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Feb 3, 2022

一般社団法人が認可される意義について熱く語ります.

令和4年2月3日

私は『岐阜県老人福祉施設協議会』の副会長を10年させて頂き、会長に就任して9年になるのですが、会長に就任してから強く感じていた事は単なる名称を名乗るだけの組織では岐阜県社協の支援を受けなければ確固たる意志を持った対応が出来ず、忸怩たる思いでの活動しか出来ないと言うことで長く温めていた考えを形にする為に何年もかけて検討を重ねると共に会員の皆さんに理解を得られるように準備を進めてきました。そして本日はその集大成の一つとして、リモートではありますが岐阜支部の会員施設の説明会を開催させて頂きました。私は決して長く会長職に就いているから独善的な考え方で会を運営したいと考えてのものでは決してありません。

何事もそうですが、前を踏襲するやり方が楽な運営だとは思います。しかし、単に前の踏襲ではどんどん先細りしていくのが世の常だと思います。県社協を頼りながらの対応には限界があり自由な発想は出来ないのです。現実的な話としては、補助金事業を受諾しようとしても、無認可の組織だから出来なくて結局県社協を噛ませての受諾しか出来ないので、県社協の下請けのような形でしか出来ないのです。もちろん会員の皆さんの考え方も一つではなくて色んな考え方があります。特に多くの会員の方が「会費が上がってまで、一般社団法人の認可を受ける必要がない。」と言われました。

そこで、会費を上げなくても大丈夫の根拠を作るために岐阜県等に対して補助金が頂けるよう水面下で根回しをしたり、「事務局体制をきちっとしなければ、今より劣化してしまう。」との指摘にたいしては、人事担当の副知事さんにお願いに行き、確約を頂いたりとのこれまた水面下での活動を会長としてさせて頂きました。本日の岐阜支部会でのリモート会議でもきちっと説明させて頂きました。もちろん定款等についての検討にもかなりの時間を費やしましたし、途中経過の段階でも意見を聞く場面を繰り返し設けてきました。何事も完璧なものは最初からは出来ませんが、出来る限り会員の方々の意見に耳を傾け誠意を持って説明してきました。

もちろん、『今のままで良いのではないか。』との考えの方も根強く有ることは理解していますが、一般社団法人の認可が出来てから確実な実績を築いていく事によって理解して頂けるようにしていきたい。とも考えています。リピーターの皆さん。変革をするには色んな意味でエネルギーがいります。何事にも全力で立ち向かう宏くんに拍手をお願い致します。