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Apr 28, 2022

調子に乗ってしまいました。

令和4年4月28日

昨日は『たけのこ祭』を終えてお裾分けのたけのこの味噌汁とご飯をタッパーに入れて、和(なごみ)の14時からのお参り及び全体会に間に合うように出掛けました。14時からのお参りの前に吉澤施設長と打ち合わせをしてから、お参り会場である会議・研修室に行き皆さんにご挨拶をして仏間に上がりました。

仏間に上がりながら「最初の頃と比べると随分雰囲気が柔らかくなったな。」と感じました。和(なごみ)の入居者さんは毎日お経を唱えられていることもあり、皆さんが大きな声で唱えて頂けます。お経を終えてお話をさせて頂いた後、間髪を入れず「理事長さん歌って」の声を頂き「私もそのつもりでいました。」と答えて「いつもいつもサブちゃんでは申し訳ないので今日は布施明さんの『シクラメンのかほり』を歌います。と言う事で皆さんが一生懸命に手拍子をして頂き気持ち良く歌わせて頂きました。

但し男性入居者の方で手拍子もされないし一見寝てみえるのかと思える方があり、しかも一番前に座って見えたので気になっていました。そんな中で歌い終わるとこれまた間髪入れず「アンコール」の声と共に皆さんからの手拍子を頂き、私が「アンコールはやっぱりサブちゃんでいきますか。」とつぶやくと、今迄寝てみえたのかと思っていた男性入居者の方が「今の布施明の歌は上手かったのでもう一曲布施明で頼みます。」と言われたので私はめちゃくちゃ嬉しくなって「そんなに上手でしたか。」と男性入居者の方に投げかけると「布施明より上手やで」との答えに「そんな事はないと思いますがそれではもう一曲も布施明さんの曲で『霧の摩周湖』を歌わせて頂きます。」と言う事で2曲目も布施明さんの曲を歌わせて頂きました。

これは全く持って私にとって想定外の展開でまるで「豚もおだてりゃ木に登る。」の様な状態で気持ちよ~~~く歌わせて貰いました。歌い終わるとしっかり手を叩きながら「本当に上手や。プロみたいや。」と言って頂いたので「CDを作ったら買って下さい。」等と軽口を叩いていました。私は今後私の為にも上手だと言って頂いた男性入居者の方の事を『歌の審査委員長』と言う称号を差し上げたい気分でいます。この様な会話が出来るのも昨年5月に垂井町梅谷地区に施設を設立させて頂いたからだと思うと嬉しくなりました。ただし、施設がハード面もソフト面も素晴らしい所だと言う事を広く知って頂いて健全な経営・運営が出来るように頑張って行きますのでリピーターの皆さんこれからもよろしくお願いします。

なお、先般このコラムで「私の祈りの時間の蠟燭と線香が家で余っていたら送って下さい。」と書いたら早速に届けて頂く事がありました。これは、決して蠟燭と線香を買うお金がないと言う事ではなくて、私の願いを共有して頂きたいとの思いですので悪しからずご理解下さい。