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Apr 10, 2024

考えてみたら我が家も高齢者のみ世帯です

来週4月16日は私の奥たま『かをりさん』の66歳の誕生日です。

その日は次男夫婦と孫娘も参加して誕生会をするのですが、誕生会の事をふと考えていて「66歳と言えば高齢者の仲間入りで奥たまも高齢者の仲間入りをしているんだ。本来であれば昨年気が付くべきだった。」と思った次第です。私は来月16日に71歳になるので当然の事ながら『高齢者』ですから、夫婦のみの家族で二人共『高齢者』ですから文字通り『高齢者のみ世帯』になるわけです。

平成4年に児童養護施設を退職して、個別指導だけでは若山家の生活は火の車だったので児童施設の拠点を造るべく(情緒障害児短期治療施設)奔走して土地の確保(親戚の方が20000㎡を無償提供する確約を頂いていました。)をしたうえで建設計画としてパーツまで作成してその当時の岐阜県児童家庭課に持ち込んだのですが、「若山さんの思いは理解出来るが児童施設はこれから少なくても10年は造らない。」との回答を得て、思いっ切りの挫折を味わいながら沈んだ時期(3カ月程)を経て、中部地方でその当時福祉の中心者であった吉田宏岳先生(社会福祉法人杉和会設立時の筆頭理事)からのアドバイスで高齢者施設の立ち上げを決意しました。

そして一番最初に行った事は関ケ原町の高齢者実態調査でした。その当時も私は関ケ原町内に住んではいましたが、殆ど町内での活動をしていなかったので町内の民生委員児童委員の方にアンケートの依頼を1軒1軒していくのも苦労しましたが、どの民生委員児童委員の方も心良く引き受けて下さり、その集計については吉田宏岳先生の言葉添えで大学等の教科書を手掛けられている(私もいくつか執筆させて頂きました)出版社の社長にして頂きました。今から30年近く前の事ですがその集計結果でも、独居の高齢者も高齢者のみ世帯の方も多くみえました。その頃の私は40台前半で自分の問題として捉える事は出来ませんでしたが、44歳の時に法人認可を頂き、45歳の時に本館の事業を開始してから、がむしゃらに25年が経過していく中で本部施設に新館を建設して、大垣市に和合の施設を垂井に盲養護老人ホームの事業開始をして200人近くの職員を抱えるまでになりました。

リピーターの皆さん、私は決して欲得で施設を造ってきたのでは有りません。地域に必要だと考えたから頑張って来たのです。気が付けば『高齢者のみ世帯』です。しかしながら頑張れる限りは頑張りたいと考えていますので健康に留意してこれからも地域の為に頑張りますのでリピーターの皆さんこれからも宜しくお願い致します。