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Jun 4, 2021

静慈愛彰(しずか じしょう)氏に会いに行きました

令和3年6月4日

静慈彰氏は静慈圓大僧正の次男であり現在は20年間無住だった彦根市にある『東福寺』の再興に尽力されていてるのですが、19歳の時には家に1年間引きこもりの生活をされたり、『車での生活』を4年間されたりと、凡人の私では経験出来ない生活をされて、今は不惑になられてもなお、自由人として自分自身の姿を追い求められている希有な方なのであります。今回でお会いするのは4回目なのですが、本日は本音トークをしっかり聞いてきたのでお話します。本日は優・悠・邑   和(なごみ)の竣工式前日には仏壇のしょうね入れを静慈圓大僧正と共にお経を唱えて頂き、竣工式当日は静慈圓大僧正の書のパフォーマンスの介助役をしていただいたお礼に滋賀信行会の内藤会長のの案内で行きました。車をお寺の駐車場に入れると慈彰(じしょう)さんが出迎えてくださり本堂(多分)から上がろうとすると足の踏み場もない状態に驚きましたが、慈彰さんは慣れた様子で振る舞われて取り敢えず本尊さんが見えるところに行くと、しっかりと思いを語って頂け私は思わず「器用な方だ」と感心しました。雑然としたなかではありましたが台所はきれいに片付いていて客室の部屋もアンティークな思いを和洋折衷に改装されていて、床の部分には自分で描かれた大きな鯉が何匹も描かれていて色んな才能の持ち主であることや、お客さんを招いた時の遊び心が至る所にあり感心するばかりでした。私も若い頃(26歳から38歳まで)児童養護施設の指導員だった経験談を話をして、慈彰さんの車生活の4年間や今の改修にかけら れる思いや人生観に共感したり反感を持ったりするやり取りであっと言う間に時間が経ち、帰り際には慈彰さんが書かれた『くるま暮らし。』(社会不適合。究極ミニマル生活)の表題で裏表紙に「お寺を3回クビになり、元妻から逃げ続けて離婚、何もかも嫌になり、車に乗って旅に出た。そのまま、どこにも帰らなかった。もう何にも縛られない。僕は自由だ!」と書いてありました。本日はそのまんまの慈彰さんにお会いしてカルチャーショックと共に自己責任の重さを改めて知りました。いっぱい描きたいけど限界ですので、本の紹介共々明日にしますので、リピーターの皆さん。明日のコラムを楽しみにして下さい。