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Jul 29, 2020

『新型コロナウイルス感染症対策フォーラム』で理解した事

令和2年7月29日

昨日『ぎふ清流文化プラザ』で開催された「コロナ社会を生き抜く『新たな日常』に向けて」と銘打った企画の中でパネルディスカッションが行われたのですが、パネリスト4人の内の村上啓雄先生(ぎふ綜合検診センター所長・岐阜大学名誉教授)と三鴨廣繁先生(愛知医科大学病院感染症科・感染制御部長)の二人の方は、明日午後6時から開催される『岐阜県高齢者・障がい者入所施設新型コロナウイルス感染症対策検討会議』で既に2回会議でご一緒させて頂いていて、親しくお話させて頂いているので一般対象のフォーラムでどのようなお話をされるのか興味を持って聞かせて頂きました。また、もう一人のパネリストの方の近藤サトさんは、フリーアナウンサーの方でテレビでもお馴染みの方なのでこれも楽しみに聞くことが出来ました。そしてもう一人のパネリストの方は古田肇岐阜県知事で行政のトップとして、どのような話が聞けるのかも楽しみにしてました。そしてパネリストの方4人共が岐阜県出身であった事には『粋な企画だな』と正直思いました。

会場に入り入場券をお渡しすると、顔がタブレットに写ると同時に体温を機械でチェックするのをクリアして会場内に入ると、3密を避けるように席が決められていて「流石」と思いました。村上先生からは「①手洗いの徹底。②30分毎に5分の窓開け③マスクの徹底④不要不急の徹底と話をされた後、手袋より手洗いの徹底が大切だと説かれたのは、常日頃私が言っている事だと思いました。また、三鴨先生から「コロナの対策がしっかり出来るまでには最低2年はかかるのでコロナと上手に付き合う生活が大切」と説かれました。近藤サトさんは土岐市出身のアナウンサーの方で、東京での生活が永い中で近所付き合いが無く『自分さえ良ければ』の感覚の方も多くいる事は否定出来ない。つまり地域への帰属意識が東京では希薄になっているのが問題だとの発言がありました。

そして古田知事からはコロナ禍であっても災害に備えて避難所の体制は必要で、災害時のボランティア活動に対する体制も常日頃から考えていかなければいけない。との話をお伺いして岐阜県行政のトップとして安心した生活の確保をされているのだから、私は私なりに入居者さんの命を守る事業者のトップとしてしっかりとした理念と実践が大切だと改めて思いました。

いみじくも、朝のNHKのニュースで山形県の最上川の氾濫についての報道がされていて、5分もしない内に烏野先生からメールで『山形県上山市の特養蓬仙園で全員が避難しました。』との連絡を貰ったので直ぐに全国老人福祉施設協議会の平石会長にその旨を連絡しました。その後全国老人福祉施設協議会の事務局の田中さんとも話をして、先程は(18時)防災対策担当副会長の峯田さん(山形県老施協会長)からお礼の電話を頂きました。

新規事業のための打ち合わせをしつつも新型コロナウイルス感染症対策もしつつ、災害対策についても対応して尚且つ、全国老人福祉施設協議会総務・組織委員会委員長として会員促進パンフレットの打ち合わせもしてと、私の能力の限界を超えたやり取りが続きますが、頭を切り替えながらこれからも頑張りたいと考えていますのでリピーターの皆さんの変わらぬ応援をお願い致します。