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Aug 3, 2022

この瞬間の為にお墓参りをしているのかも

令和4年8月3日

タイトルから言いたいことは朝4時25分にアラームが鳴り行動を開始して、仏間の若宮八幡大菩薩樣と内仏樣の水替えと蝋燭と線香に火を点け若宮八幡大菩薩樣でのお祈りと内仏樣に経を唱えていると汗が吹き出てきて、お参りを終えてから玄関を出て外に出ると本当に爽やかな風が吹いていて『健康に感謝』と素直に思える瞬間なのです。幸福地蔵菩薩樣の所に行くと帽子はゴムがしっかり効いているので、しっかりかぶられていたのですが前掛けは向かって右に寄っていたので直させて貰いました。この瞬間は幸福地蔵菩薩樣に合法的に近づく事が出来るわけで、これまた幸せな瞬間なのであります。(写真の通りです。)

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妙応寺(本当に最近理解した事なのですが『妙応寺』は正式には『妙應禅寺』と言うのです。)では本日と明日の2日間に渡って施餓鬼が行われるからでしょうか窓と言う窓が全部開けてありましたので、一昨日に幸福地蔵菩薩樣の帽子を持って来て頂いた方が「前掛けも作って頂ければ」と話をしていたのを翌日である昨日夕方に持ってきて頂いて感動していたので早速本日も昨日同様、本堂に入り大きな声で「おはようございます。」と声をかけると方丈樣が出てきて頂けて昨日頂いた前掛けをお渡ししました。これは、コラムによるソーシャルアクションだと考えています。

話題を変えます。当法人が障害者雇用に積極的に取り組んでいると言う事で昨年表彰をして頂いたのですが、その実践事例を9月に40分程度話をして欲しいと岐阜県商工労働部から依頼が来ましたので喜んで受けさせて頂く事にしました。特別養護老人ホームと言うのは生活全般の対応をするところです。しかも多くの方の介護も含めた生活をです。つまり、朝の起床介助から3度の食事、お風呂のお世話、着替え、就寝介助に1日を快適で楽しくしていく所です。食事を作って、洗濯をして、清掃もして、介護もして、デイサービスでの送迎での業務もショートステイにおける送迎や余暇や病院対応での送迎もと、ありとあらゆる仕事があります。そんな中で私は障害者雇用を『単なる人材不足の補填』としての活用ではなく、適材適所としての雇用としての視点で積極的に導入してきました。そう言う意味では障害者雇用だけではなく『高齢者雇用』『子育て支援』にも力を入れてきました。今回はその中の『障害者雇用』の実践についての展開についてお話させて頂くので、そのイメージをしっかりする為にコラムで少し述べさせて頂きます。

障害者故に仕事が出来ないのではなく、障害者の方の特性を生かして出来る仕事が特別養護老人ホーム・デイサービスでは色々とあるという事です。例えばデイサービスでの機能訓練の中で全盲の方をマッサージが出来ると言う事で採用して既に10年勤めて頂いています。但し、全盲の方に対する受け入れがしっかりしている事も採用が出来た理由に挙げなければなりません。と言うのは施設の食事の提供、施設の敷地内にアパートがあり通勤が可能な事も採用にとって有利に働きました。勿論職員たちの理解と協力も必要です。しかしながら色んな配慮をしていくなかから職員自身が気付きの多い職員となる事も有難い事だと思っています。

また、足に障害が有り施設内の移動は松葉杖を利用していますが、パソコン業務を中心に仕事をして貰っています。その職員は既に15年の勤続年数を数え実直な勤務態度は職員の模範となっています。また、特別支援学校高等部を卒業した職員が最初はシーツ交換や洗濯等の周辺業務から始めて介護福祉士の国家資格を取得して正職員として働いている者もいます。採用する側の配慮と職員の理解や協力によって立派に働いて貰えるのです。と言うような事を話したいと考えています。

リピーターの皆さん、色んな展開をしている社会福祉法人杉和会を今後もよろしくお願いいたします。