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May 19, 2021

昨日の内覧会にいの一番に入場されたご夫婦の思い

令和3年5月19日

内覧会の対応をする職員達が9時からの入場を待ち構えていて、9時になっていの一番に受付をされたご夫婦があり事務所にいてその様子を見ていた私は芳名録に書かれた住所を見てビックリしました。だって、その住所は名古屋だったからです。私が瞬時に考えた事は、「遠い所からいの一番に受付をされたと言う事は、優・悠・邑   和(なごみ)に余程の期待をされておみえになったのだろう。」と。そのように思った時の私の行動は自分で言うのも変ですが『すばやい』です。つまり、私の名刺を握りしめ受付をされたご夫婦を追いかけました。そして、浴室の説明を聞いてみえたのを確認して職員の説明が一段落したタイミングで声をかけました。話をさせて頂いていて確信したのは『視覚障害者の為の盲養護老人ホームを造らせて貰って良かった』と言う事です。このご夫婦のご主人の方のお父さんは飛騨地方で奥さんを亡くされてからは一人で生活されていて、だんだんと視力を無くされて一人での生活は難しく息子さんは仕事の関係で転勤が多く、近々勤務地が遠くなるので、その前に父親が安心して暮らせる施設を探してみえたと言う事でした。話をさせて貰う内に息子さんはの気持ちとしては「父親には絶対にこの施設に入居して貰いたい。」と言うのがわかりました。と言うのは話の中で「父親は昔気質の職人で頑固で尚且つ戦時中の話を(ご本人さんは91才)繰り返し繰り返し話をする面倒くさい人間だ。」と不安そうに話をされるのです。そこで私は「そんな事は気にして頂かなくても、大丈夫ですよ。何度も話をされたら、その都度新鮮に聞くのも大切な事ですし、それもコミュニケーションとして大事な仕事ですから。」と話をすると安心して頂けたと思いますす。そして、「どのようにして新規事業の事を知りましたか」と聞くと「昨年末の新聞に写真入りで大きく掲載されていて、父親が入居出来るのを強く望んでいて、早くに出来るのを祈っていました。」と話して頂きました。本当に困っている方は多くみえる事を理解したのは入居希望の相談を吉澤施設長がたくさん受けていたからです。ただし、相談の内容を後から報告を聞き、あくまでも『養護老人ホーム』なので『経済的弱者』であることも措置入居の条件であるので、契約入居するだけの支払いは難しい事に直面される方もみえました。この問題を解決するには制度上の多くの問題を解決しなければいけない現実を私自身改めて知りました。昨日と本日の2日間が盲養護老人ホーム優・悠・邑   和(なごみ)の内覧会だったのですが、2日間で300人以上の方に来て頂けたのは、岐阜県初の盲養護老人ホームだと言う事を岐阜新聞、中日新聞が大きく取り上げて頂けたのは大きかったのでしょうが、それにしても、これだけの方に来て頂けたわけですから期待に沿うように頑張らなければと考えたいますので、リピーターの皆さん。立派に成長していくように見守っていて下さい。