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Jul 29, 2019

性善説しかなかった私が疑う事を考えなければいけないのが悲しいのですが・・・。

令和元年7月29日

大垣花火に合わせての和合のお祭りが一日順延になり昨夜ありました。18時30分から昨年も好評だった『菓子撒き』が行われると聞いていたので18時前に行くと既に来場がなされており模擬店も始まっていましたので、場内を一巡して(いつもお世話になっている方々には挨拶をしながら)施設内の自販機で特茶を買い廊下を歩いていてビックリしました。施設内のトイレを解放している廊下までの所には、更衣室や理事長室や洗濯室や職員用食堂等があり、全ての部屋の施錠がしてないのです。尚且つ、私が施設内に入った時には事務所には誰も職員がいなくて事務所のドアが解放状態。確かにほんの短い時間だったのかはわかりませんが、このような状態に『たまたま』は許されないと思います。そこで私は玄関先の椅子にどかっと座り、先程自販機で購入した特茶を飲みながら門番のようにいましたら、地域の子どもさんが二人でトイレにきて、素足で行こうとしたので「スリッパ履いてね」と話しました。(だって、天然木の廊下を素足で歩かれるのは思いを持って施工した私としてはたまらんから)しばらくすると施設の職員が戻ってきたので「事務所待機なの」と聞くと「ピッチ(外線がとれる電話)を持っているから大丈夫です。」と答えたので私は思わず絶句。一呼吸おいてから「事務所に誰もいないのは駄目だよ。それから、トイレまでの部屋は施錠した方がいいな」と指示しました。『平安之福』とは言いますがリスクは限りなく少ない方が良いと考えていますし、参加されている方を疑う訳ではありませんが、万が一何かが起きたらいけないので。だって最近の出来事で京都のアニメーション映画製作会社にガソリンを撒いて火を点け多くの死傷者が出たニュースがあったばかりですよ。この事件は誰もが予想だにしてなかった事でしょ。いわゆる『想定外』と言うこと。リスクヘッジはしっかりすべきだと私自身22年の施設運営の中で学びました。決して本日の表題で書いた『性善説』を否定した生き方になったのではなくて、結果論ではなくてプロセスを大切にしたいとの思いからの考え方です。確かに大きなイベントとなれば色々としなければいけない事が沢山ある事はわかるのですが客観的な目で見ていく事の大切さは単に「忙しいから」と納得してしまうのはいけないなと痛感しました。但し、私がこのように覚めた目で評論出来るのも和合の施設は最終的には私が責任をとるにしても、佐藤施設長さんと言う存在があるからこそ文字通り客観的に見通せるのだと思います。うだうだ書きましたが盛大に尚且つ無事に終えた事は職員とボランティアの方々の頑張りがあったればこそ。今回『焼きそばコーナー』が長蛇の列だった事等も来年に生かして貰えればより素晴らしいイベントになると思います。取り敢えず頑張ってくれた皆さんと多くの参加をして下さった皆さんに感謝をしたいと思います。

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