい加減な学生の様にいわゆる[コピペ]ですが静慈彰氏の思いと私の考えを知って頂く為に敢えてその様にさせて下さい。

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メリット①「嫌なことゼロ。・・・僕は家に定住していないし、組織にも属していない。どこに行くか、何をして何をしないか、全部自分で決める。嫌なことから逃げる僕を、責める人はもういない。」

(私のコメント)何をしても絶対に嫌な事はありますよ。完璧に自分の思う通りになる事なんて無いですよ。自分の責任に於いて行動しているから誰も責めないだけ。自己完結はめっちゃ大変だけど、きっと慈彰氏は世人が大変と思う事を大変と思わない凄い方何だと思いました。

メリット②「週休5日。・・・家賃や宿泊費が不要。電気、ガス、水道、家の維持費も不要。自炊が基本。車のキッチンで飯を炊き、肉を焼く。だから僕は、週に2~3日しか働かない。平日の昼寝は気持ちが良い。」

(私のコメント)たまの休みに昼寝をすると『幸せ』と思う瞬間はありますが週に3日も4日もあると私の感覚では辛くなると思います。だって『趣味は仕事』と言っている人間だから。

メリット③「僕の車は狭いけれど、そのぶん自然との距離が近い。自然は僕を傷つけないし、僕が傷つけることもない。優しい雨音を聞きながら、僕は瞑想する。」

(私のコメント)閑静な所でのんびりと過ごす瞬間には『幸せ』も感じますが毎日だとそのように感じるかと言うと正直自信がありません。

メリット④「人や社会の中にいると、疲れて心が荒んでしまう僕だけど、こうして車の中に1人でいると、人恋しくなってくる。優しい気持ちになってくる。きみと笑い合える。」

(私のコメント)私は火中の栗を拾いながらひと時の充実感を楽しんでいる生き方なので慈彰氏のような生き方は出来ない。でも、笑い合える同志は多い方が良いと思っている。

48ページに『生きている実感』の中で「車中泊生活は、基本的に不便なものだ。いつでも使用可能なトイレがあるわけでもない。洗濯機もないそシャワーもない。電気、ガス、水道もない。夏は暑いし、冬は寒い。(少し略)それでも、毎日が楽しい。なぜだろう?「生きている実感があるからだ。文明社会で快適な生活に浸っていると、気付かぬうちに生きる力が弱っていく。電車が止まった時には「なんとかしろよ!」と駅員にわめくことしかできなくなる。自分でコントロールできることができなくなる。自分でコントロールできることが、いかに少ない事か。世の中は便利になった分、複雑になりすぎて、かえって不便になっているようにも感じる。車中泊生活は自己完結しているので、そうしたストレスもない。その反面、誰も助けてくれない。(少し略)良くも悪くも、自己責任」

(私のコメント)最後の『自己責任』の言葉をとっても重く感じました。つまり、自由人でいる為には我慢や手助けを求めない自信が無ければ出来ない。私はとても出来ないので私は私の生き方で行きます。私もこれでしんどい生き方をしていると思うのですがリピーターの皆さんはどう思われているのかいずれ聞かせて下さい。

※静慈彰著『社会不適合僧侶の究極ミニマム・・・くるま暮らし。』2018年12月19日発行。発行所「株式会社飛鳥新社」です。興味のある方は是非ご購読を。