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Sep 27, 2022

本日、安倍元総理の国葬に対する私感

令和4年9月27日

憲法にしてもルールや規則にしてもその時々の権力者が作るもの。だから、時の権力者によっては苦しめられる事もあるし、とんでもない状況におかれる事もあると言う事です。今のウクライナで起きているロシアによる侵略もそうだと思います。ロシアの場合は今のロシアでの権力者は『プーチン』です。プーチンが絶大な権力を掌握したことにより、反対したら強制的に拘束される。『核』のボタンを押す権力者であり誰一人プーチンを押さえる事が出来ない。だから戦争状態が終わらない。日本の歴史の中でも江戸時代の5代将軍徳川綱吉が『生類憐れみの令』を出して庶民を苦しめたと言われているし、第二次世界大戦に日本が突入した時は軍部が絶大な力を持ってしまったからだと思います。

確かに参議院議員選挙中での応援の為に訪れた奈良県で凶弾に倒れたと言う非業の死は同情すべき点はありますが、だからと言って『国葬』に値するかと言うのは別問題だと思います。安倍元総理の国葬を早々に決めた岸田総理の思惑通り国葬報道がされた当初は支持率も万全だったものの『旧統一教会』との関係や旧統一教会の選挙協力や、旧統一教会関連の組織と政治家のつながりがどんどんと明るみになる中で、岸田政権の支持率が急降下している中で私が一番思う事は、「安倍元総理の権力は絶大だったんだ。」と言う事です。

『森友学園』『加計学園』『桜を見る会』等の疑惑について、ワイドショー等で大きく取り上げられても安倍元総理が司直の手にまで捜査がいかなかったにもかかわらず、安倍元総理が亡くなられてからどんどんと明らかになっていくと言うのはとても分かり易い図式だと思いました。本日のお昼のワイドナショーでは、国葬を前にして諸外国の要人との会談が報じられていました。私は国葬を前にした会談を持つことにどれほどの有効性があるのか甚だ疑問を持っているのですが、その様に思われている方は私だけではないと思います。確かに岸田総理の『顔見せ外交』としての意義が全くないとは言いませんが、国葬前の少しの時間で何か有益なものが花開くとは思えない・・・。「国葬に多くの予算が注ぎ込まれてけしからん。」との声も多いように思いますが、私はそのことはともかく「費用対効果がどれだけ見込めるのか」と言う視点で考えても正直「・・・。」と言うような気がしています。

私は、宗教が政治に結びつく事が悪いとは思いません。但し、宗教とは拠り所とするものであり、救って貰う存在です。私の知り合いにも新興宗教にのめり込み、商売が上手く行かずに破産して、本人は大病の末に若くして亡くなってしまった方がいます。私は救われる為の拠り所である以上困った時に救いの手を差し伸べるのが肝要だとかんがえているので、多額の寄付等を強要するのは宗教の仮面をつけただけの詐欺師集団だと思います。勿論一生懸命の中で救われた方もあるのかも知れませんが家が破産状態になって、子どもや孫にまで強要するのは考えられない。そんな集団が脈々と組織として認められていたのは許しがたい。但し、『人の噂も七十五日』と言う事にならない様にしていかないといけないと思っています。私は安倍元総理自身が国葬を求めていたのかは甚だ疑問なのですが、リピーターの皆さんはどう思われますか。