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Oct 9, 2021

本日は『鬱陶しい』とは思わなかったです

令和3年10月9日

昨日の朝は我が家の老猫『リッド』が階段下の所からからんでくるのを『鬱陶しい』と思っていたのですが、本日はよ~く寝たし爽やかに午前4時50分のアラームで目覚めたので、昨日の『鬱陶しい』が本日は『いとおしい』に変わった事に私自身幸せな気分になりました。まだまだ難題は山積みですが、盲養護老人ホーム優・悠・邑    和(なごみ)の入居に対しても岐阜県による支援が具体的になってきたし、県内の市町も動きが見えてきたのでこれから、『如何に素敵な施設なんだ』を理解して頂ける展開にしていかなければいけないと考えています。本部施設の本館が事業開始した時(平成10年)も先代理事長と共に市町村の行政への挨拶回りを精力的にしました。具体的には例えば入居希望の方が福井県敦賀市にみえるとの話があった時は直ぐに連絡を取り敦賀まで行って対応しました。入居が決まったにも関わらず「入居を1ヶ月延期して欲しい」との連絡を受けた時には丁寧に理由をお聞きすると「美濃加茂の病院に母を迎えに行く予定でいた主人が手術をするので施設に送っていけない。」との事だったので、「それであれば私が施設の車に奥さんをお乗せして迎えに行きます。」との事で対応したりしました。私にとっては『当たり前の事』としていたのですが、「優・悠・邑では親切な対応をしてくれる。」との噂がひろがり、想定以上の展開が出来ました。その当時の岐阜県の担当者の方の中には「1年でも満床にならない」と言われていたのですが、5ヶ月足らずで満床になりました。ただし、今回は措置施設であり、尚且つ養護老人ホームなので、特別養護老人ホームのような入居がきまっていかないことは理解してます。しかしながら、厳しいからといって手をこまねいていたのでは何もよい結果は産みません。先月30日には県議会の議題に取り上げて頂きその流れの中で今月12日には岐阜県視覚障害者福祉協会と盲養護老人ホーム和(なごみ)の関係者と岐阜県高齢福祉課の三者がアソシアの大会議室をお借りしての検討会が開催されます。全国47都道府県の内、岐阜県を含めて4県のみなかった盲養護老人ホームを建設した高揚感だけで満足しているわけには行きません。『火中の栗』を拾った以上は制度面での矛盾点を整理して投げ掛ける事をしていく必要もあると考えています。具体的には「視覚障害者の方中には家の中でとじ込まれていて問題が見えない事もわかってきました。だったらそれでよい。との考え方があるのでは無いか」と言う事です。視覚障害者の方を受け入れて、例えば「ヒマワリを始めてさわってみて嬉しかった。」と言う方がありましたし、「生まれて始めて流しそうめんを体験したけど楽しかった。」など、施設入居されて活動的になり『楽しい日々』を過ごされているのを理解すればする程、視覚障害者の方の『快適』を追求していきたいと考えています。リピーターの皆さん。視覚障害者の方の為にも頑張っている社会福祉法人杉和会により多くの支援をお願いします。

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