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Mar 28, 2022

施設でクラスターが発生したら・・・

令和4年3月28日

コロナは収束に向かっているとは言え、まだまだ油断を許さない状況がある中で、万が一施設においてクラスターが発生した時には『施設内でクラスターを完結すべし』と言う考え方が出てきている。沖縄県では、施設の職員の陽性者が陽性者の入居者のお世話をしていた。との報道まで出ている。保健所によっては「施設には嘱託医が配置されていて、看護職員がいるのだから施設内で完結すべし」と言う考え方のところもあると聞いています。しかしながら特養における嘱託医の配置についての考え方は『健康管理』が主たる役割だと認識しています。

特養においては常勤医師が配置されている施設はほんの僅かであり、クラスターが発生した時の対応までは出来るような状況ではないのが現状です。つまり、現状認識もしないで『特養でクラスターが発生したら施設で完結すべし』はあまりにも現状認識からかけ離れたものと言わざるを得ません。勿論、受け入れる側の病院にとっては、コロナに感染したからと言っても、症状が軽くて、しかも認知症で徘徊されるような方の対応には苦慮されると思いますので入院受け入れを躊躇さるる対応を取りたい気持ちも理解できます。では、どのような対応がベストかと言うと、多くの入居者さんや職員に感染して入院が難しい状況の時には『感染症専門看護師と医者等に施設へ応援に来て貰い、施設の中を『グリーンゾーン』『イエローゾーン』『レッドゾーン』にわけて、感染症対策をしっかり施しながら施設の職員に対策を留意して貰い二次感染、三次感染を起こさなくて陽性者の対応をしていく事によって収束に導いていく事だと考えています。つまり、何でもかんでも施設でお世話をすると言うのではなくて、きちっとした体制をとったうえで対応することが寛容だと思います。蔓延防止対策は解除されましたが、決して『ゼロ』になったわけではありません。

確かにコロナ対策にへき易されてみえる方のたくさんおみえになると思います。しかしながら、油断なく『コロナ対策』を万全にして、『ウィズコロナ』で過ごす事が大切な事です。『感染症』や『伝染病』は生命が有る限りどんな化学力、科学力が提案されても『ウィルス』も進化し続けます。それが自然の摂理なのです。だから、落ち着いてきた頃に進化したのが出てくるのです。(今の第5波は『オミクロン株』)何れコロナの治療薬は市販されるようになると思います。だからと言っても、リピーターの皆さん、手洗い、うがい、検温は習慣化して、健康な毎日をお互いに送りましょう。私はまだまだ、大変な日々なので、今朝も4時38分のアラームで起きて頑張っているのですが闇が晴れたら美味しい料理と美味しいお酒を飲める日を楽しみにして頑張りますので応援宜しくお願いします。