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Feb 2, 2022

10時からリモート会議があるので少しゆっくりしていたのですが・・・。

昨年の暮れに看取りになり、夜中や明け前に連絡が入るのではないかと毎日構えていたのですが1ヶ月以上点滴1本、腕にふしゅが出てきてからは点滴も無くて、凄い生命力だと思っていた方が本日8時前に亡くなったとの連絡を貰って、急ぎ施設に行きました。本日は10時から全国老人福祉施設協議会制度政策検討会があり、午後からは21世紀委員会の研修の開会の挨拶をして、途中で研修を抜けて総務・組織委員会の4役会議に参加して終了後はカントリーリーディングの実行委員会がある予定で(終了は16時30分)1日バタバタの日だと考えていたので、少しゆっくりしようと考えていたのですが、「体調が良くなったのなら頑張りなさい」と言う事なのか、連絡を貰って急ぎ施設に行きました。多賀先生の死亡診断書には『老衰』と書かれていて、「1ヶ月以上よく頑張られた。」と思っているとご家族の方がおみえになり、家族の方々と今後の対応をどのようにするかとお話をする前に「この1ヶ月は本当に頑張られたので私は本当によい勉強をさせて頂きました。」と正直に話をすると、ご家族の方から「平成29年9月に優・悠・邑さんにお世話になる前にいた老健では、全く元気がなくて、施設を変わっても長くは置いて貰えないと思っていたのですが、優・悠・邑さんにお世話になり、しばらくすれて驚くほど元気になり最後までしっかりと看取りまでして頂きありがたかった。」と言って頂き、私は「この事を職員に伝えたら励みになるな。」と思いました。当施設においては当たり前になっている湯灌もさせていただき葬儀の段取りのお話も出来た段階で9時45分。最後のお見送りはリモート会議があり出来ないことをお断りわをして、事務所に戻り、リモート会議の準備をしました。10時からの検討課題は大きくは2つでした。一つには『認知症』への対応についてで、私は認知症について、あまりに医療に重点がおかれる事なく介護の重要性を大切に出来る体制を構築しなければいけないと改めて思いました。2つ目は『介護・看護の配置基準』の問題です。リピーターの皆さんの中でもご理解されている方はあるかと思いますが、現在の配置基準は『入居者3人対職員1』なのですが、当施設では『2対1』でないと色んな展開が出来ないと思っての体制を維持している中での『4対1』の提案を『損保ジャパン』が提案していると言う事が示されての検討に入っているとの事。『3対1』でも考えられないし、現実にそのような体制を取ったならば職員は月に8回は夜勤をしなければならないし、当施設の大きなイベントである夏祭り等は絶対に出来ない。確かに効率化は求められるが『無断』のなかに楽しみがあり、入居者さんや職員の生きざまに効果があると私は考えているのですが。国は効率化の先に何を求めているのか。私は国が言った事でも駄目なものは駄目なものとはっきりと示していきたい。