所在地マップ お問い合わせ よくある質問 在宅介護についての質問 個人情報保護方針 サイトマップ 
banner-mini
Sep 17, 2021

責任を取らない体質(体制)なのは何故

令和3年9月17日

日本の医薬品研究に対するレベルは決して低いものではないと思うのですが、このコロナ禍での状況をみると「外国が新しい治験薬を承認して使い始めた。」と言っては「だったら日本でも承認するか」と言う状況が続いているように思えて仕方がないのですがリピーターの皆さんはどのように思われますか。確かに『完璧な品物を届ける』のが良いに決まってます。しかしながら、今回のコロナ対策は待ったなしの状況があると思うのです。私はいつも職員には「薬や点滴は人間にとって異物を入れるわけだから考え方によっては毒だとも言える。だから必用最低限にしたい。」と言っています。

だけれども今の現状はコロナに効く治療薬を欲しています。もちろん、異物を投入するわけだからしっかりとした治験は必用だけれども「早く世に出して欲しい」と言うのが本心です。しかしながら、テレビの報道を見る限り日本では、なかなか承認されないのが現実のように思います。

私は自然の摂理として、何らかの障害を持って生まれるのは、おおよそ1%と言われています。野生の動物の場合は障害があると言うことはイコール淘汰される運命にあるわけです。しかしながら、人間は障害を持った方との共生が出来る社会が望ましいと言う事です。私は極端な考え方かも知れませんが仮に治療薬が出来て10万人に1人の割合で副作用が出るからと言って承認されないと言うのはあまりに不合理な考え方だと考えています。

10万人の内9万9千9百9十9人が助かり、1人が厳しい状況になるとしたら、その一人の方を全力でサポートすれば良いのではないかと考えています。どうして日本ではこのような対応が出来ないのかと言うと助かった報道はあまりされなくて、駄目だった事ばかりがクローズアップされるマスコミの対応にあるのではないかと私は思っています。

この事はリピーターの皆さんの中でも批判的な考え方をお持ちの方もあると思いますが早くコロナが終息する為にはそのような決断も必用だと考えている次第です。リピーターの皆さん。私のコラムのコーナーの中で自由活発な意見を交わせたらと考えていますので、是非とも参加して頂けると嬉しいです。