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Dec 10, 2020

だれの為の図書館なの

令和2年12月10日

関ヶ原町の広報を見ていて、私には不思議だと思った記事があった事について書きます。それは、関ヶ原ふれあいセンター内の図書館の案内でした。そこには、『年末年始の休館日』のおしらせで、令和2年12月28日~令和3年1月4日となっていて『この期間は、毎年返却ポストがいっぱいになります。本が傷む原因になりますので、延滞されている本はなるべく図書カウンターまで返却いただき、気持ちよく新年を迎えましょう。』と掲載されていたので先ず私が思ったのは、冬休みの期間に図書館で本を借りたい方も多くあると思うのですが、借りたい時に借りる事が出来ないのは如何なものか。と思った次第です。と言うのは私が平日の日にたまたまふれあいセンターの図書館を訪れた時には閑散としてました。お正月に図書館で借りた本をゆっくり読みたい方がおみえになるのではないかなー。と思ったから。まっ、そんな時は大きな本屋さんに行って購入すればいいのか・・・。

2つ目に思ったのは年末年始8日間もの休館と言うのが許されるのは如何なもんか。図書館と言え『サービス業』の位置づけだとすると、8日間の連続休館は考えられない。当法人の本部施設にあるデイサービスは平成10521日の事業開始で1年目の年末年始のお休みを施設長である私の許可もなく関ケ原町デイサービスと歩調を合わせて長期の休みのお知らせをしたとの事後承諾に激怒しましたが、(事業開始当初はそんな状態だったのです。)あとの祭り。この考え方を私は相いれない考え方。つまり、利用者本位の考え方をするなら「例え一人の利用者さんでも元旦からお風呂にもゆっくり入りたいし楽しみたい。とのお考えの方があれば事業を止めるべきではない。」との強い信念と職員の協力を得て2年目からは年中無休でデイサービスを実施してます。但し初めての元旦の利用者は1人でしたが、介護職員、看護職員、相談員の3人のスタッフを揃えて実施しました。「1人の利用者しかいないので止めるべきでは」との意見もありましたが、「1人でも利用したいとの申し出がある以上休むべきではない。」との強い意志で実施しました。そして翌年の正月は3人で、翌々年には9人になり、今年の正月の実績も9人でした。私にとっては、「お正月にも関わらづデイサービスをご利用して下さる有難い方々」と言う事です。

福祉とは「誰もが幸せになる権利を持っている。」ことであり、サービスとは「利用者さんにとって心地よいもの」と考えています。そんな中で福祉事業であれ、一般企業であれ『素晴らしい人材』に恵まれる事が素晴らしい事業の展開には不可欠です。そこで、リピーターの皆さんにお願いですが、新規事業の盲養護老人ホームは来年4月開設の運びです。岐阜県初(唯一)の盲養護老人ホームで杉和会の夢と共に働きたいと思っている方に是非エントリーして頂きたいのでご紹介も含めて宜しくお願いします。