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Mar 25, 2024

今年は咲かないと思っていた紅梅が咲きました。

令和6年3月25日

父進さんが、母秋江さんと結婚してしばらくして(昭和20年代半ばだと思いますが)購入した中古物件の家、私が小学生の時に(何年だったかは覚えていませんが)父進さんが新築した家の時も、私が新築で建てた家の時でも玄関先の庭に植えられている紅梅の木は恐らく樹齢100年近くになり、毎年3月半ばには綺麗な花を咲かせていたのに今年は一向に咲かないので「いよいよ寿命がきたのかな」と思いながら毎日2階の廊下から紅梅の木を眺めていたのです。

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そして本日、満開であっても写真の様に『お情け』程度ではありますが「咲きました」私は改めて「凄い生命力だ。」と思った次第です。私は紅梅の木の気持ちになって考え増した。それは「見てくれて喜んでくれるのであれば少しでも頑張って咲いて喜んで貰いたい。」と言う事ではないかと思っています。猫や犬を家の中で飼っている事により、寿命がどんどん延びていると聞いた事があります。文字通り『思いは通じる』と言う事だと思います。我が家の紅梅の木の太い幹は大きく穴が空いていて木の中から向こうを見る事が出来るのです。

私もこれから何年生きられるかは『神のみぞ知る』と言う事なのですが、生きている限り、人の役に立つ生き方をしていきたいと紅梅が咲いたのを見て改めて思った次第です。改めて古木の紅梅に「ありがとう」と言いたいです。

そして原稿を書きながら紅梅の木の事で思い出した事があります。それは、紅梅の木が古木であったの為に『サルノコシカケ』の立派なのが乾燥してあったのを大学時代にとってもお世話になった先生が癌に侵され先生の奥様から「若山さんの山にサルノコシカケがあったら送って欲しい」との手紙を頂き、宅配で送るより直接お持ちしたいと言う事で藤沢のご自宅に届けて一カ月くらいして奥様から「爪の色が茶色かったのがピンク色になった」との手紙を貰った事がありました。

この話は40年以上前の事ですからやっぱり我が家の紅梅の木は古木の中の古木だとも改めて確信しました。「古木の紅梅の木さん。来年も少しでも良いので花を咲かせて下さい。」リピーターの皆さん私はこんな人間ですがこれからも宜しくお願いします。