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May 6, 2024

ガキ大将といじめっ子

令和6年5月6日

私が小さい頃は文字通り『虚弱児』であった事は、何度かこのコラムでも書いていますのでリピーターの皆さんはご存じの事と思います。そんな私の小学校・中学校(1学年1クラスだったのでクラス替えはありません。そんな中で)、あの頃の時代には『ガキ大将』とか『いじめっ子』と言われる存在がありました。常識的には虚弱で学校も休みがちな私は『いじめの対象』になってもおかしくない存在だったと思うのですが、不思議なことに『いじめの対象』になった事はないのです。『いじめる対象にすると泣き虫だから面倒臭い。』と言うことだったのか『その頃のガキ大将もいじめっ子も、現在のものと違う』と言う事なのかと、何故か朝の仏間でのお参り後のウォーキング&お墓参りの時に何の脈絡も無く思ったのです。と言うより、ガキ大将にもいじめっ子にも『守られる存在』だった様に思います。

そして高校に進学した時には、何故か中学時代に柔道の猛者で暴れん坊との噂があった同級生が一番の友達になり、それどころか何故か私を慕ってくれていて、当時の私は身長160㎝で体重45キロの華奢な高校生だったにも関わらず、目立つ存在であったのか所謂『反対勢力』から目をつけられる事も多かったのですが、全てその友達が解決してくれたのを覚えています。彼とは大学は違いましたが夏休みの伊吹山でのバイトも一緒で(伊吹山の9合目の売店で日本そばを作っていました。)お互いに大学を卒業してからも(私は1年遅れての卒業ですが)仲良くしていたのですが、彼は若くして亡くなりました。

今私は社会福祉法人杉和会理事長として110床と98床の特別養護老人ホームで、養護老人ホームと盲養護老人ホームの経営の責任者ではありますが、基本的には母秋江さんの『蒔かぬ種は生えない』との教えと、小さい頃に色んな方々に配慮して貰って今がある事に感謝しての頑張りだと思っています。もう少し突っ込んだ事を言うなら、私を産んでくれた母秋江は私が13歳の時に亡くなり、父進は38歳の時に亡くなったのですが、両親共に「孝行したいときに親はいず。」と言うことで事業を通じて両親に出来なかった『孝行』をしているように考えていますし、『困った時に助けて貰ったのを、入居者さんとその家族にしている』との思いでいます。

また虚弱だった私が元気に走り回れて、一日も休むことなく頑張れる事に感謝です。でもね、エライ時はしっかり寝ていますよ。ちなみに昨日は和合で午前4時15分に連絡があり、早くからの対応だったので、16時過ぎに本部施設でバイキング料理を頂いてから家に帰り、直ぐにお風呂に入り、18時から寝て22時に一旦目が覚めたので1時間、ビデオを見て再び寝たので5時前にはくたくたの体が元気になりました。それはそうですよね、しっかり10時間は寝たのですから。リピーターの皆さん元気になっても当たり前ですよね。