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Jun 29, 2022

普通、歩きますか。

令和4年6月29日

昨日18時から彦根にある東福寺において護摩供養法要があると言うので(毎月28日です。)17時前に施設を出て参加しました。東福寺について不思議な少年に出逢いました。その少年は埼玉県からヒッチハイクで東福寺に来たとの事。しかも、岐阜市内で降ろして貰って夜中の午前零時から歩いて東福寺に14時に着いたとの事。しかも、何も食べずに歩いて来たとの事。大まかに距離は60キロです。歩き続けたとして時速5キロ(かなりの速足ですが。)12時間かかります。

2時間の仮眠を取ったとしても「速足で歩き続けと言う事ですか。」昨日の昼間の気温は35℃前後あったと思われるので「良くぞそんな過酷な条件の中で熱中症にもかからずに歩けたものだと感心しています。あまりに不思議な少年なので疑問に思った事を聞いてみました。「夜はどんな所で休んでいたの」と聞くとその少年は「夜に公園なんかで休んでいると警察に通報されてしまうことが多いので夜は歩いて昼間に休息を取ります。それに、夜の方が昼間よりは気温が低いので。」とサラッと答えられて私は「この子はこういう事に慣れているんだ。」と思いました。

また、「空腹でも大丈夫な生活習慣があるんだ。」と感心もしました。14時に東福寺に着いた少年の対応をした方によると「こんなに食べれるのか。と思えるほどに食べたのでビックリしました。」との話に私は思わず「人間も食い溜めが出来るのだ。」と言うのが正直な感想でした。その少年と住職である静慈彰さんはどれほどの関係かはわかりませんが静慈彰さんの『来るものは拒まず』の真骨頂だとは思うのですが、この少年は初めて東福寺に来たと言うものの「実に機敏に動く」いわゆる『今どきの少年ではない。』とも正直思いました。護摩供養が実施され彼が太鼓をたたく事になり、その流れの中で般若心経を太鼓をたたきながら唱えるのですが何度も般若心経を間違えてしまった事を全ての事が終わってから聞くと、「正直上がってしまいお経が飛んでしまった。」と詫びれる事無く正直に言うので「こんな素直な子が今どきいるのだ。」とこれまた感心してしまいました。

次に護摩供養で静慈彰さんが、真剣にお経を唱えながら護摩木を火の中に入れ出した時に私は自分の体に異変を感じました。と言うのは一生懸命に般若心経や不動明王様のご真言を唱えている時に私の肩が異常に重くなりました。たったそれだけの事なのですが今回も護摩供養に来て良かったと思っています。リピーターの皆さん、こう言うのは理屈では無いので私はこの様な現象を素直に受け入れています。私が弘法大師空海(お大師さん)によって導いて貰ったのは高校2年の夏休みに四国遍路に行き、自暴自棄になっていたところから救って頂きました。

そして2度目は私が社会福祉法人杉和会を設立するに当たって大変な時にも救って頂きました。そして今も3度目の救いを求めています。今までの2回についてはみんなで救って貰ったのですが今回は孤独な戦いでのお願いだったのですが東福寺に月1回参加させて頂いていて色んな形で救って貰える様に思える様になってきました。リピーターの皆さん。今回も自分の世界に入った形のコラムになってしまった事申し訳なく思いますがご理解下さい。

結局お大師様にすがっている私が見えてきました。