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Aug 20, 2021

『悪循環になる前に』・・・一日で断ち切れた

私の小さい頃は文字通り『意志薄弱』で何か目標を決めたとしても何だかんだと言い分けをしては止めてしまう事ばかりで、その最たるものがこのコラムでも書いた『わら半紙に真っ黒になるまで英語の単語を書くかく大作戦』だったのですが、3人の内の剛君と宏君は見事に脱落してしまったのですが、宏君の脱落理由は「3日目にしてペンだこが出来て痛くて書けない。」との何とも情けない理由でしたが、一事が万事こんな調子で全く達成感のない幼少期だったように思います。

そんな私が頑張れるようになった最大の理由は何と言っても四国遍路だと思います。四国を集団で歩いていると私よりも体力がないと思われる方が必死になって歩かれているのに私が弱音を吐く訳にはいかんし、集団から遅れる訳にはいかんでしょ。「もう歩きたくない。」と思うような難所での山歩きやいつまでも続く階段(そんな事は決してないのですが)そんな時にもみんなは弱音を吐く事なく頑張っているのに私だけ脱落者になる訳にはいかんですから。そんな時に『一歩前に』を繰り返している内に目に見えない力を頂き元気になるのです。そんな中から達成感を身をもって知ることが出来て成長させて貰ったように思いますし、身体的な変化として冬場にあれほど悩まされた『霜焼け』が四国遍路を経験した次の冬のシーズンからは一切無いのです。これは私が『徳』を頂いたと言うべきなのかも知れません。

しかしながら「血の循環が良くなった」とか「丈夫くなった」とか色々な事が言えるのかも知れませんが私は純粋に『仏様による見えない力』だと信じています。

そんな訳で、昨日は出来なかったウォーキングとお経が一日で復活出来たのは「素晴らしい。宏君を誉めてあげて下さい。」と自画自賛です。今は(午後6時29分)家に帰ってきてコラムを打ちながら気が付いた事は昨日は朝も時間的に余裕があったにも関わらずコラムの原稿は一切打てず(「打たなかった。」と言った方がより正確だと思います。)和(なごみ)の施設に行って全体会議でしっかり職員さんに話をさせて貰い、その後本部施設に帰り昼食後はリモート会議が16時過ぎまであり、烏野先生がみえたので幹部会前に打ち合わせをして、幹部会の時間になり引き続きの会議となり、幹部会では結構に熱くなりながらの議論だったので時間もかかり、家に着いたのは20時過ぎで、お風呂の中でも布団の中でもコラムを打っていてコラムを打ち終えたのは22時過ぎになりました。

その時つくづく思ったのは「忙しい方が時間を上手に使う事が出来る。」と言う事でした。その事を痛切に感じたからこそ一日で復活できたのだと思いました。「小さい頃のひろっちゃんとは違うぞ」当たり前か私もよく考えたら68歳だった。いやいや、よく考え無くても68歳なのであります。いやいや、生年月日ではそうだけれどのますます活動的な私ですから毎日が充実している事に感謝すると共に毎日が刺激的な事に喜びを感じているのですがリピーターの皆さんはこんな私の生き方をどのように思って頂けますか。私は少なくても「今日一日何をしようか」の毎日は真っ平御免ですから。