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Nov 22, 2022

明るくなるのが段々と遅くなります。

令和4年11月22日

確かに仏間でのお参りを終えて家を出たのは5時23分と言う事でいつもより少なくとも7分は早かったとは思いますが、それにしても外は真っ暗でしたがラッキーな事にお星さまは綺麗に見ることが出来ました。しかしながら、冬至の日まではまだまだ日にちが有り、日の出は遅くなり、日の入りは早くなるのだから、「朝のお墓参りは少し暗さ対策をしなければいけないな。」と考えています。さて、話は変わりますが高齢者の人身事故の話題がよく新聞やテレビで報道されているので、本日はその話題について私なりの考え方を述べる事にします。

一昨日の19日に福島市で97歳の高齢者の方により5人もの死傷者を出した事件についてはリピーターの方の中にもご存じの方もおみえになるかと思いますがあまりにも悲惨な事故と言わざるを得ません。勿論個人差はあるにしても97歳で運転されていたのは驚きです。インターネット情報ではありますが97歳で容疑者となられた方は福島県歌人会に70年以上かかわられていて、会長も勤められて今も顧問をされているとの事が掲載されていました。

私はこの記事を見た時に「先生はいつまでもお元気でうらやましい。」等と言われていて、「まだまだ若いもんには負けんわい。」と思われていたのではないかと思います。だからこそ、97歳でも色んな所に出掛けられていたのだと思います。しかしながら、自覚症状がないまま、知らず知らずの内に身体機能も認知機能も衰えていたのだと思います。きっと周りの方でも「いつか事故を起こすのではないか。」と思われている方はあったのではないでしょうか。事故が起きてからでは取り返しがつかないのです。「だったら免許証の返納をすればいいではないか。」との意見が何処からともなく聞こえてきそうです。私もその意見については賛成すべきだと思いますが『ただし、その考え方には条件付きでの賛成なのであります。

つまり、家族が「車の免許を返納すべき」と言うのであれば、今迄自分で運転をして好きに出掛けられた分のせめて半分でも車の運転を家族がすべきだと思います。と言うのは車の免許証が無い事によって『行動範囲』は絶対数減ります。つまり、毎日毎日の生活の中にメリハリのある生活が保障されないのです。私は高齢者の色んな面を見て来た者として免許証を返納された方の厳しくなった生活を沢山見てきました。私の父進は生涯車の免許を取らなかったので、私が大学生になり免許をを取得した時には取得した日に中古車とは言え車を購入してくれました。そう言う意味では息子に対して非常に甘い親であった事は間違いありませんが、車を運転する事が嬉しかった事もあり、可能な限り父進が行きたいと言う所には運転して行きました。

だから、80歳で他界する2か月前までは関ケ原歴史民俗資料館で好きな仕事をしていました。他界する2か月前に病院に入院するまでは。リピーターの皆さん私は思いっ切り親には甘えてきましたが、その分私が出来る事は精一杯してきました。それが私のスタンスなので、お世話になった方には今でも全力で対応します。お世話になっていると言う意味では地域の皆さんにもお世話になっているので私が出来る事は精一杯頑張ります。と言う事は今私が「私の趣味は『仕事です』」と言えるのは今の仕事が天職だからだと思うとまたまた『感謝です。』