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Jul 14, 2019

新人職員に『喝』と再認識

最近一生懸命の中で失敗をした職員が元気なく落ち込んでいるとの報告を受けたので、遅出勤務の出勤時に会わせて別室で話をしました。

最初は何を言われるのかと緊張してたので、「失敗してから元気がないとの報告を受けたが本当か」とストレートに聞くと元気なく「はい」と答えたので、「仕事着の上下が黒だというのに表れとるな」と話しすると「どういう事ですか」と聞いてきたので、「格好からして私は元気がありません。と言っているようで、入居者さんに失礼だぞ」と言ってから「失敗はあってはならないけど、失敗を糧にして素晴らしい介護職員にして貰うんや。つまり、失敗した事を繰り返さない事で、入居者さんに恩返しするしかない。」と言うと大きく頷いたので思わず私は「私の今日の服を見て見なさい。背中には大きな鯛が描かれとるやろ。この絵を見た入居者さんはその事を話題にして話が弾み、お互いに元気を貰うんやぞ。」と話をして、「デイサービスの北島部長も失敗したり、やっていることが上手くいかなくて落ち込んでいる時に、今と同じように話をして今があるんや。勿論私も入居者さん、利用者さんからいっぱい教えて貰って今があるんだよ。」と話しして、勢い余った私は「私がこんなに話ができたり、色々な場面で動けるようになったのも、色んな失敗の中から学んだからや。中学生までの私は対人恐怖症の赤面症で失敗を恐れて何も出来ない子だった。高校生になりいっぱいいっぱい失敗したけど失敗を恐れず行動した事によって色々な事が学べた。勿論失敗した時は迷惑もかけたけど私に代わって謝ってくれた父親がいた。今回の失敗についてはフロアの責任者もカバーしてくれて事なきだったわけで成長の糧にしなさい。」と話ししている内に職員に目力が出てきたので、「今日から今まで以上に大きな声を出してフロアを明るくしてな」と話しして元気にお礼を言って指導は終わりました。

真面目だからこそ悩み苦しむ。その中で私を含めた職員は人生の大先達との関わりの中で成長させて貰える。何て素晴らしい仕事なのかと職員指導の中で改めて思いました。いやいや、指導したのは私ですが指導する側が教えられる事がいっぱいありました。そして、強く思ったのは『お世話させて頂ける事に感謝』と言う事でした。一生懸命に生きている事にも感謝です。リピーターの皆さん、こんな日々を頑張っている施設に来てみて下さい。